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平成20年度決算審査特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2009年11月10日
平成20年度決算審査特別委員会(第2日目) 名簿 開催日:2009年11月10日

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  1. 生駒市議会 2008-11-10
    平成20年度決算審査特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2009年11月10日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯委員長(山田正弘君) おはようございます。それでは、昨日に引き続き、ただ今から審査いたしますが、会議に先立ちまして、あらかじめ委員長の私から申し上げます。  答弁者も含め、発言される際は、当市議会会議規則第113条第1項の規定に従い、簡潔明快にされますようお願いいたしますとともに、会議規則や委員会条例の規定を遵守されますよう、重ねてお願いいたします。  それでは、ただ今から審査いたします。  なお、本日の会議につきましては、報道、市民の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯委員長(山田正弘君) 最初に、環境文教委員会の所管に係る各議案等について、資料の一覧表のとおり、順次審査いたします。  まず、議案第78号、平成20年度生駒市一般会計決算の認定について、関係部長から順次説明を受けます。  まず初めに、清家生活環境部長から説明をお願いいたします。清家部長。 3 ◯生活環境部長(清家 衛君) おはようございます。昨日に引き続きましての委員会審査、ご苦労様でございます。  それでは、生活環境部が所管しております決算につきましてご説明申し上げます。決算書の80ページから81ページをお願いいたします。  款2、総務費、項1、総務管理費、目11の交通対策費のうち生活環境部が所管いたしておりますのは交通安全対策や駐車・駐輪対策等に要する経費で、交通安全運動や交通安全教室などを実施し、交通安全意識の高揚と事故防止など、交通安全対策に努めました。  また、放置自転車や違法駐車等の防止対策といたしまして、生駒駅、東生駒駅など主要駅周辺の自転車等放置禁止区域並びに違法駐車等防止重点地域を中心に街頭指導を実施するとともに、生駒駅周辺の混雑緩和を図るため、駐車場の利用状況を周辺主要道路に設置した表示板により案内いたしました。  次に、83ページをお願いいたします。  目14の諸費のうち生活環境部が所管いたしておりますのは、法律相談、行政相談などの各種相談業務や非核平和都市宣言に基づく平和のつどいの開催、また、安全で住みよいまちづくりを推進するための経費で、出前防犯教室の実施やこども110番の家の募集に努めるとともに、防犯パトロールを実施している自治会等に防犯活動用品の貸与を行うなど、犯罪発生の抑制と防犯意識の高揚に努めました。  続きまして、少し飛びますが、114ページ中段からをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目4の環境衛生費につきましては、防犯灯、街路灯の整備を始め地域の環境整備に要した経費で、飼い犬のしつけ方教室や犬、猫の避妊・去勢手術に対する補助など、愛がん動物の適正管理の意識啓発に努めるとともに、ふん公害防止対策といたしまして、わんわんアドバイザーを養成し、地域との協働による啓発に努めました。また、老朽化しております火葬場の適正な管理運営に努めるとともに、劣化の激しい煙突改修工事の設計業務に要した経費が主なもので、ほぼ予定どおりの執行となっておりますが、地域活性化生活対策臨時交付金を活用し、本年3月に補正させていただきました煙突改修工事経費につきましては、平成21年度に繰越しをさせていただき、現在、工事を実施しているところでございます。  次に、115ページ中段から117ページにかけましての目5の環境保全対策費につきましては、環境調査や生活排水対策、また、環境基本計画の推進に要する経費で、学研高山地区を始め、市内の大気、水質等の測定調査、並びに動植物の生息を調査する自然環境調査を実施し、調査結果等をまとめた環境白書を作成するとともに、小中学校への出前講座のほか、地球温暖化防止地域協議会ECOMAと協働で市内大型スーパーにおいてレジ袋削減キャンペーンを実施するなど、環境教育、啓発の推進に努めました。  なお、事業者、ECOMA、市の3者でレジ袋の削減に向けた取組に関する協定を9事業者、12店舗と締結させていただきました。また、平成19年3月から策定に取り組んでまいりました新環境基本計画につきましては、中間発表会やパブリックコメントを通じ、広く市民の声を反映した計画として本年3月に策定させていただきました。
     また、河川の水質改善を図るため、使用済み食用油の回収等による意識啓発に努める一方、河川浄化施設の適正な維持管理を行うとともに、コスモス等の植栽を通じ、河川環境の保全・回復に努めたところでございます。  続きまして、117ページから118ページにかけましての項2、清掃費、目1の清掃総務費につきましては、職員の人件費及び焼却灰の最終処分場建設事業大阪湾フェニックス計画に係る応分の負担を行った経費が主なものでございます。  次に、118ページから119ページにかけましての目2、ごみ処理費は、ごみの収集運搬や処理、減量化・再資源化事業等に要した経費で、ごみ処理基本計画に基づき、効率的かつ適正に収集、処理するとともに、新規事業といたしまして、高齢者世帯等のごみ出し負担の軽減を図るため、個別収集を行うまごころ収集を実施いたしました。また、ごみの減量化及び循環型社会の構築を図るため、生ごみ処理容器等の購入補助を実施するとともに、地域におけるリサイクル活動の支援を行うため、集団資源回収を行う団体等に補助金を交付いたしました。また、食品トレー及び紙パックの拠点回収を行うとともに、プラスチック製容器包装の全市収集の実施に向け、引き続きモデル事業を実施いたしました。  さらに、環境美化の促進を図るため、ごみ集積場の整備を行った自治会に対し補助を行うとともに、資源の有効活用など、環境意識の高揚を図るため、環境フリーマーケットの開催やごみ処理施設等を見学する一日環境教室を開催いたしました。また、新規事業として、市民団体、事業者と協働で西日本の自治体では初めてとなる陶磁器のリユース、リサイクル事業を開始するとともに、廃蛍光管についても新たにリサイクルを実施するなど、リユース及びリサイクルの推進を図りました。  次に、119ページから121ページにかけましての目3、ごみ処理施設費につきましては、職員の人件費と清掃センター、清掃リレーセンターの管理運営、及び定期点検や補修など施設の適正な維持管理を行うために要した経費が主なものでございます。  なお、需用費で971万円余りの不用額が生じておりますが、これは、平成19年度に実施した清掃センター、2軸破砕機の改修により安定した焼却ができ、消石灰等の薬剤使用量が減少したことが主な理由でございます。  また、委託料で4,291万円余りの不用額が生じておりますが、清掃センターへの搬入ごみの減少に伴い、焼却残さの量が当初予定より下回ったことのほか、陶磁器のリユース・リサイクル事業や蛍光管のリサイクル事業の実施により、埋立処分量が大幅に減少したこと、また、施設の管理業務等が安価に契約できたことが主な理由でございます。  また、工事請負費で9,996万円を翌年度に繰越ししておりますが、これは、清掃センターの可燃性粗大ごみ破砕施設設置工事に係る経費で、実施設計等の打合せに時間を要し、当初予定していた完成出来高払いができなくなったため、繰越しをさせていただいたものであります。  次に、目4のし尿処理費につきましては、し尿の収集運搬及び処理手数料の電算システムの使用に要した経費が主なもので、予定どおりの執行となっております。  次に、121ページ後段から123ページにかけての目5、し尿処理施設費につきましては、エコパーク21の職員の人件費及び施設の運転・維持管理経費で、浄化槽汚泥やし尿の処理に要した経費でございます。  なお、委託料で2,000万円余りの不用額が生じておりますが、これは、長期包括運営業務の検討業務を平成21年度以降に順延したこと、また、プラント機器の保守点検や施設の管理業務が安価で契約できたことが主な理由でございます。  続きまして、少し飛びますが、131ページをお願いいたします。  款5、産業経済費、項2、商工費、目5の消費生活費でございます。  この費目は、消費生活相談など消費生活の安定と向上に要する経費で、近年、情報化、サービス化の進展に伴い、消費者問題が複雑かつ多様化する中、生駒市消費者保護条例を制定し、専門相談員による相談業務を始め消費生活シンポジウムや出前講座の開催、また、訪問販売お断りステッカーの全戸配布や多重債務の無料相談会等を実施するとともに、情報の収集、分析等に要した経費でございます。  続きまして、141ページ上段をお願いいたします。  款6、土木費、項3、都市計画費、目1の都市計画総務費のうち生活環境部の関係でございますが、節28の繰出金で自動車駐車場事業特別会計に繰出しさせていただいた経費でございます。  以上で、生活環境部が所管しております説明を終わらせていただきます。どうかよろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 4 ◯委員長(山田正弘君) 続きまして、古川水道局長。 5 ◯水道局長(古川文男君) 続きまして、水道局の所管分につきましてご説明を申し上げます。少し戻っていただきまして、決算書の115ページをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目5、環境保全対策費でございます。次のページをお願いします。  節19の負担金補助及び交付金における浄化槽の設置整備補助金でございます。本事業は、生活排水による河川の水質汚濁を防止するとともに生活環境の保全を図るために、合併処理浄化槽の設置者に対しまして74基の補助を行ったものでございます。  次に、146ページをお願いいたします。下段の下水道費でございます。  本費目につきましては、下水道事業の執行に伴いまして、特定財源の不足する額12億7,516万4,000円を一般会計から下水道事業の特別会計へ繰出しを行ったものでございます。  なお、不用額につきましては、主に公共下水道管渠整備事業の見直し、及び下水道債の償還利子の減少によるものでございます。  以上でございます。どうぞよろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 6 ◯委員長(山田正弘君) 続きまして、大津輪教育総務部長。 7 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) 続きまして、教育総務部の所管分につきましてご説明を申し上げます。  決算書の151ページをお願い申し上げます。  151ページ中段から154ページにかけましての項1、教育総務費につきましては、教育委員会費として教育委員会の運営や事務局職員の人件費等に要した経費と、心の教育活動事業に要した経費で、主な事業といたしましては、小学校の隣接校選択制を引き続き実施するとともに、生駒市立学校通学区域制度検討委員会を開催いたしました。また、検討委員会からは現行制度を継続することが望ましいとの報告をいただいております。  また、子どもたちの確かな学力育成のための検討委員会を開催いたしまして、30人学級編制の今後の方向性を検討するとともに、平成23年度からの新学習指導要領への移行に向けまして、情報教育特区、小学校の外国語活動、読書活動について検討を行い、伝え合う力の育成を目指した提言をいただいたところでございます。  さらに、白庭台の幼稚園用地に私立幼稚園を誘致するため、プロポーザル方式による選考を行い、京都府亀岡市の学校法人みどり学園を設置運営者として選考いたしました。  また、学校評議員制度の全校園での実施やスクールボランティアプログラムの拡充に努めたほか、保護者からの要求に中立的な立場から解決をするためのスクールソーシャルワーカー等による教育支援アドバイザー制度の新たな導入、それから、有償の学生ボランティアを活用した学びのサポーター派遣事業の拡充など、学校支援体制の充実に努めるとともに、障がいや特別な支援を要する児童等に対しまして臨床心理士などの専門知識を有する者が相談に応じる特別支援教育相談を引き続き実施いたしました。  さらに、児童・生徒のいじめや不登校などの諸問題に対応するため、スクールカウンセラーを配置し、児童・生徒の健全な育成に努めるとともに、教育支援施設内に新たに設置をいたしました通級指導教室エルを本格稼働し、発達障がいのある子どもへの支援体制の充実に努めました。  次に、154ページから157ページにかけましての項2、小学校費につきましては、小学校12校の管理運営費のほか、施設の管理や整備、教育振興に要した経費でございます。  主な事業でございますが、新たな取組といたしまして、小学校1年生を対象とした30人学級編制は教室数が確保できる9校で実施をするとともに、教室が不足する生駒、生駒台、壱分の3小学校では少人数指導を実施いたしました。なお、必要となる市費の講師は平成19年度に採用試験を行っております。  また、様々な体験活動を通じて命の大切さ、自己有用感、他者理解の養成に役立てるため、命の大切さを学ばせる体験事業を新たに実施するとともに、開かれた学校づくりを進める学校創造推進事業、子どもたちの安全意識や被害防止能力の向上を目指した参加型安全研修を引き続き実施いたしました。  また、運動場の芝生化に向けた試験的な試みとして、生駒小学校小運動場で芝生化を行うとともに、芝刈りや散水などの維持管理につきましては育友会や地域の協力により実施することができました。  さらに、情報教育関係では、奈良先端大との連携によりまして、児童が大学に出向き、最先端の研究に触れる特別授業を実施したほか、情報教育環境の充実のため、生駒南第二小学校パソコン室のパソコンの購入、真弓、生駒南、生駒南第二の3小学校の校内LAN整備を行いました。  また、全国大会に出場した児童の保護者の負担軽減のため、3校に補助金を交付するとともに、経済的理由により就学が困難な児童の保護者に対しまして、給食費や医療費等の援助を行いました。  さらに、施設の整備では、30人学級編制や宅地開発に伴う児童の増加による教室不足に対応するとともに、校舎耐震化を図るため、生駒小学校東館の改築、壱分小学校校舎の増築、生駒台小学校南館の増改築工事を行うとともに、生駒台小学校及び生駒小学校につきましては工事期間中の教室不足を補うため、仮設校舎をリースにより建築し、対応いたしました。また、生駒台小学校南館の増改築工事につきましては、併せて実施した新館改修工事の一部を春休みを利用して実施した関係から、本年3月議会におきまして繰越明許費補正のご承認をいただき、平成21年度に繰越しをさせていただきましたが、工事は新学期までに完了したものでございます。また、国庫補助の関係により、平成19年度からの繰越事業として、生駒南、生駒北小学校の耐震補強工事を夏期休業中に実施し、安全・安心な学校づくりに努めたところでございます。  なお、項2、小学校費の不用額のうち目1、学校管理費、節7、賃金の1,729万2,000円は、30人学級の臨時講師で児童数の関係から3名分を県費教職員で賄えたことや、その他の臨時講師数が当初の見込みを下回ったことなどによるものでございます。  また、節13の委託料の1,012万2,000円は用務員の業務形態の変更による減額と用務員業務を含めた各種業務の入札の執行残によるものでございます。  また、目3、小学校施設整備費、節15、工事請負費の3,221万円は、校舎の増改築及び耐震補強工事に伴う入札残によるものでございます。  続きまして、158ページから161ページにかけましての項3、中学校費につきましては、中学校8校の管理運営のほか、施設の管理や整備並びに教育振興に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、心身共に健全な生徒の育成を図るため、自然教室を実施した学校への補助やクラブ活動で全国大会等に出場した際の補助金を交付したほか、経済的な理由により就学が困難な生徒の保護者に対しまして就学援助を行いました。  また、小学校同様、命の大切さを学ばせる体験事業を新たに実施するとともに、学校創造推進事業を引き続き実施いたしました。  情報教育関連では、奈良先端大と連携した授業を実施したほか、生駒、生駒北、大瀬中学校のパソコン室のパソコン機器を更新するなど、情報教育環境の充実を図りました。  また、自然な英語に接し、外国人と抵抗なく言葉を交わすことができるよう、外国青年2名の英語指導助手を各校に派遣するとともに、幼稚園、小学校からの派遣要請にも対応し、国際理解教育の推進に努めたところでございます。  さらに、鹿ノ台中学校の耐震診断を実施したほか、小学校同様、平成19年度からの繰越事業といたしまして、生駒南、生駒北中学校の耐震補強工事を夏期休業中に実施し、安全・安心な学校づくりに努めました。  また、平成19年度、20年度の2カ年の債務負担行為により実施いたしました生駒中学校校舎改築事業は19年度からの繰越分を併せて工事を行うとともに、新設した本館屋上に太陽光発電設備を設置し、環境保全、環境教育にも配慮をいたしたところでございます。  不用額につきましては、項3、中学校費、目1、学校管理費、節7の賃金でございますが、1,670万8,000円は学力強化のための講師を、必要に応じ、常勤でなく非常勤で配置することができたこと等による執行残でございます。また、目3、中学校施設整備費の節15、工事請負費の2,153万6,000円は、生駒北中学校の公共下水道接続工事を公共下水道の整備計画に合わせまして接続を見送ったことや、耐震改修工事の入札残でございます。  続きまして、161ページから163ページにかけましての項4、幼稚園費につきましては、幼稚園9園の管理運営費や施設整備費のほか、私立幼稚園助成費など、幼児教育の充実や振興に要した経費で、主な施策といたしましては、保有教室が不足する生駒台幼稚園を除く8園で3歳児入園希望者の全員受入れを実施するとともに、昨年度に引き続き、全園で預かり保育を実施いたしました。また、平成19年度からの繰越事業といたしまして、なばた、桜ケ丘、壱分の各幼稚園の園舎増築工事を行い、施設の整備に努めるとともに、高山幼稚園の屋根改修工事を実施し、教育環境の整備に努めました。そのほか、私立幼稚園就園奨励費及び運営費の補助を行うとともに、障がい児教育のため、4歳児、5歳児への講師加配も実施をいたしました。  なお、不用額といたしましては、目1、幼稚園費、節7、賃金の1,258万1,000円でございますが、産休補充等の講師賃金が当初見込みより少なくなったことなどによるものでございます。  次に、少し飛びまして、169ページをお願いいたします。  169ページの項5、社会教育費、目4、人権教育推進費につきましては、あらゆる差別の解消を目指して人権問題に対する正しい理解と認識を培うための人権教育の推進に要した経費でございまして、人権教育講座や識字学級、地区別懇談会、さらに、じんけんマンガ展やこどもじんけんひろばなどを開催いたしました。また、外国人住民教育推進懇話会を開催するなど、人権尊重と国際理解を目指した外国人住民教育の推進にも努めたところでございます。  続きまして、180ページをお願いいたします。  180ページから182ページにかけましての目3、学校給食センター運営費につきましては、給食センターの管理運営や施設・設備の維持管理に要した経費で、給食センター運営協議会の開催や学校訪問、保護者等を対象とした給食センターの視察や試食会を実施するとともに、栄養士を学校へ派遣し、食に関する教育活動の支援等を行いました。  さらに、昨年度に引き続きまして、学校給食検討委員会を開催し、食に関する指導及び食教育について検討を行いました。また、給食配送車両を1台増車し、調理後2時間以内の喫食にも努めたところでございます。  続きまして、182ページの目4、学校給食材料費につきましては、新鮮でかつ栄養豊富な食材を選定するとともに、献立の質の向上や調理の工夫・改善に取り組み、より安全でおいしい給食の実施に努めた経費でございます。  以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 8 ◯委員長(山田正弘君) 続きまして、長田生涯学習部長、説明をお願いします。 9 ◯生涯学習部長(長田二郎君) それでは、続きまして、生涯学習部が所管しております費目につきまして、ご説明させていただきます。  決算書の163ページをお願いいたします。  まず、163ページから165ページ上段にかけましての項5、社会教育費、目1、社会教育総務費でございます。  この費目は、主に生涯学習部全体に係ります経費、生涯学習の推進に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、生涯学習普及啓発のための講演会等の開催、生涯学習まちづくり人材バンクの運営、生涯学習推進連絡会等への助成を行いますとともに、ホームページ等を利用いたしまして、市民への生涯学習情報の提供に努めました。  また、社会教育施設使用料等見直し検討委員会を設置し、ご検討をいただいたところでございます。  次に、165ページから166ページにかけましての目2、公民館費でございます。  館の管理、事業運営費及び寿大学に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、各種の公民館講座を開催するとともに、公民館主催事業といたしまして音楽・芸能文化鑑賞会及び展示会を実施いたしました。また、いきいき楽習まつりを開催し、市民公募による発表会等を実施するとともに、高齢者教育の推進といたしまして、いこま寿大学のクラブの新設や受入定員の増にも努めたところでございます。  なお、819万円の繰越しをさせていただいておりますが、エレベーターリニューアル工事でございまして、順調に工事を進めることができ、この9月に完了させていただくことができたところでございます。  続きまして、167ページから168ページにかけましての目3、図書会館費でございます。  会館の管理運営に係る経費でございまして、図書館には年間27万7,446人の来館者がございました。平成21年3月末の蔵書冊数は5館で56万8,243冊、貸出冊数は126万3,685冊、1日当たり4,575冊、1人当たりでは10.6冊と、非常に多くの市民の方々にご利用いただいたところでございます。  また、子どもの自主的な読書活動を推進するため、これまでに作成いたしましたブックリストを学校、園を通じまして配布いたしますとともに、掲載した図書をセットにいたしまして、小学校等への団体貸出しを行うとともに、赤ちゃん絵本リストを作成し、絵本等と共に配布するブックスタート事業を昨年10月から開始いたしました。  また、施設整備といたしまして、視聴覚室の改装工事を行い、オープン型ビジュアルコーナー等を設置いたしました。  続きまして、169ページ下段から170ページにかけましての目5、青少年健全育成費でございます。この費目は青少年健全育成活動事業、成人式開催等に要した経費でございます。  青少年健全育成の啓発及び非行防止を図るため、関係機関・団体との連携のもと、パトロール活動を展開するとともに、青少年団体のリーダー育成、指導者養成等の諸事業を行いました。  また、放課後子ども教室を俵口小学校で開催するとともに、PTA協議会に対しまして研究大会開催等への補助を行ったところでございます。  続きまして、171ページの目6、野外活動施設費でございます。  ふれあい振興財団への委託事業が主なものでございまして、野外活動を通じまして青少年の心身共に健全な育成を促す場の提供に努めたところでございます。  次に、171ページ下段から172ページにかけましての目7、文化振興費でございます。  市民の創作、文化活動の発表の場といたしまして、第55回市民文化祭の開催、芸術文化団体への活動支援等を行うとともに、シンポジウム「生駒の歴史と文化をさぐる」を開催し、郷土文化を総合的に学習する機会の提供を行ったところでございます。  次に、172ページから173ページにかけましての目8、芸術会館費でございます。  会館の管理に係る経費でございまして、各種講座・教室を開催するとともに、市民文化祭の作品展、市民川柳大会等の実施、特別企画といたしましての収蔵品展の開催により、市民の芸術文化等の高揚に努めたところでございます。  なお、貸館業務といたしましては、展示、創作、文化活動に年間約7万6,000人を超える市民等にご利用いただいたところでございます。  続きまして、173ページから174ページの目9、文化財保護費でございます。  文化財に関する調査、保護等に係る経費が主なものでございまして、昨年度に引き続き、古文書、埋蔵文化財の調査を実施するとともに、指定文化財の新たな2件の指定と、埋蔵文化財保存活用整備事業といたしまして、出土遺物の再整理を行い、資料、報告書を作成いたしました。また、宝山寺獅子閣等の指定文化財に対し補助金の交付を行い、文化財の保護に努めるとともに、19年度に作成いたしましたハンドブック「生駒の歴史と文化」の需要にこたえまして増刷し、郷土学習に供する情報の提供に努めたところでございます。  続きまして、174ページから175ページにかけましての目10、コミュニティセンター費につきましては、生涯学習の拠点施設でございますコミュニティセンターの管理業務に係る経費でございます。  続きまして、175ページ上段から176ページにかけましての目11、南コミュニティセンター費でございます。  この費目は、職員の人件費及び館の管理・事業運営費、図書館南分館の運営等に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、新春書き初め大会等のイベントや各種講座等を開催いたしたところでございます。また、図書館南分館ではおはなし会、絵本の会などの開催のほか、本のリサイクルコーナーの設置や年2回の古本まつりを開催いたしました。  なお、貸館業務といたしましては、年間約9万8,000人と、多くの市民の方々にご利用いただいたところでございます。  次に、176ページから177ページにかけましての目12、北コミュニティセンター費でございます。  この費目につきましても、職員の人件費及び館の管理・事業運営費、図書館北分館の運営に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、はばたきコンサート等のイベントや各種講座を開催するとともに、先端大との連携事業といたしまして、先端科学技術体験教室の実施、電子図書講演会の開催など、特色ある事業に努めたところでございます。  貸館業務といたしましては、年間約11万4,000人と、非常に多くの市民の方々にご利用いただくことができました。  次に、177ページ下段から179ページにかけましての項6、保健体育費、目1、保健体育総務費でございます。  この費目は、職員の人件費、スポーツ振興審議会運営費、体育指導委員活動費及び市民を対象といたしましたスポーツ振興に係る経費並びに幼小中の児童・生徒・教職員の各種検診に係ります経費でございます。  なお、主な事業といたしましては、春の市民体育大会、秋の市民体育祭、ファミリースポーツの集い等を始めといたしました体育行事を実施し、市民へのスポーツ実践の場を提供するとともに、軽スポーツの普及啓発に努めたところでございます。また、体育館の無料開放を実施し、友達や親子でスポーツを通じてコミュニケーションづくりができる場を提供いたしました。  さらに、スポーツを振興する団体等に助成を行い、競技スポーツの技術向上や軽スポーツの普及啓発に努めたところでございます。
     次に、最後でございますが、179ページ中段から180ページの目2、体育施設費でございます。  この費目は、各体育施設職員の人件費とふれあい振興財団に委託しております体育施設維持管理・運営に係る経費及び体育施設の整備工事等に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、井出山屋内温水プール設置に伴います既存プールの撤去工事及び同施設の設計をいたしますとともに、高校総体開催に向けてのグラウンド整備等をさせていただいたところでございます。  以上が生涯学習部に係ります説明でございます。どうかよろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 10 ◯委員長(山田正弘君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。小笹委員。 11 ◯委員(小笹浩樹君) 83ページ、目14の諸費の中の市民生活経費で、各種相談の状況というのがあるんですけれども、これ、先達ての一般質問等でも自殺対策というようなことで、いろいろな相談の既存の体制をつくっておられて、それもその対策の一環であるととらえられるというふうに、それは当局の方からもそういうふうな答弁をいただいていたと思うんです。  法律相談、近年の傾向ですね。これを見させてもらうと、昨年度と言うか、19年度ともそんなに数的には変わっていないんですけども、何か傾向の違いとかそういう特徴的なものを何か行政としては把握されているんでしょうかね。 12 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 13 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 特に傾向というのはそんなに変わっていないんですけど、やっぱり離婚相談とか、あと、土地問題とかがやっぱり多いように感じます。 14 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 15 ◯委員(小笹浩樹君) 何か今の社会経済状況を反映して、そうした相談内容が増えているとか、そういう傾向はあるんでしょうかね。 16 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 17 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 確かにおっしゃるとおり、現在の社会情勢を反映した相談というのがやっぱりかなり増えていると。多重債務の相談等もそうでございますけれども、時代を反映した相談内容に変わってきているのかなという気がいたします。 18 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 19 ◯委員(小笹浩樹君) 消費生活相談と法律相談とがあるというふうに思うんですけれども、私個人にも、こういうことがあるのかないのかということをご存じない市民の方から聞かれたことが何回かあるんです。広報、いろいろ十分していただいているとは思うんですけども、こういう相談は市役所へ行ったら法律相談があるんやということをご存じない方もおられるんですけども、広報の改善と言いますか、より啓発をしていく、周知をしていくということを新たに何か考えておられるということはあるんですかね。 20 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 21 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 同じような形になりますけども、知っておられない方がたくさんおられると今聞きましたので、更に広報の回数を増やして周知の方も努めていきたいと思います。インターネット等でもいろいろ載せてさせていただいているんですけども、なかなかお年寄りの方には見づらいところもあるのかなという気がいたします。 22 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 23 ◯委員(小笹浩樹君) 今、課長がおっしゃっていただいたとおり、私なんかが個人的に聞くような話というのは結構お年を召した方が多いんです。当然そういう方というのは、当然と言うたら怒られるけれども、なかなかインターネットを見るというようなこともないような方は多いと思いますし、こういうことがあるということもご存じない方というのは比較的高齢の方も多いと思いますので、是非これ、予算の段階ではそういうふうなことも踏まえて、広報についても、より充実したものを考えていただきたいなというふうに思います。これはお願いをしておきます。 24 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 25 ◯委員(小笹浩樹君) 次ですが、115ページ、環境保全対策経費なんですけれども、これ、前の年にも聞かせていただいたことがあるというふうに思うんですけれども、具体的に公害苦情処理状況というのが2のところにあるんですけれども、これはそれぞれ、この年度に起こって、この年度に解決されたものというふうに理解をしていいんですかね。 26 ◯委員長(山田正弘君) 平井課長。 27 ◯環境政策課長(平井克典君) ここに書いてありますとおり4件ですが、これにつきましては、すべてその年度の中で解決と言いますか、終わっております。  内訳ですが、水質2件、これは自動車会社の方が職員の誤りでオイルが東生駒川に流出した事例です。それはすぐ、たまたま私、図書会館へ行っていて、通報者は私だったんですけども、その後、処理させていただいております。消防、警察ももちろん来ております。  それから、もう1件は瓦谷川で、いわゆる汚泥臭と言うんですか、浄化槽からの水が若干入っていたということで、これにつきましても、その後、ありませんので、浄化槽の保守点検時の際に出されたようです。  それから、大気につきましては、野焼きと言うんですか、焼却炉は持っておられるところでの焼却臭です。それにつきましても、その時点では解決済みです。  それから、悪臭がもう1件あったんですが、これは青山台の方で汚水のマンホールからナフタリンのにおいがしていたと。それにつきましても、警察も出てきていただいていたんですが、その後、終息しましたので。  その4件だけでございます。以上です。 28 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 29 ◯委員(小笹浩樹君) そうすると、今、市内で継続的にそういう苦情を受けて、なお対応中であるというものはないということですね。 30 ◯委員長(山田正弘君) 平井課長。 31 ◯環境政策課長(平井克典君) 公害というとらえ方、それと、単なる苦情と言うんですか、人によってそれぞれ感受性と言うんですか、とらえ方が違いますので、何でも公害とおっしゃる方もおられますので、その中で特に取り立てて大きな問題はないと思います。 32 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 33 ◯委員(小笹浩樹君) それはそれで結構です。次に行かせていただきます。よろしいですか。  157ページ、教育の方になりますけれども、目の2、教育振興費、児童就学援助、それから、同じ160ページ、生徒就学援助費、これも19年度と比較して増えているという傾向にあるというふうに思うんですけれども、この20年度から今日に至るまで、やっぱりまだその傾向が続いているというふうなことなんでしょうか。 34 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 35 ◯教育総務課長(峯島 妙君) そのとおりでございます。19年度から20年度、21年度はこの10月現在でも既に20年度の決算額を大幅に上回っております。 36 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 37 ◯委員(小笹浩樹君) 先ほどの話にも関連しますけれども、この場合、保護者の方というのはそんな高齢の方はおられないというふうに思うんですけれども、例えば外国人なんかの場合、こういう制度というものをなかなか親御さんも理解されていない場合があるというふうなこともお聞きしたことがあるんですけれども、その辺りの周知というのはどんなふうに取り組んでおられるんですかね。 38 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 39 ◯教育総務課長(峯島 妙君) こちらの方から申し込んだというようなことはないんですけれども、大体、外国人の方も、もし言葉の方が不自由な方でしたら、通訳の方を通じてとか、同道されて窓口の方に来られて、うちの方で申請を受け付けているということも間々あります。 40 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 41 ◯委員(小笹浩樹君) 教育を受ける機会というのはだれにでも平等にあるというふうに思うんですけれども、こういう仕組みがあるということをきちんと、すべてのと言うか、そうですわね、すべての子ども、親に対して周知をしていくというような、そういう取組はされているんでしょうかね。 42 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 43 ◯教育総務課長(峯島 妙君) すべての言語ではないんですけれども、英語であるとか、スペイン語、中国語、ハングルですか、幾つか主立った言語につきましては、就学に関する申請であるとか、こういうふうなことであるとか、学務的なことについて、県の方から一定の翻訳書みたいなものが出ておりますし、生駒市でもそれをまた関係のところにお配りするなどして、一定の言語ではありますけれども、対応させていただいているのと、日本語指導の担当の講師等も通じて相談を受けたりはしているようです。 44 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 45 ◯委員(小笹浩樹君) それは、申し上げましたように、全部というのはなかなか難しいとは思いますけれども、漏れ落ちないように、こういう制度があるということ自体を理解していただくということも必要だというふうに思いますので、そこのところはよろしくお願いいたしたいと思います。 46 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 47 ◯委員(小笹浩樹君) 続いて、169ページ、人権教育推進費の中の人権教育推進事業費なんですけれども、これは例年いろいろ取組をしていただいているというふうに思います。同和施策の見直し等々がありましたけれども、市長ご自身のお考えとして、議会でも、今後は教育・啓発には力を注いでいくというようなお考えを示されたというふうに思います。  この20年度の成果を踏まえて、今後、ここで書かれているような取組プラスアルファ、これはこれまでの議会でも何度かいろいろ問題提起をさせていただいたと思いますが、今、どういう取組を考えておられるのか、この20年度の成果を踏まえて何か新しい考えでもあれば、市長あるいは教育長、どちらからでも結構ですので、お答えいただければと思います。 48 ◯委員長(山田正弘君) 早川教育長。 49 ◯教育長(早川英雄君) 特に教育問題に限ってお答えをさせていただきます。  定例会でも小笹委員からご指摘がございましたように、やっぱり人権教育を進める上では教員も人権教育に関する感覚を高めていく、これが基本条件になろうかと、このように思うわけでございます。したがいまして、今、学校現場が抱えている、また、社会が抱えている課題につきまして、それを積極的に職員研修の中に取り入れて教員の意識を高めていくという取組を今年度もやりましたし、今後もやっていきたい、このように考えております。以上です。 50 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 51 ◯委員(小笹浩樹君) 基本的な姿勢として、大変結構ですなんて言うとおこがましいですけれども、是非お願いしたいんですが、ただ、取り上げてこられた課題については十分取り上げられている、あるいはまだまだ不足しているというような課題も、課題ごとによってはあるというふうに思うんです。それについても本会議等でご指摘させていただいたこともあるというふうに思うんですけれども、この成果の中で取り上げられてこなかった、あるいは不十分であったということが幾つかあるというふうには思うんです。当然、1年の年度の中であらゆる人権問題について網羅して、それを徹底していくということはなかなか難しいとは思うんですけれども、ただ、ともすれば非常に重要視されてきた課題とそうではない課題というのが、残念ながら人権教育の中にもあるというふうに思うんです。それを今後どのようにしていくのか、その辺りについてもちょっとお伺いしたいんですけれども。 52 ◯委員長(山田正弘君) 早川教育長。 53 ◯教育長(早川英雄君) 先ほど申しましたように、学校で教師が資質を高めた上で学校の教育現場で実践をしていくわけなんですけど、そのときに、どうしてもやっぱりすがると言うんですか、参考資料として、例えば多文化共生の教育を進める上では外国人の方に現場に来ていただいて、実際にその苦労とか生活の様子や文化についてお話をいただくとか、そういうことも行いますし、そういうことを通じて子どもたちに意識付けをするわけなんですけれども、やっぱり全般的に、例えば性同一性障がい等、これを授業で扱うとなると、どのような形で子どもたちに下ろしていくかという大変難しい課題がございます。しかも、現実に学校現場にお越しいただいて、子どもたちにそのようなお話をしていただく、そういう方も少ないわけでございますので、そういうところで課題になっていることの授業を実践する上においてどういう講師の方、また、どういう関係団体の方のご協力を得るか、そういう関係団体との協力関係というのが今できていないかな、まだ不十分かなと、このように思いますので、私どももいろんな資料等を提供しながら、学校と更に連携をしながら今後の取組に生かしていかなければいけないなと、このように考えております。 54 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 55 ◯委員(小笹浩樹君) 人権問題ですから、おっしゃっているとおり、教員の方にまずそのことを十分理解していただくということが前提としてありますけど、当然、例えば差別あるいは偏見を受ける当事者が子どもの中にいるということも、これは十分想定されることですから、その辺りのことを踏まえて、今おっしゃったように大変難しいことはあると思います。大人の当事者の方に来ていただいて、直接、子どもに話をするということが必ずしも適切な形で行えるかどうかというのも、これ、難しいところがあるというふうに思いますので、その辺りは十分、教育委員会の方でも研究をしながら取組を進めていただきたいなというふうに思います。これはお願いしておきます。 56 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 57 ◯委員(小笹浩樹君) 次ですが、学校給食のことなんです。181ページですが、ここの決算にあるということだけではなくて、過日、山下まことをサポートする会のニュースというのがあったんですけれども、ここでも自己評価というのを載せておられますけれども、給食検討委員会で給食センターを3分割するという方針が、方針と言うか、提言が出されていますわね。実際に、私らが聞く範囲では、その提言というのはたなざらしになっているような感じがするんですけど、これ、何か具体的にその3分割に向けた取組というのは進められているんでしょうか。 58 ◯委員長(山田正弘君) 大津輪部長。 59 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) 3ブロック方式でやるということで決定をいただきました。本年度に基本的な計画と言うんですか、そういったものを作成するということで、今、検討を進めているところでございますが、そういう意味では若干遅れている部分がございます。この後、基本的な計画を作った上で具体的な設置場所等も含めまして、運営方法も含めまして、また検討していく段階に入ると思います。若干遅れておるのは事実でございます。 60 ◯委員長(山田正弘君) 小笹委員。 61 ◯委員(小笹浩樹君) 20年度にはできなかったけれども、今年度、そういう検討を始めているというふうに理解をしていいですか。 62 ◯委員長(山田正弘君) 大津輪部長。 63 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) 当初の予定では、今、学校耐震化を鋭意進めているところでございます。それが完了するのが平成23年度で、一応、小中学校の耐震化が完了すると。その完了を待って整備をするというような予定にはなっております。ですから、まだもうちょっと時間はかかると思います。 64 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。福中委員。 65 ◯委員(福中眞美君) 主要な施策と言うか、成果の説明書の方から聞きたいんですけど、まず、これ、施策の成果を説明する書類ということでなっているんですけど、昨日ちょっと、私、お伺いしたらよかったんですけど、気にはなりながら聞かなかったんですけれど、成果というのが載っていないわけなんですね、この中に。そのことについて、ちょっと市長、前年度も決算について成果を記載してほしいというようなことが樋口議員の方からあったと思うんですけれど、前年度の決算委員会で。と言いますのは、今、決算委員会、予算委員会がありますけれども、決算委員会はやっぱり次の予算につなげていかなければならないということで、議会改革の方でも9月に決算を前倒しにしていくところが増えてきているんですね、いろんな議会の中で。やっぱり今の決算を見て予算を立てていかなければならない、その成果が載っていないということで、ちょっとこの件、市長、お答えいただけたらというふうに思うんですけど。 66 ◯委員長(山田正弘君) 山下市長。 67 ◯市長(山下 真君) 成果って、例えば何かいろんな指標が何%改善したとか、そうですね、そういった形では載っていないのは確かだと思います。いろんな財政指標なんかは1つの行財政改革等の成果と言えば成果にはなろうかと思いますけれども。  ご承知のとおり、今回、第5次総合計画はそれぞれについて数値目標というのを掲げておりますので、今後、そうした総合計画の方式も踏まえて、この歳入歳出決算に係る主要な施策の成果を説明する書類の記載方法も、また考えてまいりたいと思います。 68 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 69 ◯委員(福中眞美君) 一応、先ほど市長が言っていただいたように、実施計画の方にも目標とか、やっぱり数値目標も設定されてやられていますので、成果を出していただいて、また評価をしていきたいというふうに思いますので、是非これは来年度に反映していただきたいなというふうに思います。これはお願いしておきます。  それで、質問なんですけれども、教育委員会の活動の自己点検・評価の実施ということで新で上げられている、成果のところの3ページですけど、そのことについてちょっと教えていただけますか、どのようなものなのかということを。 70 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 71 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 教育委員会活動の自己点検・評価ということにつきましては、昨年度から実施が義務付けられまして、20年度に義務付けられたことから、昨年度は1年目ということで、決算委員会後にお示しさせていただいて、今年度は決算委員会前に20年度についてお示ししたいということで申していたことが今回の自己点検・評価なんですけれども、このことは地教行法の法律改正で決まったことでして、今年も6月に教育委員会の定例会で事務局案を提示いたしまして、8月に教育委員会委員さんで、もう一度再確認、いろいろ指摘もいただいた後にうちの方でお願いしている点検・評価委員のお2人に報告書を送りまして評価をいただいた、それがこの点検・評価委員さんの評価というところに入っていると思います。ご存じのように、9月に報告し、また、10月にホームページで、そして、11月に広報紙でこの内容について報告することになっております。これでよろしいでしょうか。 72 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 73 ◯委員(福中眞美君) ありがとうございます。成果と評価と、今後の活動方針なんかもきっちり書かれているので、こういうのが配られて、またホームページにも載せられるということなので、きっちりやっていっていただきたいというふうに思います。  その次に書いてあります小学校1年生30人学級の実施なんですけれども、これについてはどのように評価されているのか、成果と評価をお伺いできますか。 74 ◯委員長(山田正弘君) 大津輪部長。 75 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) 平成20年度は初年度ということで、3校を除く9校で30人学級を実施いたしました。学校長あるいは30人学級を担任いただいている先生方の意見、あるいは確かな学力育成のための検討委員会でその実績等も、ほん最近、ご意見を聞かせていただいたところでございますが、おおむね、やっぱり担任の先生方、学校長は評価をしている。というのは、やっぱり子どもたちに目が届くということと、学級指導、それから、幼稚園から小学校へ上がるときの変化ですか、それに対応するには、やっぱりそういう少人数での対応が望ましいというような評価をいただいております。以上でございます。 76 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 77 ◯委員(福中眞美君) 今説明していただいたように、本当に幼稚園から小学校に上がったときに、ゆっくり座って聞けないというような状態があるので、まず1年生はというような思いも私もあったので、それが実行できたんだなというふうに思います。  市長のマニフェストでは低学年となっていたような気がしたんですけど、今後の予定ですか、何か考えがあればお聞かせいただけますか。 78 ◯委員長(山田正弘君) 山下市長。 79 ◯市長(山下 真君) マニフェストでは全小中学校ということで、小1から中3までということで書かせていただいていたんですけども、1つ問題は、やはり市採用の市費の講師の人件費ということと教室の増設等に伴う経費、それから、今、団塊世代の先生の退職に伴って都道府県での採用が増えているということで、なかなか市で採用しようと思っても先生を募集できるのかというような問題があるというふうに聞いておりまして、今後、広げていきたいという気持ちは持っておるんですけれども、そういったことから、ちょっと中3までというのは到底無理だろうとは思っておりますし、どの辺ぐらいまで拡大できるのか、確かな学力育成のための検討委員会のご意見もいただきながら、そのラインを見据えていきたいと思っておりますが、先般の新聞報道では、奈良市は小学校3年生までというようなことを聞いておりますので、ちょっとそれは意識はしておるところでございます。 80 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 81 ◯委員(福中眞美君) 私もその新聞を見て、奈良市は3年生までやるんだなということをちょっと思っていたんですけれども、こちらの評価と報告書の方にも財政の課題はあるけれども、個人を大切にする教育の時代から考えて年次計画的に実施されることを強く望むというようなことも書かれていますし、これから検討していっていただきたい、見ていっていただきたい、評価していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしておきます。 82 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 83 ◯委員(福中眞美君) 次に、その下なんですけれども、命の大切さを学ばせる体験事業の実施ということで書かれております。これ、今、小学校、中学校で新たに実施したというふうに説明があったと思うんですけれど、この内容についてもう少し詳しく教えていただけますか。 84 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 85 ◯教育指導課長(西井久之君) これまで学校創造推進事業をやっておりましたが、その中でも一部、これまでもやっておった中身なんですけども、それも含めて、この年度から命の大切さを学ばせる体験事業として、それぞれの幼小中学校で命にかかわる学習を進めていこうということでさせていただきました。  具体的には、幼稚園では動植物の飼育とか栽培とか、そういうこともありますし、また、幼稚園あるいは保育所等の子どもたちと中学生の交流とか、あるいは、高齢者の方との触れ合い、かかわりとか、そういう活動をやっておりますし、また、医療関係者の方に学校に来ていただいて、誕生する際に当たってのご苦労とかそういう話を聞かせていただくような機会、あるいは妊婦さんの方に学校に来ていただいて、それと触れ合っていただくとかいうようなこともやっております。  園によって、あるいは学校によってそれぞれ計画的にやっておりますので内容は様々なんですけども、昨年度、学校創造推進事業の中の、金額にして22%程度をそういう命の大切さにかかわる学習に充てたという結果になっております。以上でございます。 86 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 87 ◯委員(福中眞美君) 今、22%程度、その時間に充てていただいたということなんですけれども、具体的には、小学校やったら何年生を対象にとか、中学校やったら何年生を対象にとか、そういうふうな形で実施されているんでしょうか。 88 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。
    89 ◯教育指導課長(西井久之君) それぞれ学校によってこれは違うわけです。例えば平和の学習というのは、小学校6年生ですと、修学旅行に行く前に平和の学習、広島へ行くこともあってそういう学習をするわけですが、それなんかもやっておりますし、それぞれの学校の行事とか、それに合わせましてそういう中身を入れております。だから、6年生になって戦争の話を高齢者の方に来ていただいて聞くというようなこともその一つですし、1、2年生で赤ちゃん誕生ということで、自分の小さいときの保護者の思いとかを家庭でそれぞれ聞いてきて発表するとか、そういう学習につなげている事例もございます。 90 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 91 ◯委員(福中眞美君) 先ほど、医療関係者の方もという話があったんですけど、これ、助産師さんなんかもこういう命の大切さを学ばせるという学習で行かれているという、奈良県の他市なんですけれども、されているんですけども、生駒市の方でもされていますでしょうか。 92 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 93 ◯教育指導課長(西井久之君) おっしゃっていただいた助産師の方とか、それから、産婦人科医の方に来ていただいている学校もございます。 94 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 95 ◯委員(福中眞美君) これは是非実施していただきたいんですけれども、助産師の方に来ていただいて命の大切さを学ばせるということで、体験学習、他市でされている、南の方だったと思うんですけれども、これ、何でそういう話をしますかと言いますと、私、郡山保健所の方で少しそういう勉強をやらせていただいて、委員になったことがあるんですけども、教育長の方とも何度かその件はお話をさせていただいたんですけれども、子どもたちにアンケートをされて、奈良県の方ではその結果報告はされませんでした。というのは、やっぱりひどい状態やと言うか、東京都なんかは情報公開されていますけれども、それは奈良県の方ではできないということで、ただ、結果を見ますと、東京都も奈良県も変わらないような状況だったというふうに思います。はっきり言いますけれども、そのときに、小学生の方で妊娠されたというような事例もありましたし、HIVの関係、あと、性病になって妊娠しにくくなったというような事例も話をされていました。そのような中で、やはりきっちりと命の大切さを学ばせるような教育はやっていっていただきたいと、これはお願いをしておきたいというふうに思います。 96 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 97 ◯委員(福中眞美君) 次、幼稚園の3歳児保育の希望者全員の受入れということで、新しくあるんですけれども、抽選漏れ、今まで抽選があって公平感がないというようなこともあったんですけれども、私もずっとこの話はしていたんですけれど、私立幼稚園の方で大変なことになるんですというようなことをちょっと聞いていた、そういうようなことは全然、ほかの私立の幼稚園から何か話が来ているとか、そんなのはないですよね。 98 ◯委員長(山田正弘君) 大津輪部長。 99 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) 当初はやっぱり私立幼稚園の特色を出すということも含めまして、市がどこまでやるかという部分はあったと思います。ただ、やっぱり待機いただくという部分は子どもさんにとっての影響もございます。私立幼稚園ではご苦労いただいているようでございますが、何とか定数割れとかそういうことにならないような形で運営はいただいているようでございます。  本市では、結構、3歳児、幼稚園希望の方が多うございまして、特に北の方、白庭台辺りでは幼稚園への就学を希望する子どもさんが相当増えておるという状況でございます。 100 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 101 ◯委員(福中眞美君) ありがとうございます。公立と私立と、それぞれ違うと思いますので、私は、ちょっとはあれですけど、関係ないんじゃないかなと思っていたんですけど、ちょっと心配だったのでお伺いいたしました。  次、保育園の預かり保育の実施をそのまま聞きたいんですけども、この件について、ずっと実施していただきたいということで、一般質問で市長の方に言ったら、すぐにこれ、実施していただけて有り難いなというふうに思っているんですけど、その評価と言うか、何か聞かれていることがあれば教えていただけますか。 102 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 103 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 19年度の2学期から始まったこの事業なんですけれども、おかげさまで、20年度におきましてはすべての園で延べ2,528人が参加され、多い園では1年間に646人、少ない園で96人、ばらつきはありますけれども、園によっては違いますけれども、おおむね、初めに想定しておりました事情、理由、要件等の中で運営されているように思います。 104 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 105 ◯委員(福中眞美君) これ、やっていただいて、私は保護者の方が助かったんじゃないかなと思っているんですけれども、あと、先生に余分な負担があるかなというふうな思いもちょっとあるんですけど、そのようなことはないでしょうか。 106 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 107 ◯教育総務課長(峯島 妙君) もちろん時間内の新しい施策ですから、負担がないことはございません。2時の降園後に、バスが送迎に行く間に担任の先生たちはできるだけ帰っていく園児に付き、そして、園長、主任が中心になって預かりの子どもたちの対応を1時間ほどして、担任とかが子どもたちを送った後で交代をするなど、それぞれ園の中で工夫をして頑張っているように思います。 108 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 109 ◯委員(福中眞美君) 先生の方も大変だというふうには思うんですけれども、是非、保護者の方もこれで喜んではるという話も私も直接聞いたりもしていますので、先生の声も聞いていただいて、是非続けていっていただきたいなというふうに思います。 110 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 111 ◯委員(福中眞美君) 次のページなんですけれども、給食の配送車の増車ということで、これもお願いしていて、やっと、前市長時代から言わせていただいていた2時間喫食なんですけれども、6台から7台に増やしていただいて、完全に実施できたのかどうかということをちょっとお伺いできますでしょうか。 112 ◯委員長(山田正弘君) 奥谷所長。 113 ◯給食センター所長(奥谷茂治君) 自動車を増やしたのが7月からでございまして、達成率は7月以降8カ月の平均が69%でございます。 114 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 115 ◯委員(福中眞美君) まだ69%ということは、2時間喫食に全部はまだなっていないということで理解してよろしいんでしょうか。 116 ◯委員長(山田正弘君) 奥谷所長。 117 ◯給食センター所長(奥谷茂治君) そのとおりでございます。これ、勘定するのに、1分超えても駄目というような勘定をしていましたのでこのような数字になっているんですけれども、もう少し率はいいと思います。最高の月で77%ほど行っていました。それでもまだ未達成でございます。  課題といたしましては、20校を幾つかの釜で組み合わせて炊いておりまして、それで、学校から日々、配送の時間の変更とかがございまして、それによって炊く組合せ等も変わってきますと、配送の組合せもそれぞれ変わってきますので、なかなか難しい面もございます。  それと、今思っておりますのは、一つの釜でしたら、この学校とこの学校は炊けるけども、この学校は人数が多いから一緒に炊けないとかというのがあるんですけれども、そういう面で、釜をちょっと大きくして、そういう組合せも余裕を持って炊けるようにしてまいりますと、配送とかの時間の調整もちょっと楽になるのかなということで、より一層、達成率の向上を目指したいと思います。 118 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 119 ◯委員(福中眞美君) できるだけ2時間喫食でお願いしたいというふうに思うんですけれども、毎回遅くなる、2時間喫食ができないのが同じ学校になっているんでしょうか。 120 ◯委員長(山田正弘君) 奥谷所長。 121 ◯給食センター所長(奥谷茂治君) そういうケースもございます。ただ、改善されましたのは、一部の学校で給食を食べる時間がほとんどの学校とは違っていたんですけれども、それが一緒になりまして、その分、ちょっと達成率が高くなってくると思います。 122 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 123 ◯委員(福中眞美君) どこの学校かは聞きませんけど、確かに授業、何時間目かに食べるということで変えれるという、鹿ノ台が3時間目が終わってから食べるんだったかな、何かそういう話も聞いたことがあるような気がしますので、子どもたちの安全な給食という意味で、おいしい安全な給食をこれからも頑張って提供していっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしておきます。 124 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 125 ◯委員(福中眞美君) あと、図書会館の視聴覚室の改修なんですけれども、これ、結構お金がかかっていて、どういう状態になったのかという、前と後を教えていただけたらなというふうに思うんですけれども。 126 ◯委員長(山田正弘君) 中村館長。 127 ◯図書会館長(中村正博君) 1つは、今までブースという形でビデオ等を見ていただいていたわけなんですけど、それをオープン型に替えさせていただきました。それが9ブース。  それから、特別閲覧コーナーを設けさせていただきました。これが、図書館の資料を用いて調べものをしてもろうたり、それから読んでいただいたりする席ということで、車いす用2席を含めまして25席を設けさせていただきました。  それから、情報検索、インターネットということで様々な情報を調べていただくということで、それを3席ということで設けさせていただきました。  一応、3点という形で改装をさせていただきました。 128 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 129 ◯委員(福中眞美君) それによりまして利用者の人数はかなり増えたというふうに考えてよろしいですか。 130 ◯委員長(山田正弘君) 中村館長。 131 ◯図書会館長(中村正博君) 20年度の実績は、7月にその改修をしておりましたので、その期間は休んでおりましたので、19年度に比べたら人数は、20年度の場合は減っております。ただ、21年度に、今はまだ11月ですので、今後また利用客もあるかなと思っております。 132 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 133 ◯委員(福中眞美君) 利用者が増えるような、せっかく改修もしていただいて、PRの方も是非していっていただきたいなと思うんです。ここは、自主学習はちょっと無理だというふうに理解してよろしいですか。 134 ◯委員長(山田正弘君) 中村館長。 135 ◯図書会館長(中村正博君) 以前からもちょっといろいろお話しさせてもろうておりますように、自主学習の場合はご遠慮願っております。 136 ◯委員(福中眞美君) 分かりました。以上です。 137 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。有村委員。 138 ◯委員(有村京子君) 成果を説明する書類の3ページの生駒小学校の運動場の芝生化のことでお聞きしたいんですけれども、かかったお金が59万4,000円で、非常に安くて、ちょっと私にしたら、安く上げていただいてうれしいんですけれども、この内訳、どうなっていますでしょうか。 139 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 140 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 総額59万4,300円の内訳について主なものをご紹介したいと思います。  生駒小学校の中庭の芝生化なんですけれども、ITステーションというNPOにかかわっていただいたことがこの額で納まった大きなことかとも思うんですけれども、まず、真砂土という土が10トンダンプで3台分6万9,300円、それから、需用費の中で芝刈り機のロータリーの替え刃であるとか、備品がいろいろあるんですけど、それ以外に大きなものではスプリンクラー3台、これで3万1,500円。それから、電磁弁、1万6,000円、冬芝15キロが1万2,000円、肥料120キロ1万5,000円、こういうふうな消耗品で10万5,000円、それから、修繕料として、芝苗1シート500円なんですけれども、これを60シート買いました。3万円。それから、ボランティア保険であるとか、この初期動作に対しての講師料として14万近く、修繕料として24万1,500円、そして、備品購入費として電動のオイルを入れる芝刈り機が9万円、それから、肥料散布機2万9,000円、散水コントローラー5万1,000円、延べ17万8,500円。これらを総じて59万4,300円で納まっております。 141 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 142 ◯委員(有村京子君) 分かりました。私が当初予想していたよりも3分の1ぐらいの値段でできていますので、その点については予算的にも申し分ないと思います。  それで、この芝生化のことなんですけども、どうでしょうか、多分、お子さんには好評だと思うんですけれども、これはご父兄と言うか、地域の力がないと、とてもやっていけない事業だと思うんですけども、その点、地域の方々の協力の度合いと言うか、協力に対する意欲とかその辺はどうでしょうか。 143 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 144 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 去年の6月から始めたんですけれども、そのときは本当にNPOとPTAと、そして、地域の老人クラブの方たちとか、本当にバックアップいただいて初めて成し得た初期の夏休みだったと思います。毎日ほど来ていただける方がおられたりして根付いたように思いますが、今現在は学校の方で、またNPOを通じて冬の種をまいたり、学校が中心にやっておりますし、PTAも、またNPOも協力はしていただいていると聞いております。 145 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 146 ◯委員(有村京子君) 今、鹿ノ台の小学校の方でも全校庭芝生化に取り組んでおられて、結構、地域で盛り上がっていますので、なかなかこういった事業は、以前、鹿ノ台中学校の中庭でやられて、いつの間にやら立ち消えになってしまったという経緯があるんですけども、是非ともこの事業が末長く続くように、何とかお力添えをいただけたらなと思います。  次の質問に移ります。 147 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 148 ◯委員(有村京子君) 決算書の153ページです。心の教育活動事業費、目2のところなんですけれども、ここではスクールカウンセラーと相談員という1番と2番の役職が記してありまして、これはどちらもいじめと不登校に対応するために配置されているというふうにありますが、この両者の違いと役割分担が分かりにくいですので、説明をお願いしたいんですけれども。 149 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 150 ◯教育指導課長(西井久之君) 相談員とスクールカウンセラーの違いについてですか。 151 ◯委員(有村京子君) はい。と、役割分担。 152 ◯教育指導課長(西井久之君) 相談員と申しますのは、教育支援施設の方に教員を、校長のOBですけれども、相談員として配置しております。そのうち1名は、臨床心理士ではないんですが、心理カウンセラーの資格を持つ者も相談員の中には1名入っております。ただ、この相談員と言いますのは週3日勤務の非常勤的な内容であるということです。  それからスクールカウンセラーと申しますのは、臨床心理士の資格を持つカウンセラーでございます。これにつきましては、各中学校へ週1回というような形で配置しておりまして、小学校については月1回、スクールカウンセラーが回ってくると。その際に相談をいただくというような形を採らせていただいております。  あと、各学校だけでは不十分という場合もございますので、教育支援施設の方に週3日、スクールカウンセラー、臨床心理士の資格を持つ者が、午後だけですけれども、入っております。それぞれ、連絡をいただければ、スクールカウンセラーが入っている時間をお知らせさせていただいて、予約を入れて相談をしていただくというような形を採らせてもらっております。 153 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 154 ◯委員(有村京子君) これは、別に相談員でなくても、スクールカウンセラーだけで成せる事業でもないんでしょうか。相談員の方の必要性が今一つ、スクールカウンセラーだけで補うことはできないんですか。 155 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 156 ◯教育指導課長(西井久之君) スクールカウンセラーと言いますのは心理的な面からのアプローチをするということになります。相談員さんの場合は、学校教育の中で学校長の経験もされていますので、どういうアプローチをするとこの子にとって一番いいのかというような面で相談を進めていきますので、時には心の面から、心理の面から見た方がいいなということになればスクールカウンセラーの方につないでいくというようなこともやっておりますので、教育相談としましては心理、それから教育の両面から相談を受けてサポートしていく必要があるかなと思いますので、現行の体制の方がいいんじゃないかというふうに考えております。 157 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 158 ◯委員(有村京子君) そうしましたら、相談員の相談件数というのは、ここの資料には出てこないんですけど、大体どれぐらいあったわけなんでしょうか。 159 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 160 ◯教育指導課長(西井久之君) 教育相談室での相談件数ですが、平成20年度は、来所して相談していただいたのは422件ございました。そのほか、電話での相談101件、あるいはメールでの相談、これは少ないですけど、12件、まれにですが、ちょっとその家庭まで行かせていただいてというのが1件だけございました。その場合は、来所相談をしたりする中で、行った方がいいなということになれば訪問相談ということでさせてもらっております。 161 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 162 ◯委員(有村京子君) 今の相談件数をお聞きしましたら、スクールカウンセラーと相談員と、両方連携のもとにやっていかれるのがベストかなというふうにも感じました。  そうしましたら、154ページの教育支援施設管理費についてなんですけれども、それの2番の適応指導教室についてお聞きします。  平成20年の通室人数が17となっているんですけども、この17という人数が、たしか平成16年からの推移をずっと思い出してみると、この平成20年度は17で、すごく人数が増えたような気がするんですけれども、どうでしょうか。 163 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 164 ◯教育指導課長(西井久之君) 委員の指摘のとおりです。平成16年は10名程度でした。その後、平成19年には14名、それから、平成20年度には16名になっております。  ただ、この数は延べの数でして、途中で2名が完全学校復帰をしましたので、実質、常に16名がいるという状況ではないんです。平均して11名程度の在籍だったというふうに思います。当初は入っておったけども、学校の方へ徐々に帰れるようになって帰ったというようなことも、延べでここでは数えていますので、そういう状況もございました。 165 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 166 ◯委員(有村京子君) そうしましたら、一応これは延べの人数なんですけれども、内訳を教えていただけますか、小学校とか中学校の。 167 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 168 ◯教育指導課長(西井久之君) 小学校が1名です。あとは全部、中学生でございます。 169 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 170 ◯委員(有村京子君) 小中学校の不登校生の何%がここの教室に来ているわけでしょうか。 171 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 172 ◯教育指導課長(西井久之君) 不登校の定義にもかかわるんですけれども、実質、各学校で、完全に来れていない子と来れる回数が少ない子と様々ですので、そのうち学校の方にほぼ行けていなくて、この適応指導教室の方だったら登校できるというような子をほぼ全員受け入れていくという形で考えております。ただ、その際に、やっぱりこの適応指導教室内の人間関係がうまくできるようにということも踏まえた上での入室を認めておりますので、言われてすぐというのが多いんですけど、保護者の方は不登校になったらすぐここへ入れてくれという話になるんですけど、やっぱりこの教室内での人間関係がうまくできるようにということで、しばらくの間は教育相談室の方でカウンセリングをした上でここへ入ってもらっているというふうな形です。  ここへ入っていただいた後は、学校復帰を目指して人間関係、社会性、そういうものを高めていくということでやっておりまして、前にも委員の方から質問がありましたが、中間テストとか、そういうテスト関係では学校の方へ帰っていくようにしておりまして、ほぼ全員の子が学校のテストのときには戻るというような形でできている状況でございます。
    173 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 174 ◯委員(有村京子君) 不登校の定義ってありますよね。そもそも不登校の数というのが平成20年度はだんだん増えてきているのか減ってきているのか、その辺はどうなんですか。 175 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 176 ◯教育指導課長(西井久之君) 年間30日以上の欠席を不登校というふうに、一応、定義をしているわけですけど、実は平成16年が市内の年間30日以上の欠席者は一番少なかったんです。ところが、そこから若干また今は増えてきております。と申しましても、平成10年程度のときに比べるとまだ少ない状況なんですけども、不登校の数というのは、16年に比べると若干増えているというところでございます。 177 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 178 ◯委員(有村京子君) せっかくスクールカウンセラーとか相談員とか、それなりの体制をとっていらっしゃっても、なかなか不登校というのは増加傾向にあって、難しいということなのかもしれないですけれども、その辺どうなんですか、もう少しスクールカウンセラーとか相談員の方で力を入れていただいて不登校の発生率を抑えるというような、そういう何かお考えはないんでしょうか。 179 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 180 ◯教育指導課長(西井久之君) ご指摘いただいていますように、不登校の子どもたちを無くす、ゼロを目指していきたいというふうに思うわけですけども、スクールカウンセラーのもとに来ていただける家庭もありますし、そうでないところもあるわけです。したがって、学校を通じてスクールカウンセラーへ相談をしていただくとかいうようなことを勧めているところです。今年、スクールカウンセラー自身が、今、全小学校へ回っておりますので、小学校の部分でその芽みたいな、学校へちょっと行きづらいというような子があったときに相談をさせていただいて、その改善に努めていきたいというふうに思っております。  私どもの不登校の数というのは増えてはいるわけですけども、全国の傾向と比べると、本市の場合は、小学校についても中学校についても発生率としては低いレベルにあるということでございます。 181 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 182 ◯委員(有村京子君) 確かに生駒市は、増えてはいるものの、発生率はずっと前から、全国的に見ても、奈良県的に見ても低いですね。それはそうなんです。  それと、平成20年度で結構なんですけども、ここに通っておられる中3の進路がどうなっているのか、進学先とかを教えていただきたいんですけども。 183 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 184 ◯教育指導課長(西井久之君) 昨年度の進学先ですけども、公立の高校の方へ2名、それから、私学へ7名、専修学校へ2名という状況でございました。蛇足ではございますが、この中には有名私立高校を2校受けまして2校とも通ったというような子がいまして、学校には行けないんだけど、テストの結果はものすごく学力的に高いものを示しているというような子もいたという状況でございます。 185 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 186 ◯委員(有村京子君) 進学先の公立の中で、これは全日制ですか。 187 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 188 ◯教育指導課長(西井久之君) 全日制でございます。 189 ◯委員長(山田正弘君) 有村委員。 190 ◯委員(有村京子君) 進路を見させてもらったら、すごく多様と言うか、選択肢が広がっていますので、これは中での、適応指導教室の学習指導がとてもうまくいっている、そういう1つの証明だと思いますので、ありがとうございました。 191 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。伊木委員。 192 ◯委員(伊木まり子君) 154ページの地域ぐるみ健全育成推進事業等委託料というのが書いてあるんですけども、内容については前の153ページに書いてあるようですけども、具体的にどういう内容なのか。と申しますのは、19年の決算額257万、それとほとんど同じ金額になっているんですけども、健全育成をされるのであれば、新たな何か、こんなことをやったらどうですかというような追加の提案なんかが出てきて、多少は費用が変わるものかなと思って見たんですけども、ほとんど変わっていないので、どういう内容をされているのか教えてください。 193 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 194 ◯教育指導課長(西井久之君) 地域ぐるみの児童・生徒の健全育成事業というのは、昭和59年に当時の文部省の指定を受けまして、地域ぐるみの健全育成事業として取り組んだ中身でございまして、当初は生徒指導的な意味合いが強かったんですが、「手をつなぐ地域の中で子は育つ」というスローガンのもとに、現在では見守り活動にも力を入れていただいておりまして、各中学校区を中心に委員会を持っていただきまして、子育て支援、生徒指導というようなことで進めてもらっております。  各中学校区ごとにやる事業として、これは校区ごとに違うわけですけれども、例えば教育講演会をやっているところ、あるいは清掃活動、あるいは花づくりに取り組んでいたり、わくわく交流会というような形でやっておられたり、あるいは地域の運動会というようなことで取り組んでもらっていたりしております。この会自身は、元々学校主体で始めておったんですけども、現在では、その会長等は地域の方から出ていただいておりまして、定着して地域でこういう子育ての支援ということで進めていただいているところでございます。  経費についてでございますが、20年度は、ここの事業のほかに国の国立教育政策研究所の生徒指導総合連携推進事業というのを生駒市の方で受けておりまして、この事業の予算も使いながら事業を進めさせていただきましたので、経費的に市の方の事業はほぼ同じ金額なんですが、それに加えて国の事業経費もそれに充てて、同じような活動の中に入れてやりましたので、金額的には約90万ほど上乗せしたような形で事業を進めさせていただいたというところでございます。 195 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 196 ◯委員(伊木まり子君) 地域の方からとか、もっとこんなことをやったらどうかというような意見が活発に出てくるんでしょうか、こういう取組の中で。 197 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 198 ◯教育指導課長(西井久之君) もちろんそれぞれの地域の代表者の方とかの代表者会を持っておりまして、その中で、予算で余り極端な増額というのはなかなか難しいところはあるわけですけども、こういうことをやっていきたいので事業費がもうちょっと必要やとかいうような相談は受けさせてもらっていまして、各中学校区からこういう経費が必要ですよということで予算を上げていただいて、それを事務局の方で各校区に配当させていただいているというような形でございます。 199 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 200 ◯委員(伊木まり子君) じゃ、それを削られるということは余りないということですかね。 201 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 202 ◯教育指導課長(西井久之君) できるだけ、やっていただいている方たちにご迷惑を掛けない形で進めたいというふうに考えております。 203 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 204 ◯委員(伊木まり子君) 83ページなんですけども、先ほど小笹委員が質問されたことと少しかぶるんですけども、私も市民生活経費のところの各種相談の状況というところなんですけども、法律相談については予約制で516件ですね。あと、行政相談と暴力相談というのは月2回とか月1回とかというふうに決まっていて、予約とかなしで開かれているというふうに広報の案内を見て、そう理解しているんですけども、相談件数がどちらも年間で3件ずつというふうになっていると思いますが、これは実際、開いている時間には相談員の方とかはどのような形で対応されているんですか。そこにずっとおられるんですか。その辺のことを教えてください。 205 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 206 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 時間の拘束をさせていただいておりますので、その時間は待機という形でいてもらっております。 207 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 208 ◯委員(伊木まり子君) ということは、年間に24回待機されていても3件だけで、暴力の方は12回待機で3件だけということで、どれくらい効果があるのかなと少し疑問に思うんですけども、他市とかの状況はどんなふうに、もっとたくさん来られているとか、見直しをして何か改善されたとか、そういうところがありましたら教えてください。 209 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 210 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 他市の状況も同じように似た状況だと思います。国からの委託の事業となってまいりますので、私どもの方でどうのこうのというのはなかなかできない部分もございますので、その辺だけ、よろしくお願い申し上げます。 211 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 212 ◯委員(伊木まり子君) 131ページの消費者保護対策事業費というところですけども、これについての相談業務ですけども、これは月曜から金曜で、1年間に1,122件というふうになっていますので、1日当たり大体四、五件というふうに考えていいのかなと思うんですけども、この業務に対しては消費生活相談員という方が当たられているんだろうと思うんですけど、何人、毎日いらっしゃるとか、何人が交代でやられているとか、その辺を教えてください。 213 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 214 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 平均して毎日3名で対応させていただいております。 215 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 216 ◯委員(伊木まり子君) 先ほど言いましたように、四、五件ということでいいんですか。日によって違うと思いますけども、どんなことになっているのか教えてください。 217 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 218 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 平均、それぐらいになります。日によってやっぱり多いときも少ないときもございます。来所されて、相談が結構長いとか、電話でも結構、1時間、2時間とか長い場合もございますので、数的には少ないかも分かりませんけど、時間的に結構長いというところで了解いただければと思います。よろしくお願い申し上げます。 219 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 220 ◯委員(伊木まり子君) この相談件数については、当初、予定されていた人数に比べてどうなんでしょうか。少な過ぎるとか多いとか、これぐらいの人数だとか。 221 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 222 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 大体、予定しております、ずっと旧年度から見ての平均的な数字かなと思いますけれども、やはり消費生活センターの方も、元々は3階にあったんですけれども、市長の施策の方が、もっと身近に、市民が気楽にいつでも入ってこれるような施策をとれということで言われておりますので、1階の方に移させてもらいまして、結構、市民の方がたくさん来ていただくようになりましたし、また、PRもしておりますので、結構、周知もできてきたから数も、反対にいろんなことが減ってきたのかなという気もするんです。大体、1日20件が平均的な数字かなと思います。だんだんと、3年前ぐらいから徐々には減ってきておるような状況なんです。結構、市民の方もいろんなことをご理解もいただけるようになってきて、いい意味での減かなという気もするんですけれども。 223 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 224 ◯委員(伊木まり子君) 確認ですけど、相談件数は減ってきているということ。 225 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 226 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 年度で言いましたら、去年が1,148件、今年が1,124件ですので26件ですか、ちょっと減ってきておると。徐々に徐々には減ってはきております。 227 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 228 ◯委員(伊木まり子君) 人口11万、12万の市でこういう事業をしたら大体どれぐらいの人数が来られるとか、そういうことはご存じないですか。 229 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 230 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 全部は調べていないんですけど、よそに比べたら生駒の方は、結構、相談件数が多いんです。どうしても奈良県の中でも吉野とかになりましたらそんなに相談件数も、いろんなもめごとも少ないと。こんなことを言うたら怒られますけれども、生駒の場合は、やっぱり悩み事も結構多うございますから相談件数も結構多いと。 231 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 232 ◯委員(伊木まり子君) 私は、3名常駐してはるんやったら、もっとたくさん来られていろいろ相談されてもいいのかなというようなことを思いまして、先ほど小笹委員が言われていましたけども、この広報の案内ですけど、年いった人だったらこんな小さい字は読みにくいなとか、何かもっとPRの仕方、こんなところで相談をやっていますよというのをしっかり、お年寄り向けの相談内容だったら大きな字で書くとか、もうちょっと工夫をされて、税金でこういう相談を無料でやっていますからということをしっかりPRして、3人もいらっしゃるんだったら、もっとたくさん来られて、市民のためになったらいいなと思いますので、またご検討いただきたいと思います。 233 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。宮内委員。 234 ◯委員(宮内正厳君) 151ページ、教育委員会費ということなんですけども、たしか教育委員会は定数は5名でしたかね。 235 ◯委員長(山田正弘君) 教育長。 236 ◯教育長(早川英雄君) これは弾力的な応用はできるんですけれども、一応、定数条例から言いましたら5名。 237 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 238 ◯委員(宮内正厳君) 今現在は何名で。 239 ◯委員長(山田正弘君) 早川教育長。 240 ◯教育長(早川英雄君) 4名でございます。 241 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 242 ◯委員(宮内正厳君) これ、いつから4名になっておるんですかね。 243 ◯委員長(山田正弘君) 大津輪部長。 244 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) 平成17年か18年からだと。 245 ◯委員長(山田正弘君) 早川教育長。 246 ◯教育長(早川英雄君) 私、平成18年の7月1日に教育長に就任させていただきました。そのときから4名になったと思います。 247 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 248 ◯委員(宮内正厳君) ということは4年間ぐらいですね。  この間、ほかの議員さんからもいろいろ、市長あてにこの問題で意見があったと思うんですけど、その間、市長も鋭意努力されているということでお話を伺っておったんですけども、18年7月ですか、この前聞いたときに1名抜けて、その穴埋めをされたと。それでもまた1名の欠員があるということなんですけども、市長並びに、またあるいは教育委員さん、もちろん教育長も含めてなんですけど、このことについて何かご意見は上がっています。市長は抜いて、何か意見は上がっていませんか。 249 ◯委員長(山田正弘君) 早川教育長。 250 ◯教育長(早川英雄君) 教育委員会で、特に教育委員長の方からも、できるだけ定数を確保するようにと市長に申し入れてくださいというようなご意見はいただいております。 251 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 252 ◯委員(宮内正厳君) 例えば候補者の提案なんかはされているんですか。 253 ◯委員長(山田正弘君) 早川教育長。 254 ◯教育長(早川英雄君) 事務局の部長以下、事務局職員の方からいろんな方のご推薦も受けましたし、私自身も現場の学校長とかのご意見とかを参考にしながら市長にお伺いを立てたこともございます。現実に、市長の命令を受けまして、両部長、生涯学習部長と教育総務部長と一緒にその方に面談に行きまして就任を要請したということもあるんですけども、その方からは、一度はお受けいただいたんですが、その後、ご自身の仕事の関係でご辞退をされたと。その後、市長が更にその方に対して、再度、要請をしたんですけれども、固辞をされたと、こういうような状況もございます。 255 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 256 ◯委員(宮内正厳君) それは、今言われた方以外にも何人かそういう対象者があって、交渉されたということで理解していいんでしょうか。 257 ◯委員長(山田正弘君) 早川教育長。 258 ◯教育長(早川英雄君) 実際に交渉したのはその方1名でございます。 259 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 260 ◯委員(宮内正厳君) 特に生駒市内には人材が豊富だというふうに私も考えているし、もちろん生駒市内だけに限らずということで言えば、いろんな方がいっぱいおられると思うんですよね。  大いに、これはやっぱり今教育長が言われたように、庁内の方で、また教育委員さんの中でお名前を出しながら鋭意努力すると。その辺が、されているんだけども、結果的には穴が埋まっていないというのが現状だと私はそういうふうに理解しておるんです。その辺では、今後どういうふうに考えておられるんですかね。 261 ◯委員長(山田正弘君) 山下市長。 262 ◯市長(山下 真君) 前からも申し上げておりますとおり、別に4人でいいと思っているわけではございませんので、またいい人がいれば議会に提案したいと思います。 263 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 264 ◯委員(宮内正厳君) その答弁を聞いて4年なんですね。残念と言うのか、もちろん努力をされていないとは思っていませんよ。だけど、それはやっぱり一定の期日というのがあると思うんです。教育長が就任されてからこういう状態だという話ですから、この辺はやっぱり、真剣にされているとは思うんだけども、より一層、例えば年次計画みたいな、またあるいは何人か具体的に名前を出して、どう当たっていくのかと。もちろんご本人さんのご意向もありますから、そう簡単にいかない部分もあるかも分かりませんけど、この辺は、4年間同じ答弁じゃ、ちょっといただけないということですね。ちょっとご指摘申し上げたいと思います。 265 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 266 ◯委員(宮内正厳君) 図書会館費の167ページなんですけども、年間貸出し67万冊で、その中の図書館利用券登録者数というのがあるんですね、これは市内というふうに書いてあるんですけども。ということは、これは市内以外は利用できないというふうに理解したらいいんでしょうか。
    267 ◯委員長(山田正弘君) 中村館長。 268 ◯図書会館長(中村正博君) 市外の方でも、生駒市に勤めてはるとか学生さんとか、そういうのは利用していただいております。 269 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 270 ◯委員(宮内正厳君) ということは、市民であるということと、市内にお勤めあるいは学校に行っておられるという方が条件だということですね。  先般、実は市町村界の、本当に生駒市から歩いて二、三分のところにお住まいの方からお話があったんですけども、その方は、その行政区の図書館に行くのには相当距離があるということで、できたら生駒市内の図書館を利用させていただきたいと。ところが、受付で断られたと。今言われた条件、市内若しくは通勤うんぬんという形で利用できないんだと言われる話を聞いたんですけど。例えば鹿ノ台にお住まいの方で、お家の近くにもあるんだけども、奈良市の西部図書館と言うんですか、学園前のところにありますね、これ、例えば奈良市で生駒市民が利用できる、また逆に言えば、生駒の北コミがあって、近隣の奈良市の登美ケ丘で、生駒の図書館の本も利用したいというふうなお互いの相互利用と言うんですか、今までそんな話はなかったんですかね。 271 ◯委員長(山田正弘君) 中村館長。 272 ◯図書会館長(中村正博君) ないことはなかったと記憶しているんですけども、結局、奈良市は奈良市、生駒市は生駒市ということで、まだそのまま継続しているということです。 273 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 274 ◯委員(宮内正厳君) それは、奈良市と交渉された、またあるいは、生駒市としての方針は、奈良市がそれを受けていただくようだったら生駒市はやりたいと。ところが、奈良市は、いや、そんな意思はありませんというふうなお話だったんですか。 275 ◯委員長(山田正弘君) 中村館長。 276 ◯図書会館長(中村正博君) 以前、14年のときに、私、図書館長をしていたときに、ちょっと奈良市からそういう話もありましてんけれども、ただ、それはそのままで終わりました。 277 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 278 ◯委員(宮内正厳君) それ、いつごろ終わったんですか。それが終わったのはいつごろですか。 279 ◯委員長(山田正弘君) 中村館長。 280 ◯図書会館長(中村正博君) 14年。 281 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 282 ◯委員(宮内正厳君) これも6年近く、7年近くたっているということで、もう一度、生駒市はやる気があるんだという意思はここで確認できますか。 283 ◯委員長(山田正弘君) 山下市長。 284 ◯市長(山下 真君) そういう相互利用というのは相互にとってメリットのある話ですから特段否定する理由はないと思いますので、今日のご指摘を踏まえまして、市としても検討したいと、このように思います。 285 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 286 ◯委員(宮内正厳君) 相手があることですから、相手側が拒否されたらちょっと困るような部分があるかは分かりませんけどね。例えば生駒市に勤めておられて奈良市に住んでおられるということでいけば、ごめんなさい、市長のことを皮肉っているんじゃないんですよ、生駒市にお勤めであって奈良市民であれば奈良の図書館も使えて生駒の図書館も使えるということですから、そういう意味では、相互利用という形で、生駒市のスタンスは分かりました。奈良市の方にもそういう形で利用ができないのかということで、ちょっと粘り強くと言うのか、市長のお話しいただいたとおりで、よろしくお願いしたいなと思います。 287 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 288 ◯委員(宮内正厳君) 175ページ、本のリサイクルの件なんですけども、南コミセンでは市民の本の持込み本もリサイクルコーナーに参加しているという話を伺ったんですが、これは今どういう現状なんでしょうか。 289 ◯委員長(山田正弘君) 上埜館長。 290 ◯南コミュニティセンター館長(上埜秀樹君) ここに本のリサイクル事業と書かせていただいています。それから、古本まつり、2つ書かせていただいております。  本のリサイクルにつきましては、現在、図書で蔵書しておりますもので古くなったり、あるいは利用が非常に多くて傷んだもの、そういった除斥するものについて市民の方に提供するという形でございます。  それから、一般市民の方が持ち込んでいただく分につきましては、先ほど申し上げましたリサイクルコーナーにつきましては常設でございます。古本まつりというふうに書かせていただいておりますのが、市民が持込みをされる本を、また市民の方に提供するということで、これは定期的に、現状では年に2回ということでさせてもらっている事業でございます。こっちの方が、先ほどおっしゃった、市民が持ち込まれたものを提供するという方の事業でございます。以上です。 291 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 292 ◯委員(宮内正厳君) 持込み、年2回と言われたかな。期日を決められているのかどうか分かりませんけども、これは南のコミセンの独自の事業なのか、それとも、南のコミセン以外の事業として、全市的な取組としてされているものなのか、その辺はどうなんでしょうか。 293 ◯委員長(山田正弘君) 上埜館長。 294 ◯南コミュニティセンター館長(上埜秀樹君) リサイクルコーナーにつきましては、市内の館で一番最初に実施いたしましたのは南分館でございますけれども、現在、本館等でも既に実施をしております。  あと、古本まつりにつきましては、現状では南分館で今行っておりますが、それ以外で、部分的に雑誌等でしております館はございますが、古本まつりという形、雑誌に限らず書籍ということでしておるのは、現状では南分館ということです。 295 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 296 ◯委員(宮内正厳君) つまり市民の方からの本の持ち込みということでの実施は南館以外もあるということなんですか。 297 ◯委員長(山田正弘君) 奥田館長。 298 ◯北コミュニティセンター館長(奥田 好君) 北コミの方は持ち込みはございませんが、21年の3月に、一応、館の中の古雑誌まつりということで3月1日に1,400冊ほど提供いたしまして、837冊を持ち帰られた。参加ざっと300人ほどの方で本を持ち帰られたというのはありますけども、持込みではございません。  それと、今年からは毎週金曜日、本を希望の方に自由に持ち帰っていただくように設置はさせていただいております。 299 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 300 ◯委員(宮内正厳君) すごくいいことだと思うんですよね。ただ、南コミセンでやっておられるような市民の持込み本、ここらも、スペースの関係があるのか、私はよく分かりませんけども、南コミセンでやっておられる方法を、もしほかのところでも可能であれば、その辺は検討、研究と言うんですか、いや、スペース上、全然無理なんだという話であればまた別の方法を考えなきゃならんと思うんですけども、その辺はどうなんですかね。 301 ◯委員長(山田正弘君) 長田部長。 302 ◯生涯学習部長(長田二郎君) 南の方で、市民の方から持ってきていただいて、また市民の方に還元するという形のものをさせていただいております。その状況もまた見ながら、場所的な問題は解決できるとは思いますけども、その状況、どれだけ市民の手間がかかるかということも見ながら、できたら広めていきたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 303 ◯委員長(山田正弘君) 暫時休憩いたします。              午前11時59分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後0時59分 再開 304 ◯委員長(山田正弘君) 休憩を解いて引き続き会議を行います。  その前に、市長より答弁の修正がございますので。山下市長。 305 ◯市長(山下 真君) 先ほど宮内委員の質問に対しまして、図書館の相互利用の件で検討したいというふうに申し上げたんですけども、ちょっと過去のいきさつを職員に確認いたしましたところ、奈良市の西部会館は建物も古くて、駐車場も狭くて、蔵書も少ない。一方で北コミュニティセンターは施設も新しくて、駐車場も広くて、蔵書も大変充実しているということで、専ら奈良市民から生駒市に対しての要望はあるけれども、生駒市民が西部会館を利用したいという声は余りないということで、例えば奈良市民に開放した場合に、人気のある本が奈良市民の方が借りていて生駒市民の方が借りられないというようなことも想定されますので、内部で検討した結果、生駒市の方から声をかけるのはやめておこうという経緯になったということなので、ご報告させていただきますとともに、それに代わる制度というわけではないんですけども、この11月からふるさと納税を1万円以上された方に図書館の利用カードをお渡しすると、お米とかお野菜と同じみたいに。ですから、奈良市民の方で1万円以上ふるさと納税を生駒にしていただければ、その利用券がもらえると。1年の有効期間なんですけど、もし奈良市民の方に問われたら、そのようにお答えいただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 306 ◯委員長(山田正弘君) それでは、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。宮内委員。 307 ◯委員(宮内正厳君) 僕は午前中の市長の答弁を聞いて、有り難い話だな、いよいよ前に進むかなと思って、先ほど平成3年と言われたかな、古い話だと思うのでね。事情は分かりました。できるだけ、ほかの改善策も含めて、今後、検討していただくということでよろしくお願いしたいと思います。 308 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 309 ◯委員(宮内正厳君) 117ページなんですけども、水辺環境再生事業費についてなんですけども、ここで、水辺環境の整備を行うということで、親水空間として富雄川うんぬんという形でうたわれておるんですけども、私、竜田川の万葉クリーン計画というのは一定のあれをもって、一般質問等で何度か提案もさせていただいたところなんですけども、富雄川はこれでいいとは思うんですけども、竜田川の万葉クリーン計画との関係で言えば、親水公園と言うんですか、水辺空間をどう利用していくのかということで言えば、私は、一定、方針を持ってきたし、今後も持たなきゃならないというふうに考えておるんですけども、その辺で、これは確かに生駒市だけでやる事業というよりも、県を巻き込んでと言うのか、県と一緒になってと言うんですかね、そういう事業であっても私はいいと思うんです。その辺で、何か今、具体的な計画を持っておられますでしょうか。 310 ◯委員長(山田正弘君) 平井課長。 311 ◯環境政策課長(平井克典君) 竜田川につきましては、南第二小学校区のちょうど対側側と言うんですか、国道168号線の改修工事に伴いまして川の幅が広くなっております。その部分におきまして、親水型の護岸整備をやっていったらどうかという思いも持っておりまして、奈良県の方へ協議させていただいております。  奈良県の方ですが、地元で管理をするということであれば、国からの金でいけるということの返答もいただいておりまして、まず第1回目、南地区自治連合会に集まっていただきました。第2回目には南第二小学校区の自治会長さんにお集まりいただきまして、地元の要望等をまとめさせていただきました。  まず、降雨時に急激に水が増えるので危ないという意見もあったんですが、やはり竜田川をきれいにしていくという中で、同じするならきれいな形のものをやっていただきたいという統一的な回答をいただきましたので、それを持って、今、郡山土木に投げ掛けまして、現在、設計の方に取り組んでいただいております。11月末ぐらいに一応できまして、地元にもう一度お集まりいただいた中で検討、協議させていただくということになっております。以上です。 312 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 313 ◯委員(宮内正厳君) 何度も何度もこの問題では提案もさせていただいて、市も前向きな形で検討もしていただいたと。そのことがこういう工事の中で実現をする運びになりそうな感じですね。これは有り難い話だと思っていますけども、これ、面積とか規模と言うんですかね、大体その辺はどのぐらいの面積でやろうとしているのか。 314 ◯委員長(山田正弘君) ちょっと宮内委員に申し上げますけど、今の質問、決算審査の内容から離れていますので、決算の内容に戻っていただけますか。 315 ◯委員(宮内正厳君) 決算というのは、先ほど言われたように、来年の予算にどう反映させていくのか、このことが問われる委員会なんです。決算書の数字だけを見るというのは、それはそれで大事なんです。だけども、来年度の予算にどう反映させていくのかという、その視点からも、やっぱり我々議員であれば最低限の仕事だと思うんですね。(発言する者あり) 316 ◯委員長(山田正弘君) 今、意見があるように、予算があるので、その場で来年度の予算を審議してもろうたらええと思うんですけどね。 317 ◯委員(宮内正厳君) よろしいか、委員長。 318 ◯委員長(山田正弘君) はい。 319 ◯委員(宮内正厳君) 予算のときだったら、今度は次の来年、本年度予算の中で盛り込まれなかったらどうするんですか。そうでしょう。決算というのは、先ほど言ったように、来年の予算に事業としてどう反映させていただくのかと。 320 ◯委員長(山田正弘君) そしたらね、簡潔にしてください。答弁の方もちょっと簡潔にお願いしたいと思います。 321 ◯委員(宮内正厳君) 簡潔に言うてるでしょう。面積はどのぐらいですかと聞いただけ。これ以上簡潔にどうやってするんです。よう人の話を聞かなあかんて。 322 ◯委員長(山田正弘君) 平井課長。 323 ◯環境政策課長(平井克典君) 一部、用地未買収の部分があるということをお聞きしておりますので、大体150メートルで幅員約10メートル程度かなと聞き及んでおります。1,500平方メートル。およそで考えておいてください。 324 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 325 ◯委員(宮内正厳君) それは、今言われた河川敷等の空き地を利用するということですね。それが中心になると思うんですけども、そしたら、それは土地の買収と言うんですか、基本的には終わっているというふうに考えたらいいんでしょうかね。 326 ◯委員長(山田正弘君) 平井課長。 327 ◯環境政策課長(平井克典君) 先ほども申し上げましたとおり、一部、未買収用地があります。ただ、それを外してやるということです。 328 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 329 ◯委員(宮内正厳君) それを外して約1,500平米だと。 330 ◯環境政策課長(平井克典君) ぐらいと聞いております。 331 ◯委員長(山田正弘君) 次、ございませんか。井上委員。 332 ◯委員(井上 清君) 先ほど学校の芝生に関して155ページかな、質問が出ていたんですけども、さっきの答弁の中で、鹿ノ台の中庭が、現在、やったんだけども失敗したみたいな言い方をしていましたけども、グラウンドと芝生の何かメリットと言うんですかね、芝生は芝生にした方がいいというメリットというのがあると思うんですけど、その辺をちょっと教えてもらえますか。 333 ◯委員長(山田正弘君) 大津輪部長。 334 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) 失敗したということではなくて、平成21年、今年、県の事業で鹿ノ台小学校のグラウンドを芝生化しているということでございます。  芝生化のメリットと言いますのは、やっぱり子どもが転んだりけがをしたりすることを心配せずに走り回れる、十分運動ができる、一方、逆に芝生が学校の体育なんかに適さないという部分も、やっぱりメリット・デメリットはあるように思います。以上です。 335 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 336 ◯委員(井上 清君) 私は雪国で育ったので、学校のグラウンドといったらフィールドと言うか、走るところは土なんですけども、真ん中は全部、芝生というよりも雑草の生えた原っぱみたいな感じだったんです。学校の中庭というのは、冬はスケートができるようなところでして、夏は専ら雑草が生えているので草刈りだけしたらいいというやり方のあれで、芝生というよりは原っぱみたいなところで利用していたんですよ。だから、管理が大変だということなので、何か芝生でなくても原っぱみたいので、ただ雑草が生えていてもいいから、とにかく、例えばゴルフ場でいけばグリーンがありますけども、グリーンは芝生ですよね。だけども、フェアウエイのところなんかでしたら一分刈り、二分刈り、三分刈りみたいな感じでずっとなっていまして、ラフの方へ行けばあれでしょうけども、そういうふうになっているので、何か土から芝生じゃなくて、その中間ぐらいの、どんどん学校の中で、どこか中庭みたいなところのスペースがあればやっていけば、管理もしやすいし、そういうところであれば私たちでも草刈りだけで済むというふうに思うんですけど、どうでしょうか。 337 ◯委員長(山田正弘君) 大津輪部長。 338 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) やはり運動場ということなりますと、子どもたちが自由に遊んだり体育ができるということからすると、雑草にしても短く刈り込まなければならないということからすると、雑草ではいろんな種類で丈が伸びたりすると思いますので、やっぱり芝生が適しているんじゃないかなと思います。 339 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 340 ◯委員(井上 清君) 野球場のようなところじゃなくて、学校のスペースというのはいろんなところがあると思うので、そういうようなことで対応できないのかなと思ったんです。それは確かに高学年の方でしたらできないでしょうけども、低学年の人でしたら、中庭のようなところが芝生、芝生ではないね、そういうふうになっていたら結構遊べるのかなと思ったりしたもので。検討してください。 341 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 342 ◯委員(井上 清君) 117ページ、環境保全対策の合併処理浄化槽設置補助についてお伺いします。  たしか生駒市は、国や県が補助を打ち切られていく中で、生駒市独自の事業で、公共下水道普及が見込めない区域にあって必要であるということで補助を出してやっていると思うんですけども、前は7年以内に公共下水道が入らない区域、たしかそういう区域に優先的に使ってもらうというふうにお聞きしていたと思うんですけども、現状、補助件数、今年74基とありますけども、その内訳と言いますか、どういうふうなところで使われているのか、お聞きします。 343 ◯委員長(山田正弘君) 安達課長。 344 ◯下水道管理課長(安達博臣君) 補助対象でございますが、これについては以前と変わりはございません。  まず、下水道の事業認可計画区域外、下水道の整備をすぐにしないというところと、あと、事業認可計画区域内におきましては、竜田川流域でおおむね7年以上整備が見込めない地域、こちらについて補助を実施しております。ほとんどは事業認可計画区域外でございますが、もう1つ、全体区域外というのがございます。まだ事業は当分しないという区域、そちらについては平成20年度は10基、補助しております。 345 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 346 ◯委員(井上 清君) 分かりました。これでいいです。次、81ページ、放置自転車対策。  禁止区域をつくってずっとしていただいて、かなりなっているんですけども、撤去したリサイクルした台数と、それから、処分にかかる費用と撤去・保管料の収支、その辺をちょっと教えてもらえますか。 347 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 348 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) まず、撤去の処分の金額ですか。 349 ◯委員(井上 清君) はい。 350 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 自転車の方なんですけども、平成20年度は189台、処分させてもらいました。1台525円で9万9,225円です。
     それから、リサイクルの方はほとんどできていないで、廃棄処分がほとんどなんですけれども。 351 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 352 ◯委員(井上 清君) まだ禁止区域内においても、道路についてはきちっと撤去されているんですけども、個人のお家の敷地のところとか、それから、お店であっても駐車場になっているところとか、特に駅周辺でしたら近鉄の私有地のところにかなりの放置されている自転車があって、パトロールと言うのかな、してくれている方たちにしても、ここは私有地だから撤去できないというようなことで、かなり景観が悪くなっている部分が一部分にあるんです。そういうところの指導というのはどのようにされているんでしょうか。 353 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 354 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 一部、個人の土地とかにかかる部分についてはなかなか指導というのができにくい状況なんです。当然、市道であれば市の方で指導はやって、ちゃんとこういう絵符もはって、いつまでに撤去しなさいと言うんですか、すぐよけなさいというので全部付けて回れるんですけど、個人の敷地にかかるところはなかなかやりにくいところがありますので、そこまではちょっと、指導はしにくいというところなんですけれども。  生駒の駅前でも近商ストアの前がございますわね、あそこでも市道にかかるところについてはちゃんと、止めたらあかんよという大きな警告の文もはっているんですけども、三井住友銀行の方に入るところについては個人の土地も入っていますので、なかなかそこまでは指導しにくい状況なんです、正直なところなんですけども。 355 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 356 ◯委員(井上 清君) そういうところは指導しにくいと思うんですけども、明らかに企業の駐車場になっているところで、それで、看板はあるけれども、全然、ふだん、車一台止めないんですね。そこに自転車をどんと置いてあるんですけども、撤去できないということで、私たちも駅を通ったりしているときに、こういうのはもっと、撤去するように市がするべきではないかというような声があるんですよ、現実に。そういうところは、やっぱり持ち主さんの方に言って、それで、こちらで強制的に撤去するとか、そういうことをしてもいいのではないかなと思うような。まともな自転車だったら私、そんなん言いません、預けているのかもしれませんから。だけども、著しく壊れているやつ、しかも、そういうところには必ずチラシとかいろんなものを捨てていっているという現状がありますので、指導方、してほしいなというふうに思うので、どうでしょうか。(「法的にできへんねんと言うたらええねん」との声あり) 357 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 358 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) おっしゃるとおり、法律的には、個人の土地であれば個人さんが処分していただくという形になりますので、こちらではちょっと指導はできにくいです。 359 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 360 ◯委員(福中眞美君) 決算書の118ページのごみ処理費の中で、プラスチック製容器の件なんですけれども、委託料として183万8,235円ということでなっていると思うんですけれど、これは、モデル事業として何事業、この年度は実施されたんでしょうか。 361 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 362 ◯環境事業課長(山本喜久治君) モデル事業としまして、2自治会、ひかりが丘自治会と西松ケ丘自治会を実施させていただいております。以上です。 363 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 364 ◯委員(福中眞美君) これは何年、モデル事業として実施されているんでしょうか。 365 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 366 ◯環境事業課長(山本喜久治君) モデル事業としましては平成15年から、有里自治会からスタートしまして実施させていただいております。 367 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 368 ◯委員(福中眞美君) 結構長いことされていると思うんですけれど、自治会としては何自治会が、これ、モデル事業として参加されたんですかね。 369 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 370 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 失礼しました。平成15年から新旭ケ丘自治会を皮切りに、15年が新旭ケ丘自治会、16年も新旭ケ丘自治会、17年が有里自治会、18年が北大和自治会、19年が西松ケ丘自治会、20年が西松ケ丘とひかりが丘自治会がしていただいております。 371 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 372 ◯委員(福中眞美君) これ、評価と言いますか、市民の方の声とかそういうのは聞かれていますでしょうか。 373 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 374 ◯環境事業課長(山本喜久治君) モデル事業を実施していただいた終わりにアンケート調査などをさせていただいております。その中でも、関心の高い住民さんがおられまして、廃プラの収集は全市的に広げてもいいんじゃないかというようなご意見もいただいております。 375 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 376 ◯委員(福中眞美君) ごみの減量化にもつながっているんだろうというふうに、私も今実感しているんですけれども、ただ、軽いというのはあるかもしれませんけれど。これは、全市でやるためにモデル事業として進めるということで最初から聞いていたと思うんですけれど、全市でやる場合、試算的にはどれぐらいかかるのかなというのがちょっと気になったんです。 377 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 378 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 今のところ、想定しておるんですが、1億2,000万以上はかかるかなというように検討の中ではしております。 379 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 380 ◯委員(福中眞美君) 今、金額をお伺いしたんですけど、結構かかるなというのと、あと、今、ごみ袋を配布していただいてモデル事業として実施させていただいているんですけど、そのように全市になったらごみ袋も無くしていったという経緯もあると思うんですけど、この件については、徹底するためにそのようなことも、どう考えてはるんでしょうかね、今。 381 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 382 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 今現在、廃プラスチックの全市収集に向けまして、今言いました1億2,000万の費用をどれだけ削減できるかと。具体的にどのような形で収集、また、処理をしていったらいいかというようなところを、ごみ減量化の検討部会で議論しておるところでございます。そうした中で、専用ごみ袋についても、どのようにしていくかというところも検討していただけたらと思っております。以上です。 383 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 384 ◯委員(福中眞美君) 十分検討していただいて、できるだけ費用の方も抑えていただいて、環境問題についてはやっぱり力を入れていただきたいと思いますので、その辺、よろしくお願いしておきます。以上です。 385 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。井上委員。 386 ◯委員(井上 清君) 153ページ、教育委員会の運営で、幼小中連携事業費とありまして、幼小中間の授業や交流の実施とありますが、どのようなものなのか、教えてください。 387 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 388 ◯教育指導課長(西井久之君) 幼稚園と小学校、あるいは小学校と中学校間、中学校と幼稚園間の校種間の交流を進めていただいて、例えば幼小でしたら幼稚園から小学校へ入る際に当たっての段差と言われる部分があるわけで、それの解消とか、あるいは子どもたちの緊張を解きほぐすとか、そういうねらいを持って進めておりまして、幼稚園の保育と小学校1、2年生の、例えば生活科の授業で外へ出たときに一緒に合同で、公園で学習、遊ぶというようなことをやったり、あるいは行事を一緒にやったりというようなことをしております。また、幼稚園の子に学校で給食を食べていただくというような給食体験ということも進めております。  小中の交流につきましては、中学校の先生が小学校へ出向いて授業をする、例えば英語の授業をする、理科の授業をするというようなことで進めております。  幼稚園と中学校の交流につきましては、中学生が幼稚園に行き、読み聞かせをしたり、あるいは紙芝居をしたりと。反対に、また幼稚園へ行って、中学生が職場体験として幼稚園で学習をするというようなことを進めております。以上でございます。 389 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 390 ◯委員(井上 清君) それは全幼稚園、小学校、中学校ということで行われているんでしょうか。 391 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 392 ◯教育指導課長(西井久之君) 基本的に全幼稚園、小学校で行われております。ただ、学校によって、そばにあるところと、ちょっと離れているところがありますので、その面で、ちょっと交流の回数が多いところと少ないところがどうしても出ているのが実情でございます。 393 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 394 ◯委員(井上 清君) あと、ちょっと所管が違うんですけども、保育所は、今、3つできたりして充実してきていますけども、一方で、この事業だけを見ていますと、幼小中と学校教育関係の連携は進んでいると思うんですけども、幼稚園と保育所の連携はどうなっているのか、あるいはまた、それは小学校1年生で同じ机に並ぶわけですので、どのような連携をされているのか、ちょっと教えてください。 395 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 396 ◯教育指導課長(西井久之君) 例えば幼稚園と保育園の関係では、先生の研修の部分については共通化してやっております。ただ、小学校との交流とかになりますと、やっぱり保育園の範囲、どの範囲の子が通っているのかということになると、ちょっと広くなりますので、どうしてもその部分になると弱い部分があるように思います。  中学校の職場体験として中学生が保育園にお邪魔しているというようなこともありますし、また、中学生が交流しているという事実も何園かで実施させていただいているところでございます。 397 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 398 ◯委員(井上 清君) 幼稚園、小学校、中学校は、毎月1回は会議もされているように思いますし、そういうことをされているんですけども、小学校1年生と保育所の高学年、高学年とは言わないんでしょうけども、6歳児ぐらいの人との交流があってもいいのではないかなと思うんです。だって、4月になったら、3月まで保育所へ行っている人が4月からは同じ机を並べるわけですから、だから、そういう体験的なことも含めて交流されてもいいのかなというふうに思うんです。  もう1つ感じているのは、私たちも入学式とか卒業式に行くんですけども、意外と保育所の園長先生が必ず来ているとは限らないし、もし来ていても、何か隅っこの方で1人寂しくしているという感じがあって、それはなじみがないからだと思いますけども、そういうので何か感じるんです。どうでしょうか。今後、そういうことは考えられませんか。 399 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 400 ◯教育指導課長(西井久之君) どうしてもそういうふうに感じられるのは、そういう状況にあるのかなというのはちょっと気になるところなんですが、現実の問題として幼稚園と保育所、あるいは保育園と小学校との交流というのは、就学に当たっての部分では十分打合せ、あるいはお互いに一緒にやっている部分はいっぱいありますし、また、地域ぐるみの活動、先ほど出ていましたけど、この活動については一緒に研修もし、そして、一緒に授業の中身に入っていただいているところがありますので、そういう取組を今後とも深めていきたいというふうに思います。 401 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 402 ◯委員(井上 清君) そしたら、次、155ページの学校創造推進事業について。どんなことをしているのか、特色のある学校の例を示してほしいと思います。 403 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 404 ◯教育指導課長(西井久之君) この学校創造推進事業というのは、地域の方々や保護者が教育活動の支援をするということで、各学校によって中身は大きく変わるんです。また、校種によっても大きく変わります。  例えば小学校で言いますと、地域のお年寄りの方々が学校へ来て、そして、昔遊びを教えていただいたり、お茶を教えていただくと。あるいは稲刈り、そういうものに地域の人にかかわってもらうとか、先ほど申しました、戦争体験のお話をしてもらうとか、地域の環境活動にかかわってくださっている方にご指導いただくとか、あるいは、個人で体操を教えておられるとか人形劇をやっておられるとかグラウンドゴルフをやっておられるとか、そういう方に学校へ来ていただいて子どもたちに指導してもらっている、そういう状況がございます。以上でございます。 405 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 406 ◯委員(井上 清君) そしたら、次、決算書の166ページ、寿大学。  1クラス40人を増設したりして、大分充実してきているようには思うんですけども、現在でもまだ、入学に抽選しているんですね。あるところにはたくさんの応募があるようでして、抽選とかになってきていますけども、今後、団塊の世代が大量に退職して地域に帰ってきますので、申込者も増加するのではないかなと予測するんですけども、今後の方向性も含めて、ちょっと聞かせてください、どうするのか。 407 ◯委員長(山田正弘君) 生田館長。 408 ◯中央公民館長(生田敏史君) 寿大学の定員なんですけども、平成20年に225名から265名、40名増員しております。21年度に限りましては、希望者が235名ということで、30名、ちょっと欠員が出たということで、今のところ、各クラブについてはうまくいっていると考えております。 409 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 410 ◯委員(井上 清君) 以前聞いたときは、公民館が九百何人ですか、人が入るようになっているので、それで入学式とか卒業式をそこで行えるようにしたいからということで、限定して、だから、枠は最大これで精一杯ですというやり方をしていましたけども、こういうご時世ですから、それが二部制であってもいいのかなと、こういうふうに私は思うんです。また、地域制があってもいいのかなと。例えば中とか北とか南とかのコミュニティセンターがあるわけですから、そういったところも若干拡大していってもいいのかなというふうに思うんですけど、どうでしょうか。 411 ◯委員長(山田正弘君) 生田館長。 412 ◯中央公民館長(生田敏史君) 定員が265名といたしますと、4学年で1,060名ということで、先ほど委員さんがおっしゃったとおり、大ホールは932名しか入れませんので、一応そういうふうな考え方で今は進んでおります。 413 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 414 ◯委員(井上 清君) そしたら、要望しておきます。もっと根本的に改善して、高齢者の真の社会参加や、また、指導者の育成についても努めていただきたいと思います。これは要望しておきます。 415 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 416 ◯委員(井上 清君) 次、167ページの図書館運営です。  18年7月から平日の夜間開館時間を午後8時まで延長し、運営されてきておりますけども、この中で見ると、夜間開館利用者数、19年度は1日平均190人だったですかね、それで3万4,000人ぐらいでしたけども、20年度は、そこにあるように1日平均160人で2万人とかというふうになっていて、数字上で見ると激減しているんですけども、どのような理由で激減しているのか、現在の状況も含めて教えてください。 417 ◯委員長(山田正弘君) 中村館長。 418 ◯図書会館長(中村正博君) ちょっと調べさせていただきます。 419 ◯委員長(山田正弘君) 長田部長。 420 ◯生涯学習部長(長田二郎君) これにつきましては、19年までは夜間の利用者数で載せさせていただいておりましたが、20年度からは貸出者数で載せさせていただいておりますので。と言いますのは、図書館の入り口のところにカウンターを設けておりますけども、昼間に入られた方がずっとおられたら、どちらに入れていいか分からないような状況もございましたので、20年度からは貸出者数、夜間に貸し出した数で載せさせていただいているという状況で1万余り減っているという状況です。 421 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 422 ◯委員(井上 清君) 数値が変わったということですね。 423 ◯生涯学習部長(長田二郎君) はい。 424 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 425 ◯委員(井上 清君) 分かりました。そしたら、もう1つ。  アメリカでは、引っ越ししたらまず図書館に行くというふうにお聞きしたことがあるんですけども、生駒市の行政資料を始めとする医療機関の情報や観光施設など、図書館に行けばすべて分かるというふうな、現在、リアルタイムで紹介していただいて分かるようになっているのかどうか、その辺ちょっと教えてください。 426 ◯委員長(山田正弘君) 長田部長。 427 ◯生涯学習部長(長田二郎君) 極力、郷土資料を集めるようにはしておりますけども、すべてということはなかなか難しいところがあるかなと思っております。 428 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 429 ◯委員(井上 清君) 図書館にはたくさんの可能性があると思います。本を貸すだけでなく、「知りたい」にこたえるという姿勢が大事だと考えますが、そのようになっていますか。これまでのレファレンス、正規職員で司書の資格を持っている職員は何名でしょうか。それから、臨時職員は何名ぐらいになっているのか、職員構成も含めて教えてください。 430 ◯委員長(山田正弘君) 中村館長。 431 ◯図書会館長(中村正博君) 正職は今現在8名、司書を持っております。それから、臨時職さんは、今、30名おられますけれども、そのうち7名が司書資格を持っておられます。以上です。 432 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 433 ◯委員(井上 清君) それから、以前、図書館は市の職員でなくて社会教育の方から来られていて、ここのところずっと市の職員さんが館長を務められているというケースが続いているんですけども、そういうことで何か支障は来さないのか、ちょっと教えていただけませんか。 434 ◯委員長(山田正弘君) 長田部長。 435 ◯生涯学習部長(長田二郎君) 図書館の司書の主な業務と言いますのは、やはり選書かなと考えております。選書と、先ほど言っておられたレファレンスの方かなと思っております。選書の方につきましては、係長以下の司書の方でやっておりますので、館長が特に入る必要もないかなと考えておるところでございまして、また、直接、市民の方々にレファレンスさせていただくのも、やはり担当職員の司書の方がさせていただいておりますので、全体的な館の管理に関しては館長の方、やはり責任がございますけども、それぞれの業務についてはそれぞれの専門の司書の方がさせていただいておりますので、今のところ、特に問題もない状況でございます。 436 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 437 ◯委員(井上 清君) ちょっとお聞きしたのは、司書の方ですと、一般職員で採用されて入っているのにもかかわらず、司書は図書館勤務が当然でして、働いていて、その中でやっぱり司書の方も希望みたいなものもあってもいいのかなと思ったのでちょっとお聞きしました。結構です。  もう1つ。 438 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 439 ◯委員(井上 清君) 170ページ、青少年健全育成の中の青少年指導活動費についてお尋ねします。
     成果としてはいろいろ書かれていますけども、青少年センターが21年度の事業から無くなっていますけども、支障はないのでしょうか。何か支障はありませんか。 440 ◯委員長(山田正弘君) 奥村課長。 441 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) センターが無くなりましても、青少年指導委員を、PTA、学校、あるいは地域の自治会から選出されました122名の委員さんを選任いたしまして、地域の巡回指導、あるいは指導員の見識を深めるために研修会等を開催いたしまして、より地域での見守り活動等を徹底して活動していただこうと考えております。  あと、パトロールにつきましても、地域の巡回指導につきましても、前年度と同等、九百数十回の巡回指導に行っていただいているということで、十分業務を果たしていただいていると考えております。 442 ◯委員長(山田正弘君) 中村館長。 443 ◯図書会館長(中村正博君) 先ほどの司書なんですけれども、私ちょっとお答えしましたのは、あくまでも図書館本館のみということです。  それと、8人、司書がおると言いましたけれども、もう1人、今はちょっと産休で休んでおられますので、その方が復帰されましたら9人ということです。以上です。 444 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 445 ◯委員長(山田正弘君) ほかに質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等はございませんか。上原議員。 446 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 169ページをお願いします。  補充学級運営費についてお尋ねいたします。どのくらいの生徒さんが利用しておられるのかということと地域的な状況と具体的な成果、この3つをお答えいただきたいと思います。 447 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 448 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 補充学級の20年度の実績についてお答えさせていただきます。  まず、小学校、生駒南第二小学校では延べ107回実施いたしまして、998人が参加いたしました。うち、構成として地区内が485人、地区外が513人となっております。また、生駒南中学校では延べ36回、40人が参加し、うち、地区内24人、地区外16人となっております。  学校は、1学期の初めに全児童・生徒にこの開校について便りを出すなど呼びかけておりますので、地区外からの参加が多かったと感じております。  また、成果ということですけれども、具体的には学校からの報告でもらっているんですけれども、小学校では国語、算数の基礎・基本、漢字練習や計算練習、宿題などを見ることを中心に、また、中学校では教科学習のほかに人権学習や進路を考える、相談する場としても取り組み、一定の成果を得ていたと考えております。 449 ◯委員長(山田正弘君) 上原議員。 450 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 同和対策の抜本的な見直しがされる中で、今後の取組についてどういうふうにお考えなのか、お聞かせください。 451 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 452 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 補充学級自体は21年度から、ご存じのように廃止いたしましたけれども、現在もこの2校におきましては、学力低下傾向にある児童・生徒に対して補習をするなど、きめ細かい対応に努めていただいております。  市の特別な措置ということは無くなりましたけれども、この2校は現在も県の人権推進教育配置校ということでありまして、生徒指導も含めて、今後もきめ細かく対応する必要がある校だと考えておりますし、その他の市内校におきましても、現在、低学力傾向の児童・生徒に対して補習をするという学校も増えているということでございます。  また、市の学びのサポーターやスクールボランティアといった学校教員以外の市の施策も有効に活用されていけばと考えております。 453 ◯委員長(山田正弘君) 上原議員。 454 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 一部の地域の特定のもののような感じだったのが、全体的な基礎学力の向上ということに寄与する政策に移行しているかなと思いますので、是非、子どもたちの基礎学力の向上というのは全体の問題でもありますので、その方向で取り組んでいただいたらいいと思いますので、要望しておきます。 455 ◯委員長(山田正弘君) 上原議員。 456 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 次、152ページ、入学支度金の給付なんですけれども、このこと自体はいいことだと思うんですが、この給付時期について、生活相談なんかでは、いただくのが4月以降になってしまうので、入学前の、正に支度金として必要な時期に何とかならないかなというので、これ、難しいかもしれないんですが、お考えについてお聞かせください。 457 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 458 ◯教育総務課長(峯島 妙君) この制度自体が、本来元々ありました奈良県の地域改善対策奨学金制度というものが法の失効によりまして一般施策として奨学金制度に移行したという経緯も含めて、この対象者というのを県の高等学校等の奨学金、それから、生活福祉資金・修学資金のうちの修学費、母子寡婦福祉資金・修学資金のうちの修学資金のいずれかの貸与を受けている方ということで、本来の要件というところが、これはほかの他市町村もこの流れから同様の要件を持っているんですけれども、県の決定通知があるのが9月以降ということになりますので、市がどうしても9月末の資格決定ということになってしまいます。  また、前倒しで仮払いというお考えもあるかと思いますけれども、県の資格ができなかった場合に、また還付していただかなければならないとか、また混乱するおそれもありますので、現在の状況になっております。ご理解いただきたいと思います。 459 ◯委員長(山田正弘君) 上原議員。 460 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 分かりました。いろんな事情があるということで、要望があるということだけ、とめておいていただきたいと思います。 461 ◯委員長(山田正弘君) 上原議員。 462 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 162ページです。先ほど、委員さんの方からも発言がございましたが、幼稚園の預かり保育について、個別の利用状況がどのようになっているのか。例えば、就労を目的としたような、そういう預け方というのがあるのかどうか、その辺の個別のところをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 463 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 464 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 預かり保育に関しましては、初めのときに実施要綱で預かる要件というのをまず定めておりまして、そこには園児の兄弟姉妹の授業参観、家族の通院や介護、保護者の就労・就学といった一定の要件を備えておりまして、特にこの要件の中で大体運用されていると思います。 465 ◯委員長(山田正弘君) 上原議員。 466 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 私が気にいたしますのは、預かり保育自体が間違っているとは思わないんですが、幼稚園年齢と保育所に行く子どもの年齢というのは同じなんですが、子どもの年齢が同じだからといって幼稚園で預かり保育が行き過ぎになるのはどうかなと思うんです。と申しますのは、やはり幼稚園というのは学校教育法に基づいた幼児教育の場、保育所というのは、やっぱり生活の場として、施設整備が全然違うと思うんです。だから、保育所は子どもたちが長時間生活しても疲れないような配慮もされていますし、やっぱり保護者の就労を維持させていくという、そういう目的があると思いますので、そういう点では、今、保育所も確かに待機児童がたくさんおられるという状況の中で、幼稚園の預かり保育が必ずしも保育所の待機児童の行く場にならないように、やっぱり目的が違うので、あくまでも幼児教育の場であって、あくまでも預かりということでしていただかないと、これ、今、幼保一元化の動きもありますが、未成熟なまま行ってしまうと、私はやっぱりよくないなと思いますので、その辺だけ、また注意をしていただきたいなというふうに要望しておきます。 467 ◯委員長(山田正弘君) 上原議員。 468 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 181ページです。これも学校給食に関することなんですけれども、先ほど学校給食に関することも発言がありましたけれども、2時間喫食に努力をされているということと、あと、食に関する指導及び食教育についてという報告書を私たちも9月にいただきました。  食育については、献立の工夫とか、調理員の業務も増えてくるんじゃないかと思うんです。前向きに、給食について2時間喫食だとか、それから、食育について取り組まれているのは大変いいことだと思うんですが、昨年、やっぱりこの決算委員会でお聞きいたしましたら、給食センターの人員配置については非常に厳しいということをお聞きしました。その後、職員の採用がされているようには思わないんですけれども、改めて、今、給食センターの人員配置について、どのようになっているのかお聞かせいただきたいと思います。 469 ◯委員長(山田正弘君) 奥谷所長。 470 ◯給食センター所長(奥谷茂治君) 21年4月の状況でございますけれども、調理員の総数が39名でございます。そのうち臨時職員は20名でございます。 471 ◯委員長(山田正弘君) 上原議員。 472 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 臨時職員の方がかなりおられて、臨時職員で対応されているということなんですが、臨時職員の方々の待遇はどのようになっておりますか。 473 ◯委員長(山田正弘君) 奥谷所長。 474 ◯給食センター所長(奥谷茂治君) 一応、勤務形態なんですけれども、この20名のうち午前のみの方が8名、午後のみの方が3名、後9名が1日勤務というような状態でございます。 475 ◯委員長(山田正弘君) 上原議員。 476 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 臨時職員の方も、それから正職の方も、給食センターでされる業務というのは、私は「あなたは臨時職員だからこれだけ」とか「あなたは正職だからこれだけ」と、そういう区別はできないと思うんです。その場合、同一労働・同一賃金という観点も含めて、やはり不安定就労の見直し、待遇改善が国の方でも言われておりますので、これに対しては市としても、是非とも調理員の確保をしていただきたいということと、臨時職員の方の待遇改善も是非考えていただきたいというふうに、これは要望にとどめておきますので、よろしくお願いします。以上です。 477 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。角田議員。 478 ◯委員外議員(角田晃一君) 117ページの上の部分ですが、廃食用油の回収・リサイクル事業ということで、回収件数と回収量が明記されているんですけれども、特に回収量につきまして、これを始められた時期から20年3月に至るまでの、増えているんじゃないかと思うんですけども、その変化、分かる範囲で、統計のとり方と言うか、ちょっと教えてもらいたい。 479 ◯委員長(山田正弘君) 平井課長。 480 ◯環境政策課長(平井克典君) まず、今現在、説明できますのは平成9年度からです。回収量が2,211リットルです。20年度が、ここに書いてありますとおり4,676リットルで、約2倍以上となっております。 481 ◯委員長(山田正弘君) 角田議員。 482 ◯委員外議員(角田晃一君) 1年間で2倍ということで、これは当然、その回収場所の問題とか、いろいろ関係するんでしょうけども、市民の方からも、この1年間で相当このことについて関心と言うか、そういうことを寄せられているので、ますます回収場所を増やされればもっと増えるんじゃないのかなと、家庭での使用量もあるんですけれども。  ちょっとすみません、その関連で。 483 ◯委員長(山田正弘君) 角田議員。 484 ◯委員外議員(角田晃一君) 去年、たけまる号を、BDFですか、走らされて、この回収そのものにも環境的な意味は十分あるんですけれども、たけまる号を走らせることでの最初の試行距離とか、その後、どのようにたけまる号を走らせたのかどうなのか、走らせたのであれば、どれぐらい走っているのかとか、その距離とか、そういうような何かデータがありましたらちょっと教えてもらいたい。 485 ◯委員長(山田正弘君) 課長。 486 ◯環境政策課長(平井克典君) 今、手元にございません。1回走らせただけというのは。 487 ◯委員長(山田正弘君) 角田議員。 488 ◯委員外議員(角田晃一君) と申しますのは、市民の関心というのは、結局、こうして天ぷら油か何かいろいろ出して、リファイナリーされて、ガソリンと混ぜたんですか、BDFを作る。それが実際のコミュニティバスで実際上走り出したと。いわゆる循環型社会がこれで1つ、ある意味、できるという、環境におけるものすごく関心と希望という、そこまで言うとあれですけど、ともかくものすごく関心が非常に強いんです。だから、例えばこれ、4,676リッターというのはガソリンであれば普通の車が年間六、七台は走るような量になるかと思うんですけれども、BDFにした場合、たけまる号はどれぐらい走り、そして、それが1路線になるのかどうか分かりませんけど、そういったような何か分かりやすい成果と言うのかな、そういうような発想はありませんか。 489 ◯委員長(山田正弘君) 清家部長。 490 ◯生活環境部長(清家 衛君) たけまる号を走らせていただきましたのは、試験的に廃食用油からBDFを作って、それで本当に車が動くのかというようなことの実証実験をさせていただいたという形でございます。  今、清掃センターでBDFの精製装置、これを設置すべく、建屋等を造らせていただきまして、本格的に取り組みたいというふうに思っておりますけれども、今後、たけまる号で利用をしたいんですけれども、たけまる号で利用するか、あるいはそれ以外のディーゼル車、例えばアームロール車というごみを清掃センターに運んでいる10トン車がございますけれども、そういったものとか、あるいは不法投棄の防止パトロールをしておりますダンプカー、これもディーゼルですので、そういったいろんな車を利用の対象に加えまして検討を進めさせていただきたいと。  BDF自体、そんなに支障はないと思いますけれども、いろいろ、ゴムの部分を溶かすとか、そういう不都合も言われておりますので、そういうことも研究をしながら検討してまいりたいというふうに思っております。以上でございます。 491 ◯委員長(山田正弘君) 角田議員。 492 ◯委員外議員(角田晃一君) そうですね、是非、市民に分かりやすい形で、アームロール車、僕らは分かりますけど、非常にパワーが必要なあれだし、たけまる号は市民の方に非常に親しまれている、どこでも見かけているということなので、そういう分かりやすい形で環境問題に市がどういうふうに取り組んでいるか、そして、それをこの4,600ですか、皆さんの協力によりどんどん増えていっていますよ、市民の皆さん、環境に大変協力していただいてありがとうございますと、そういう話につなげていってストーリーを作っていただいて、前へ進めていただければ有り難いと思います。 493 ◯委員長(山田正弘君) 角田議員。 494 ◯委員外議員(角田晃一君) 158ページの項3、目1、学校管理費の2番目、学校創造推進事業、先ほど井上委員は小学校のところで、これ、お聞きになったわけですけれども、この場合は中学校ですけど、特色ある学校づくりについて小学校と中学校での違いがあるのかどうか、あるとすれば教えていただきたい。 495 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 496 ◯教育指導課長(西井久之君) 中学校の場合は、学校創造推進事業を使ってというのでは、やっぱり一番多いのは職場体験です。職場体験とか、あるいは自分の職業を選ぶと言うか、キャリア教育として地域の人たちでそういう職業人の方を招いてお話を聞くとか、あるいは、実際に職場体験学習として地域の商店とか、あるいはお店、事業所、そういうところに仕事の体験をしに行くと。そういうところで、そこの人にご指導をいただくということで、学校の方から謝礼的なものを出させてもらうとかいうような形で使っているのが一番多いと思います。  あと、先ほどお話に出ました、命の大切さを学ぶという体験のために高齢者との触れ合いとか、あるいはフォレストホームとかそういう老人福祉施設の方に訪問をしたりとかいうようなことで、この学校創造推進事業を実施していただいているところでございます。 497 ◯委員長(山田正弘君) 角田議員。 498 ◯委員外議員(角田晃一君) 中学生になって自立と言いますか、自己に目覚めて、将来のことを考えて、例えばサッカー、野球、何でもいいですけども、一流のスポーツ選手になりたいとか、そういう希望を持っている人がいて、そこにスクールボランティアとして地域の人材の中のそういった経験のある人がクラブの中に入ってきて指導をすれば、第二のイチローが出るかもしれないしというような、そういう話だと思うんですけど、一方で、職場体験をすることにおいての、例えば民間の中ではキッザニアという1つの組織があって、そこで、ご存じのようにいろんな模擬店を作って、そこに銀行まで作って、そのエリアの中では自己完結型に消費もし、また、お金の運用をしとか、そういった、実際に自分が就職して社会に出たときの体験を全部やっちゃうというようなところ、ご存じだと思いますけど、そういったようなこともあるのかなと思うんですけど、職場体験という、実生活体験ですね。その辺についてはどういう。 499 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 500 ◯教育指導課長(西井久之君) 中学校のカリキュラムの余裕の時間というのがなかなか少ないですので、現実の問題としましては、地域の職場にお願いして、事業所等へ行って職場体験をするというところが、今、精一杯のところでして、またそういう、自分たちで実際に社会全体を、ミニ社会みたいなのをつくって、そこで体験していくというようなことについては、今後、検討していきたいなというふうに思います、なかなか時間数の関係があって難しいとは思うんですけども。 501 ◯委員長(山田正弘君) 角田議員。 502 ◯委員外議員(角田晃一君) この関係では最後なんですが、この表現の中に、地域の人材を活用するなど特色ある学校づくりを推進したと、こういう表現がありまして、ちょっと普通に考えた場合には、僕なんかは特色ある学校づくりを推進するために地域の人材を活用させていただいたと言うか、活用したというような方が分かりやすい。つまり、特色ある学校づくり、じゃ、先ほど申しましたように、特色はどういう特色なのか、そこが出てこないと。それを目指して教育総務部はこれをやりますよということであれば、それはもちろん結構なんです。その場合には具体的にこういう学校ということを書いていただければ有り難いし、表現の上でちょっとどうかなと思うことを指摘しまして質問を終わります。 503 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。谷村議員。 504 ◯委員外議員(谷村淳子君) 高齢者世帯の戸別収集についてお伺いします。  118ページのところにあるんですけれども、集積所へのごみ排出の負担の軽減を図るためにこの施策ということを考えていただいて、安否確認と在宅生活の支援を行うために高齢者とか障がい者の人たちへの戸別収集、いわゆるまごころ収集というのを実施したということで、実績が54世帯というふうにあるんですけれども、この54世帯というのは、「私は体が不自由です」とか「高齢のためごみが出せないからお願いします」とかという形で行政の方にお願いするというような形でこの54世帯というのが上がってきているのかどうか。 505 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 506 ◯環境事業課長(山本喜久治君) ご本人なりご家族、またヘルパーさんからの申込みで受付けさせていただいております。 507 ◯委員長(山田正弘君) 谷村議員。 508 ◯委員外議員(谷村淳子君) それで分かったんですけれども、安否確認というふうに書いてあるんですけれども、例えば具体的に、どういうふうにして安否確認をされているんでしょうか。 509 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 510 ◯環境事業課長(山本喜久治君) まず最初に、安否確認が必要かどうかというところも事前に聞かせていただいております。「いや、ごみだけ持って帰ってくれたらいいんだ」という世帯につきましては、ごみだけを回収いたしております。それ以外の安否確認をする場合なんですが、収集に行きまして、ごみが出ておれば、そのときにお住まいだということで帰っておりますが、収集に行きまして、ごみが出ておらなければ、安否確認票ということを投函させていただいて、市の方に連絡をくださいというようなことを実施いたしております。 511 ◯委員長(山田正弘君) 谷村議員。 512 ◯委員外議員(谷村淳子君) ということは、特に、例えばピンポンして、「ごみは今日はないけれども、元気にしてはりますか」みたいな、そういう形じゃなくて、カードを入れて、後で向こうの方から返事をもらうという形を採られているということですね。 513 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 514 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 収集に行きまして、一声はかけさせていただいております。 515 ◯委員長(山田正弘君) 谷村議員。 516 ◯委員外議員(谷村淳子君) その54世帯の人から「助かるわ」とか「このまま続けてもらいたい」とか「便利や」とか、そんな声というのは別に何も聞かれているということはないですか。 517 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 518 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 特に聞いておりません。 519 ◯委員長(山田正弘君) 谷村議員。 520 ◯委員外議員(谷村淳子君) ここに委託料というふうに載っているんですけれども、金額はともかく、これというのは1世帯幾らというような考えのもとにこの委託料というのが出ているんでしょうか。
    521 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 522 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 委託料ですが、当初、積算したときにはもう少し高かったと記憶しております。ただ、これはプロポーザル方式によりまして委託の募集をかけさせていただきました。その中で、企業の社会貢献という中で、費用につきましてもガソリン代だけでいいということで企画提案書の中で出していただきました。そうした状況で、このような安い値段で委託契約ができたものでございます。以上です。 523 ◯委員長(山田正弘君) 谷村議員。 524 ◯委員外議員(谷村淳子君) いろんな努力の中で、いい形でお年寄りにとっては本当に有り難いことじゃないかなと思います。本当に小さなことなんですけれども、これが生活の中で、やっぱりごみというのは毎週のように出てくるものですので、高齢者に優しい施策だと思いますので、引き続き続けていってもらって、知らない人もたくさんいてるかと思うので、もう少し利用の人がたくさんになってもいいのかなという部分もありますので、本当に困っている人に使ってもらえるようなPRの仕方で、是非、有効に、本当にまごころの収集という形で施策を進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。 525 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。白本議員。 526 ◯委員外議員(白本和久君) 157ページの最下段の各校普通教室扇風機設置ということなんですけども、教室に何台かというのと、現場の評価と、その2点だけ、教えてください。 527 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 528 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 157ページは、小学校の分の施設整備に係る、これは備品購入費の中の一部なんですけれども、1クラスに2つずつ付けておりますので、179クラスに342台、設置させていただきました。  7月15日には完成ということで、1学期に間に合いまして、幾分涼しくなったということで、学校からも保護者の方からも好評いただいております。 529 ◯委員長(山田正弘君) 白本議員。 530 ◯委員外議員(白本和久君) 中学校はどないなっているんですか。 531 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 532 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 中学校は160ページの施設整備費の中の備品でございまして、中学校は83クラス、2台ずつですので166台、ここにはありませんが、計472万5,000円で設置させていただきました。全部、普通教室です。 533 ◯委員長(山田正弘君) 白本議員。 534 ◯委員外議員(白本和久君) 教室に2台というのはどのように、天井ですか。 535 ◯委員長(山田正弘君) 峯島課長。 536 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 天井つり下げ式、首振りの扇風機で、羽根が直径40センチのもので対応しております。 537 ◯委員長(山田正弘君) 下村副議長。 538 ◯委員外議員(下村晴意君) 153ページのスクールカウンセラーの謝礼なんですけれども、643万2,000円、中学校が週1回、小学校が月1回ということで、多分、カウンセラーの人お1人が何校かお持ちだと思うんですけれども、そこら辺はどういうふうになっていますでしょうか。 539 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 540 ◯教育指導課長(西井久之君) カウンセラーの人数でしょうか。 541 ◯委員長(山田正弘君) 下村副議長。 542 ◯委員外議員(下村晴意君) 人数と、1人の方が何校を持って、ローテーション。 543 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 544 ◯教育指導課長(西井久之君) 20年度ですと、実はこのカウンセラーの中にも県の方から派遣されているカウンセラーが3名おりまして、生駒市で中学校に派遣しているのが5名おります。中学校をこの8名で賄っていると。全部、兼務の方はおられませんで、それぞれの学校にそれぞれ違うカウンセラーが入っております。  小学校につきましては、平成20年度は2人を配置しておりまして、8校を担当しておりましたが、このうち1名だけは中学校と兼務しております、先ほどの中学校と。したがって、総人数としては10名で対応しているというところでございます。 545 ◯委員長(山田正弘君) 下村副議長。 546 ◯委員外議員(下村晴意君) そしたら、この謝礼というのは市で負担をしている5名の方ということだと思うんですけれども、このローテーションで、生駒市では十分足りていると言うか、それで補われているとお思いでしょうか。 547 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 548 ◯教育指導課長(西井久之君) 20年度は小学校を2人で回っておりましたが、21年度につきましては、もう1名追加をさせていただきまして、3名で、現在、回っております。  現状でも、例えば小学校は月1回しか入りませんので、足りない場合は中学校で市費で入ってもらっているところに応援をいただくというような形を採るとか、あるいは、教育支援施設の方にもカウンセラーを入れておりますので、そちらの方でご相談いただくとか、現状で精一杯のところまでできているのかなというふうに思いますので、どうしても小学校で間に合わないときは中学校あるいは教育支援施設の方ということで、ご案内はできる状況になっているというふうに思っております。 549 ◯委員長(山田正弘君) 下村副議長。 550 ◯委員外議員(下村晴意君) 中学校は全校配置で、これは本当に評価に値することで、今は、他市は知りませんけれども、中学校にカウンセラー全校配置というのは生駒が初めてだったので、これは十分やっていただきたいことと、小学校にも本当は配置をしていただきたいと要望しているんですけど、なかなか人件費のこともあると思いますけれども、そこら辺も踏まえて、教育にお金をしっかりついでいただきたいと思います。  もう1点、スクールソーシャルワーカーは、エルに待機をしていらっしゃると思うんですけれども、その日数と言いますか、時間帯、活動の日数とかを教えてください。 551 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 552 ◯教育指導課長(西井久之君) スクールソーシャルワーカーにつきましては、平成20年度は県の方から派遣をしていただきまして、週1回、3時間程度の勤務ということで入ってもらっております。今年度につきましても、およそ前年度と同じような形で入っていただいておりますので、週1回、教育支援施設の方で待機をしておりまして、時には学校現場の方に指導と言うか、相談を受けに行ったりというようなことでかかわっていただいております。 553 ◯委員長(山田正弘君) 下村副議長。 554 ◯委員外議員(下村晴意君) 20年度は県費で、多分、20年度の決算ですからいいんですけれど、21年度は何か県から出ないというふうなことも聞きましたので、それはいいんですけれども、週に1回ですので、スクールソーシャルワーカーはカウンセラーと違って、また社会福祉の立場で、本当に学校に出かけていって、また生徒だったり家族だったり、お話を聞きながら、総合的に三者の話を聞いて改善をしていくということがありますので、何もなければいいんですけれども、今、1名ですけれども、1名で十分なんでしょうか。どうでしょうか。 555 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 556 ◯教育指導課長(西井久之君) 十分かと言われるとあれなんですけども、昨年度、それから今年度とスクールソーシャルワーカーに入っていただいておりますので、かかわっていただく内容とかその成果とかもこれから見極めていって、今後のことを考えていきたいというふうに思います。 557 ◯委員長(山田正弘君) 下村副議長。 558 ◯委員外議員(下村晴意君) 県下でもスクールソーシャルワーカーが入っているところは少ないので、本当に生駒はそういう意味では充実していると思いますけれども、週に1回というのは、いろんなことをするためにはちょっと少ないかなと。できれば、また次にでも増やしていただけるような方向でお願いをしたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。以上です。 559 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。浜田議員。 560 ◯委員外議員(浜田佳資君) 少し質問させていただきますが、118ページのごみ処理のところなんですけど、ペットボトルの収集業務委託料、これが18年度と19年度は同じ額で、20年度は1割以上増えているんですけど、これはどういう背景があるのでしょうか。 561 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 562 ◯環境事業課長(山本喜久治君) ペットボトルの委託料につきましては。 563 ◯委員外議員(浜田佳資君) 18、19は同じ額で、19から20が1割以上増えている。 564 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 18、19は、提言に基づきまして契約させていただいたというところです。20年度につきましては。 565 ◯委員長(山田正弘君) 分かりませんか。 566 ◯委員外議員(浜田佳資君) 後で出ますか。 567 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 後で確認させていただきます。 568 ◯委員長(山田正弘君) 浜田議員。 569 ◯委員外議員(浜田佳資君) それと、同じところなんですが、不燃物の収集については平成18年が208トン、平成19年が1,842トンに比べて平成20年度が1,215トンと大幅に減っているんです。これもどういった背景があると分析されているんでしょうか。 570 ◯委員長(山田正弘君) 山本課長。 571 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 不燃物の収集量につきましては、やはり景気の低迷によってごみそのものが減ってきておるのかなという部分、それと、陶磁器のリサイクル事業を20年の7月から実施させていただいておりますようなところです。以上です。 572 ◯委員長(山田正弘君) 浜田議員。 573 ◯委員外議員(浜田佳資君) 分かりました。陶磁器の施策がこういった粗大ごみの回収量を減らすというのにプラスになっているということが分かりました。  続きまして、後1つだけ。  154ページの適応指導教室に関連してなんですけど、平成18年度は12人で、うち小学校が1人、中学校が11人ということですが、これは現在、20年度17人の内訳はどうでしたでしょうか。 574 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 575 ◯教育指導課長(西井久之君) 今現在のことでしょうか。20年度のことでしょうか。  20年度は、先ほどもお答えさせてもらったと思うんですが、延べで16人在籍しております。延べですので、そのうち2名が途中で完全学校復帰をしましたので。そのことではないですか。 576 ◯委員外議員(浜田佳資君) 小学校と中学校。 577 ◯教育指導課長(西井久之君) 小学校は、うち1名です。残りは中学校でございます。 578 ◯委員長(山田正弘君) 浜田議員。 579 ◯委員外議員(浜田佳資君) 同じくそこで不登校のことも言われたんですが、不登校についても、平成18年は小学校19人で中学校65人ということでしたが、これが平成20年度ではどうなっていますでしょうか。 580 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 581 ◯教育指導課長(西井久之君) 平成20年度の不登校、統計上で30日以上ということで上げているのは、平成20年度は小学生が16名、中学生が65名でございます。 582 ◯委員長(山田正弘君) 浜田議員。 583 ◯委員外議員(浜田佳資君) ということは平成18年度と余り変わらない、小学校は若干減っているということですね。そのときに出たのが、2年度前は対児童数の割合でいくと、中学校が小学生の8倍という割合だという数字が報告されて、若干、逆に言うたらその比率が高くなっているということだと思います、小学校が減って中学校が同じですので。  それで、いじめの問題とも関連してくるとは思うんですが、中学校でのいじめは中学校1年生に非常に多いということをかつて聞いたことがあるんです。これも現状変わらないでしょうか。 584 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 585 ◯教育指導課長(西井久之君) いじめの件数につきましては、当初、18年度がニュースとかでも相当大きく報道されましたので、このときには生駒市内でも68件と相当多かったんですが、徐々に落ち着いてきまして、平成20年度は30件となっております。  いじめと先ほどの不登校とは、直接的につながっているものは私どもとしては確認しておりません。不登校になっている子がいじめに遭ったということで不登校になったというふうに関連付けられたものはございません。 586 ◯委員長(山田正弘君) 浜田議員。 587 ◯委員外議員(浜田佳資君) それでは、中学校の不登校の方で、いつごろから不登校になったというデータはありますでしょうか。 588 ◯委員長(山田正弘君) 西井課長。 589 ◯教育指導課長(西井久之君) 個別のデータは私どもにはございませんけれども、中学校でいきますと、3年生になる前のころが割と増えるし、1年生の中ごろ以降でもちょっと増えるような傾向があるように思います。 590 ◯委員長(山田正弘君) 浜田議員。 591 ◯委員外議員(浜田佳資君) 最後になりますが、そういうところを考えますと、初めの福中委員の方からも、少人数学級の効果のことを言われまして、一度にやることは不可能ですから順次やることになると思いますが、その場合、小学校1年生の次を小学校2年生でいくのか、中学校1年生でいくのかということが検討対象になるかなと思うんですが、このように中学校の方がやはり大変しんどいという面が表れていると思いますので、是非とも中学校1年生の方からご検討をよろしくお願いして終わりたいと思います。 592 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 593 ◯委員長(山田正弘君) ほかに質疑等がないようでございますので、以上をもって議案第78号に係る環境文教委員会所管の質疑等を終結いたします。  次に、議案第86号、平成20年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定について、清家生活環境部長から説明を受けます。清家部長。 594 ◯生活環境部長(清家 衛君) それでは、生駒市自動車駐車場事業特別会計決算につきましてご説明申し上げます。  決算書の271ページからをお願いいたします。  この特別会計は、生駒駅南及び生駒駅北地下自動車駐車場の管理経費でございます。  歳入でございますが、歳入合計2億8,483万6,217円で、その主なものといたしましては、駐車場使用料の2億2,236万2,200円と一般会計からの繰入金6,247万4,017円となっております。  次に、272ページから273ページにかけましての歳出でございますが、歳出合計も2億8,483万6,217円で、その主な内訳といたしましては、各駐車場の指定管理業務の委託料及びアントレいこま1)の駐車場使用料等の管理料が1億3,823万8,631円、また、長期債償還に要した経費が1億4,659万7,586円となっております。  なお、使用料及び賃借料で1,185万円余りの不用額が生じておりますが、これは、アントレいこま1)の前払駐車券利用が当初見込みより減少したため不用となったものでございます。  以上、簡単でございますが、よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 595 ◯委員長(山田正弘君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。宮内委員。 596 ◯委員(宮内正厳君) これ、指定管理者方式でやられた中身ですね。20年3月でしたか、時期はちょっとずれているかも分かりませんけども。また、再度、入札の時期はいつごろの時期になるんでしょうかね、これ。 597 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 598 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 23年4月から、また一からという形になります。 599 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 600 ◯委員(宮内正厳君) この間、1年間やってこられて、いろいろと指定管理者と協議はされてきたとは思うんですけども、その間、見えてきた課題とかは何かあるんですかね。 601 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。
    602 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) まだ今現在、社会が不景気でございますので、なかなか思うような収入が上がってこないというのが現実でございます。 603 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 604 ◯委員(宮内正厳君) 再度、入札をかけるときには、社会経済情勢の変化の中で条件が変わるということも今のところ考えられるのか、られないのか。 605 ◯委員長(山田正弘君) 清家部長。 606 ◯生活環境部長(清家 衛君) 指定管理者制度になりましてから、特に南自動車駐車場につきましては指定管理者の方からいろんなご提案をいただきまして、例えば30分間無料にするとか、あるいは、妊婦さんについての優遇措置とか、いろんな状況、優遇措置と言いますか、そういうものを実施していただきました。かなり南の駐車場の利用というのは上がっております。ただ、減免をしておる分がかなり多くなっておりますので、直接、収入には結び付いていないということでございます。北の駐車場につきましては、そもそも回転がよかったもので、同じような利用状況になってございます。今後、23年に向けてどういう形で条件を付けていくかというものはこれから検討をさせていただきたいというふうに考えております。以上でございます。 607 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。宮内委員。 608 ◯委員(宮内正厳君) つまり、利用台数は増えているけども、収入は、今言われた30分の軽減措置と言うのか、無料措置と言うのか、政策的なことが影響して料金は減っているという現状だということですね。  それで、決算書の275ページを見ていましたら、事業債、8億2,000万ほどですか、残っているということで書いてあるんですけど、これの完済時期と言うんですか、いつごろになるんですかね。 609 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 610 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) 平成28年度で終了となります。 611 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 612 ◯委員(宮内正厳君) そうすると、28年度以降は、つまりここに書いてある公債費、今の場合やったら1億4,000万、利払いが3,500万でしたかね、この2つが基本的には無くなると。ということは、逆に言えば、一般会計からの繰入れが必要なくなるというふうに理解していいんでしょうか。 613 ◯委員長(山田正弘君) 米田課長。 614 ◯生活安全課長兼消費生活センター所長(米田秀一君) おっしゃるとおりでございます。今現在でも、この返済がなかったら8,400万ほどの黒字となるんですけれども。 615 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 616 ◯委員長(山田正弘君) ほかにないようでございますので、委員による質疑等を終結し、委員外議員による質疑に入りたいと思います。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 617 ◯委員長(山田正弘君) ないようでございますので、以上をもって議案第86号に係る質疑等を終結いたします。  山本課長。 618 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 先ほどの浜田議員からのご質問で、ペットボトルの委託費用ですが、18年、19年は積算に基づきまして委託契約させていただいております。19年度が前年度と同じなのは、余り変わらないから前年度並みでいっていただきたいという形で契約させていただきました。20年度に上がっておりますのが検討委員会からの提言に基づくものでございます。以上です。 619 ◯委員長(山田正弘君) 暫時休憩いたします。              午後2時26分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時39分 再開 620 ◯委員長(山田正弘君) 休憩を解いて、引き続き審査いたします。  次に、下水道事業特別会計に係る報告第6号、平成20年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について及び議案第85号、平成20年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定についてを一括して古川水道局長から説明を受けます。古川水道局長。 621 ◯水道局長(古川文男君) それでは、引き続きまして議案第85号、平成20年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定についてでございますが、報告第6号、平成20年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告につきましても併せてご説明をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず、議案第85号、平成20年度生駒市下水道事業特別会計決算でございます。  決算書の259ページをお願いいたします。歳入についてでございます。  款1、分担金及び負担金、項1、負担金、目1、下水道費負担金でございます。  本費目につきましては、公共下水道の利用を開始される土地所有者等に対しまして、1平方メートル当たり400円の受益者負担金を負担していただいているものでございます。  なお、収入未済額につきましては、主に過年度分の未収金でございます。  次に、款2、使用料及び手数料でございます。項1、使用料、目1、下水道使用料でございます。  下水道使用料につきましては、下水道の使用者から1立方メートルにつき94円を徴収しておりますが、予算額より収入済額が1,077万5,000円の増額となっております。これは、水洗化戸数が増加したことによるものでございます。  次に、同じく項2、手数料でございます。目1、下水道手数料につきましては、排水設備指定工事店の指定手数料及び排水設備工事責任技術者の登録手数料等の収入でございます。  続きまして、260ページをお願いいたします。  款3、国庫支出金、項1、国庫補助金、目1、下水道費国庫補助金でございます。  平成19年度から平成20年度への繰越分1億7,800万円と平成20年度分6,360万円の合計2億4,160万円を収入いたしてございます。  なお、予算現額と収入済額との差額は、平成20年度事業費を一部、翌年度に繰り越したことによるものでございます。  次に、款4、繰入金、項1、一般会計繰入金、目1、一般会計繰入金でございます。  下水道事業に充てるため、一般会計から12億7,516万4,000円の繰入れを受けたものでございます。  次に、261ページにかけましての款5、諸収入、項2、雑入、目1、雑入でございます。  これは、下水道事業に伴います消費税の還付金が主なものでございます。  次に、款6、市債、項1、市債、目1、下水道債でございます。  下水道債につきましては、公共下水道及び流域下水道の事業債でございまして、6億5,540万円を借り入れたものでございます。  次に、款7、繰越金、項1、繰越金、目1、繰越金でございます。  これは、前年度からの繰越事業に係る繰越金で、9,290万円を繰り入れたものでございます。  以上、歳入総額30億3,291万7,000円となっております。  続きまして、262ページからの歳出につきましてご説明を申し上げます。  まず初めに、款1、下水道費、項1、下水道費、目1、下水道総務費でございます。  この費目は、人件費及び一般事務に係る経費でございます。ほぼ予定どおりの執行となってございますが、不用額につきましては、節13、委託料におきまして下水道使用料の徴収委託契約の見直しに伴い生じたものでございます。  続きまして、263ページから264ページにかけましての目2、下水管渠維持費でございます。  この費目は、人件費及び下水道管渠の維持補修に係る経費を始め、奈良県の流域下水道の使用料負担金などに支出した経費でございます。  事業の内容につきましては、施策の成果欄に示しておりますとおり、集中浄化槽を公共下水道に接続するため、管渠のTVカメラ調査を始め、管渠及びマンホールの補修、マンホール鉄ぶたの入替えなどを行い、下水道施設の適切な維持管理に努めたものでございます。  続きまして、264ページから265ページにかけましての目3、下水処理施設費でございます。  この費目は、竜田川及び山田川浄化センターの維持管理に要した経費でございます。  続きまして、265ページから266ページにかけましての目4、公共下水道管渠整備事業費でございます。  この費目は、人件費及び竜田川、富雄川の処理区における管渠の整備事業に要した経費でございまして、事業の内容につきましては、成果欄に示しておりますが、竜田川処理区におきまして面的整備工事を行い、管渠で7,145メートルの施工を行い、また、北田原第2中継ポンプ場の空きスペースを活用し、ポンプ場の一部を地域の市民が交流できる施設として改築を行ったものでございます。  なお、節15、工事請負費におきまして1億474万8,000円の不用額が生じております。この不用額につきましては、工事箇所の見直しを始め、入札における執行残でございます。また、節22、補償補てん及び賠償金における1,367万円の不用額につきましては、水道、ガス管の移設補償対象工事の減少によるものでございます。また、この費目におきまして、13件の工事などで4億4,700万4,000円を平成21年度に繰越しさせていただいております。  次に、267ページの目5、流域下水道事業費でございます。  この費目は、奈良県の事業でございます大和川上流流域下水道事業における流域幹線管渠の整備及び奈良県第1浄化センター施設の整備費用などについて応分の負担を行ったものでございます。  続きまして、款2、公債費でございます。  下水道事業に伴います起債の元金及び利子を償還させていただいたものでございます。なお、昨年度に引き続き、後年度における財政負担の軽減を図るため、市債の公的資金補償金免除による繰上償還を併せて実施させていただいております。  次に、款3、予備費でございます。  緊急あるいは予想外の経費に充てるため予備費を設定しておりますが、予備費の充当はございませんでした。  以上、歳出総額は30億2,211万7,000円となってございます。なお、翌年度に、繰越額といたしまして4億5,770万円を繰越明許とさせていただいております。  最後に、268ページをお願いいたします。下水道事業の特別会計の歳入歳出実質収支に関する調書でございます。  歳入総額30億3,291万7,000円、歳出総額30億2,211万7,000円で、歳入歳出差引額1,080万円となり、翌年度に繰り越すべき財源とさせていただいております。  続きまして、報告第6号、平成20年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてでございます。これは第5回定例会の追加議案分の別冊となってございますけども、よろしくお願いしたいと思います。  この追加議案別冊の4ページでございますけども、これは公営企業の健全化を示す資金不足比率でございます。資金不足比率につきましては、事業の規模に対する資金の不足の比率でございまして、政令で定める公営企業の経営健全化基準は20%となってございますが、本市の下水道事業では資金の不足が生じておりませんので、比率は「─」となってございます。  以上でございます。どうぞよろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 622 ◯委員長(山田正弘君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。宮内委員。 623 ◯委員(宮内正厳君) 普及率56%ということで、当初の目標56.4%でしたか、大体当初予定の進ちょくを見たということで、計画どおりの進ちょくだというふうに私は評価させていただいておるんですけども、21年度並びに25年度の目標をそれぞれ掲げておられますね。これについて、計画どおり、やはり20年度と同じように進ちょくできるというふうに期待していいんでしょうか。 624 ◯委員長(山田正弘君) 寺西下水道課長。 625 ◯下水道推進課長(寺西清幸君) 21年度、今年度でございますが、前年度と同様、整備は進めていきたいと考えております。また、25年度につきましても、普及率としては約64%を見込んで、今、進めていく予定でございます。 626 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 627 ◯委員(宮内正厳君) 多分、計画どおり、下水道課も一生懸命頑張っておられるというふうに評価させていただいておるんですけども、その中で面積整備と言うんですか、これも64.9に対して64.4%ということで、大体目標どおりやっておられるということなんですけども、これは25年度が79.8というふうになっておるんですけども、この辺はどういう、同じくやはり計画どおりいけるというふうに。 628 ◯委員長(山田正弘君) 寺西課長。 629 ◯下水道推進課長(寺西清幸君) 面積整備率につきましても、先ほど申しました汚水の普及率64%と同様に伸びていくものと考えております。 630 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。井上委員。 631 ◯委員(井上 清君) 普及率56%というふうにお聞きしていますけども、竜田川幹線については何%になっているんでしょうか。 632 ◯委員長(山田正弘君) 寺西課長。 633 ◯下水道推進課長(寺西清幸君) 竜田川の処理区で申しますと43.7%でございます。 634 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 635 ◯委員(井上 清君) それでいくと世帯数とか、人口に直すと何人ぐらいになるんでしょうか。 636 ◯委員長(山田正弘君) 寺西課長。 637 ◯下水道推進課長(寺西清幸君) 竜田川処理区の供用開始の人口としましては、3万5,700人でございます。 638 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 639 ◯委員(井上 清君) あと、これまで単独公共下水道を生駒市は竜田川処理区でされていたんですけども、流域幹線が接続されたら、それも自然と合流されるのかなと思っていたんですけども、また単独でされているんですけど、その辺はどうなっているんでしょうか。 640 ◯委員長(山田正弘君) 寺西課長。 641 ◯下水道推進課長(寺西清幸君) 当初、単独の処理区の事業というのはかなりあったわけなんですけども、平成19年に流域下水道の幹線が生駒市の方に到達しましたことから、今、流域関連公共下水道の処理区の整備が最近多くなってきておりまして、今こういう結果となっているところでございます。 642 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 643 ◯委員(井上 清君) 今後はどうなるんでしょうか、ずっと。 644 ◯委員長(山田正弘君) 寺西課長。 645 ◯下水道推進課長(寺西清幸君) 今後も引き続き、流域関連の区域を中心に整備を図っていきたいと考えております。 646 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。
    647 ◯委員(井上 清君) あと、大和川流域、竜田川幹線なんですけども、普及率が、今お聞きしたら43.7%ということで、まだ半分も満たしていない地域にあって、100%を目指してこれから頑張ってもらえるとは思うんですけども、一方で、処理区の何か規程があって、幾ら以上になると入れられないというような話をちょっと聞いているんですけど、その辺はどうなんでしょうか。 648 ◯委員長(山田正弘君) 寺西課長。 649 ◯下水道推進課長(寺西清幸君) 流域関連の下水道につきましては奈良県の流域下水道でございまして、そこで処理する区域となっております。  その汚水量につきましては、当然、処理する浄化センターと、生駒市から出ていく汚水量と、その辺は整合を図っております。 650 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 651 ◯委員(井上 清君) そしたら、急激に普及していく中で、最後の方になるとなかなかポイントは上がらないとは思うんですけども、100%にするまで、大和郡山の処理区に流せるというふうに安心していていいわけですね。 652 ◯委員長(山田正弘君) 寺西課長。 653 ◯下水道推進課長(寺西清幸君) そのような計画でずっと順次進めていきたいと考えております。 654 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 655 ◯委員長(山田正弘君) ほかに質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等はございませんか。中浦議員。 656 ◯委員外議員(中浦新悟君) 1点だけ、大分以前、委員会の方で聞かせていただいた北田原の第2中継ポンプ場交流施設建設工事の件でお伺いしたいんですけども、ここはちょっと詳細に金額を教えていただけますか、成果等のところに書いてある金額等を。 657 ◯委員長(山田正弘君) 寺西課長。 658 ◯下水道推進課長(寺西清幸君) 交流施設の建設工事の工事費でございますけども、約3,200万でございます。 659 ◯委員長(山田正弘君) 中浦議員。 660 ◯委員外議員(中浦新悟君) 以前、いろいろと聞かせていただいて、3,200万円かけた交流施設なんですけども、一通りの意見を言わせてもらったので、その後、何らかの変化があったのか、また、報告すべきことがあるんでしたら、ちょっといただけないでしょうか。 661 ◯委員長(山田正弘君) 安達課長。 662 ◯下水道管理課長(安達博臣君) まず、その後の状況でございます。  平成21年2月9日付けで住民監査請求が出されております。その内容につきましては、「ひかりが丘自治会に対し、交流施設建設費用である3,200万余りを返還させること」、「交流施設及びその用地部分をひかりが丘自治会の区分所有とし、平成20年7月1日を課税の正当な日として固定資産税を徴収すること」ということで監査請求が出されました。その後、事情聴取等がありまして、監査委員からの結果につきましては、「ひかりが丘交流施設の設置に必要性や公平性などについて疑問がないとは言えないが、公共下水道への接続及び北田原第2中継ポンプ場の設置事業につきましては自治会から一定の負担があること、同ポンプ場については自治会だけではなく北田原工業団地地区の汚水処理も計画されており、自治会の協力が必要であったこと、さらに、交流施設は地域コミュニティの増進に役立つものと考えることから、直ちに違法、不当な行為とは言えない」、次に、区分所有とすることにつきましては、「建築物の躯体はポンプ場施設と一体的に市が維持管理義務を負うものであり、将来的な営繕工事、拡張工事等を勘案すれば区分所有は相当でないことから、区分所有にしなかったことは何ら違法、不当とは言えない」ということで、監査請求については棄却されておりますが、併せて、事務改善についての要望が出されております。この辺につきましては3点ございまして、「使用方法や内容について公平性や公共性により適合したものにすること」、「公共下水道の切替えに際し、他地域からも要望が出されると考えられるが、必要性、公平性、公共性などについて十分配慮し、慎重かつ計画的な業務に努めること」、3つ目といたしまして、「議会においてはその明細を把握することは困難な状態であり、十分な審議ができなかったと思われるため、今後は、新規の支出や通例でない支出など、議会での審議が望ましいものについては積極的に議会にそれらが分かるような工夫をすること」ということで改善要望が出されております。  そして、その後、先方自治会と市との協議でございます。7回ほど協議をやっております。現時点での使用実態というのを確認いたしております。カラオケ以外に研修あるいは会議等にも利用されているということは分かっておりますが、今後、カラオケ利用だけでなく、各種研修会、会議なども積極的に使用していただけるよう工夫していただくこと、他の自治会関係の方や、例えば自主学習グループの方たちなど、一定の門戸開放を広げていただくよう要望しております。自治会の方にも、一定検討するということで、現在、協議を進めている段階でございます。以上でございます。 663 ◯委員長(山田正弘君) 中浦議員。 664 ◯委員外議員(中浦新悟君) ありがとうございます。  僕自身も訴えていたのは、開いているスペースだったら公平に、市の税金が使われた部分が大きくありますので、市民全員に使っていただけるようにということと、それを造ったのであれば、より利用していただけるように広報もしていただきたいということをお願いしたいと思うんですけど。  この自治会さんとの話の中で、要望していますということなんですけども、市の施設なんですよね、市がこうしますというようなことには決めることができないということなんですか。 665 ◯委員長(山田正弘君) 古川局長。 666 ◯水道局長(古川文男君) 本件につきましては、今、自治会さんと話を進めてございます。  これは3,200万円の公金を投入して改築を行ったということで、監査の結果報告につきましては、もう少し公共性あるいは公平性をキープしなさいというような形で附帯意見が付いてございます。この公平性と公共性に基づきまして、今現在、自治会さんとも話をやっています。こちらの方は、まず、あそこは5年間の使用貸借ということで契約済みになってございます。つまり、あそこの契約については、今、生きてございますので、5年間は自治会さんが使えるというように保障されてございます。  そういった中で、先ほど言いましたように、公共性、つまりカラオケが公共性としてそれが成り立つのかどうかということ、それと、公平性、つまりそこの地域だけに限定していいものか、その2点について、現在、自治会内部においても、もう少し枠を拡大できるような形で前向きに話合いを進めていただいてございます。  それの答えが出れば、契約している条項をもう一回見直しまして、そして、変更契約を交わすことができたら一番有り難いなと、このように考えておりますので、その点、よろしくお願いいたしたいと思います。 667 ◯委員長(山田正弘君) 中浦議員。 668 ◯委員外議員(中浦新悟君) 以前さんざん言ったのでこれ以上は言わないんですけども、一言だけ言わせてもらったら、これ、建てた目的が、今でこそ交流施設と書かれてあるんですけども、当時、説明の中で水道局の研修にも使うというようなことをおっしゃっていたんですけど、研修等には使われたんですか。 669 ◯委員長(山田正弘君) 古川局長。 670 ◯水道局長(古川文男君) 建てた目的は、ここに書いているように、工事請負契約はあくまでも交流施設の設置工事という形になってございます。利用については当初いろいろな考え方があったと思います。そういった中で、より明確にするために自治会と話をしながら契約を結んだと。行政サイドの方は、ここを研修所として使ったということは今現在もございません。 671 ◯委員長(山田正弘君) 中浦議員。 672 ◯委員外議員(中浦新悟君) 今現在、これから先、使っていかれる予定等は当然あるんですよね、たしか目的の中であったと思うんですけども。 673 ◯委員長(山田正弘君) 古川局長。 674 ◯水道局長(古川文男君) 先ほど答弁させていただいたように、今後、利用の公共性とか公平性をキープしていく中で、当然そういった視点も入れていきたいというように考えておりますので、その辺の将来的な話合いについては、またそのときによろしくお願いしたいなと思います。 675 ◯委員長(山田正弘君) 中浦議員。 676 ◯委員外議員(中浦新悟君) これ以上は言いませんけども、そこはしっかりと協議、そして、行政の方でも、今後そういった異質と言うのか、ちょっと疑問が残るようなことはきっちり議会に報告していただけるように、これは水道局じゃなくても、市長の方にもお願いしておきます。以上です。 677 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 678 ◯委員長(山田正弘君) ほかに質疑等はないようでございますので、以上をもって下水道事業特別会計に係る報告第6号及び議案第85号に係る質疑等を終結いたします。  次に、水道事業会計に係る報告第6号、平成20年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について及び議案第87号、平成20年度生駒市水道事業会計決算の認定についてを一括して古川水道局長から説明を受けます。古川水道局長。 679 ◯水道局長(古川文男君) それでは、議案第87号、平成20年度生駒市水道事業会計決算の認定についてでございます。同じく報告第6号、平成20年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告につきましてを併せてご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず初めに、議案第87号、平成20年度生駒市水道事業会計決算でございます。別冊になっております生駒市水道事業会計の決算書をお願いいたします。  1ページでございます。事業の報告書でございます。  概況の総括事項といたしまして、本年度の水道事業におきましては、水道料金を、一般家庭用50立方メートルまでの従量料金について1立方メートル当たり10円の値下げを行いました。また、昨年度に引き続きまして、過去に借り入れました高利率の企業債の公的資金補償金免除繰上償還をさせていただいております。  まず、アの業務概要といたしまして、業務量についてでございますが、年度末の給水人口は11万8,722人でございます。また、年間総配水量は年々減少しておりまして、平成20年度は1,296万1,525立方メートルでございました。この配水量は、前年度と比較いたしまして1.89%の減少となっております。  また、有収率につきましては、計画的な漏水調査等を実施することにより、前年度を上回る96.1%という高い数字を維持することができました。  なお、詳細な業務の概要につきましては、後ほど7ページでご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  次に、イの建設改良工事についてでございますが、新設改良工事につきましては、老朽管の計画的な布設替工事等を積極的に進めるとともに、道路改良や下水道工事等に伴う水道管移設工事等を実施させていただきました。また、施設点検におきまして、東生駒配水池のドームに劣化が発見されたことから、水道水の供給を止めることなく工事を施行する、日本で初となる不断水工法を採用し、改修工事を実施するとともに、平成19年度から平成22年度まで継続費をお願いしております山崎浄水場ろ過設備改良工事につきましては、有識者によるろ過設備審査委員会におきまして、プロポーザル方式により技術面及び経済面の総合評価において最も優れた提案者を選定していただき、答申を受けましたことから、その答申に基づき、工事請負契約を締結させていただきました。  これらの建設改良工事の概要につきましては4ページから5ページに科目別に記載いたしてございますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、ウの経営状況でございます。  まず、事業収益につきましては、水道料金の値下げや使用水量の減少に伴いまして、全体として前年度よりも3.8%の減収となっております。また、事業費用につきましては、企業債の繰上償還による支払利息の軽減や各経費の抑制に努めさせていただき、事業費用は、全体として前年度よりも1.1%の減少となりましたが、当年度は約1,203万円の純損失となっております。この損失につきましては、前年度繰越利益剰余金約1億8,353万円から差引きさせていただき、当年度未処分利益剰余金は約1億7,150万円となってございます。  続きまして、7ページをお願いいたします。業務の内容でございます。  まず、業務量に関する事項といたしまして、表の2行目の本年度末給水人口は前年と比較いたしまして0.71%増の11万8,722人でございます。  次に、同じく6行目の年間総配水量は1,296万1,525立方メートルで、前年度と比較いたしまして24万9,212立方メートルの減少となっております。  また、配水量に対しましてどれだけ給水収益として回収できたかを示す年間総有収水量は、8行目で、1,245万3,700立方メートルでございまして、有収率は91.1%となっております。  また、表11行目の1日平均配水量は3万5,511立方メートルでございまして、昨年度より1.62%の減少となっております。  次に、表の下の供給単価と給水原価でございますが、おのおの1立方メートル当たり207円97銭と217円29銭で、販売差損は9円32銭となっております。  次に、大変申し訳ございませんが、10ページをお願いいたします。  4の会計、(1)重要契約の要旨という欄でございます。  本年度の重要契約は次のとおりであるということで、山崎浄水場ろ過設備改良事業を記載しておりますが、この契約先の「理水科学」という漢字が転記誤りでございます。理科の「科」という文字になっております。正しくは変化の「化」という漢字でございます。大変申し訳ございませんが、訂正のほど、よろしくお願いいたしますとともに、深くおわびを申し上げます。どうもすみませんでした。  続きまして、決算書類につきましてご説明を申し上げます。  12ページから13ページをお願いいたします。平成20年度生駒市水道事業決算の報告書でございます。  まず、収益的収入及び支出でございます。第1款の事業収益は、決算額28億3,958万4,000円でございます。決算額に比べ、1億1,260万7,000円の減となっております。これは、主に第2項の受取利息や給水分担金などの営業外収益は増加いたしましたが、第1項の営業収益におきまして、水道料金の見直しを始め使用水量の減少に伴い、給水収益で減少となりました。また、下水道料金の徴収委託契約を見直しさせていただきましたことにより、その他の営業収益が減少したことによるものでございます。  次に、支出でございます。  第1款の事業費用は、決算額28億4,811万3,000円となり、不用額は1億407万8,000円でございます。この不用額の主なものにつきましては、各経費の節減を始め奈良県営水道の受水費の減少等によるものでございます。  次に、14ページから15ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございます。  まず、収入でございます。  第1款、資本的収入の決算額は2億3,204万1,000円でございます。予算額に比べ決算額は3,781万9,000円の増となっております。これは、主に第1項の寄附金で1,364万5,000円、第2項の納付金におきまして、下水道工事に伴います水道管移設工事が一部前年度から繰越しとなったことなどによりまして、新設改良施設工事納付金で1,442万5,000円等が当初見込みより上回ったことによるものでございます。  次に、支出でございます。  第1款、資本的支出の決算額は4億4,079万6,000円となっております。また、翌年度の繰越額を差引きいたしまして、1億394万8,000円が不用額となっております。この不用額の主なものにつきましては、関連工事の進ちょくに合わせたことにより、新設改良費で4,867万1,000円、入札の執行残などにより固定資産購入費で1,498万3,000円の減少等により生じたものでございます。  続きまして、16ページをお願いいたします。平成20年度生駒市水道事業損益計算書でございます。  まず、1の営業収益につきましては26億3,873万2,000円、2の営業費用につきましては、26億9,168万円となり、差引き5,294万7,000円の営業損失となっております。  次に、3の営業外収益につきましては6,711万6,000円、4の営業外費用につきましては2,336万1,000円となり、差引き4,375万5,000円の営業外利益となっております。この営業損失と営業外利益を差引きいたしまして、919万1,000円が経常損失でございます。  また、さらに、この経常損失に5の特別利益、6の特別損失の収支283万9,000円を差引きいたしまして、当年度純損失は1,203万1,000円となってございます。この当年度純損失を前年度繰越利益剰余金から差引きいたしまして、当年度未処分利益剰余金は1億7,150万3,000円となっております。  次に、17ページから18ページにかけましての平成20年度生駒市水道事業剰余金計算書でございますが、この剰余金計算書につきましては、後ほどご説明申し上げます貸借対照表に記載しております剰余金が年度中にどのように増減変動したかを表したものでございますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、19ページをお願いいたします。平成20年度生駒市水道事業剰余金処分計算書でございます。当年度は純損失となっておりますので、処分はございません。  続きまして、20ページから21ページをお願いいたします。平成20年度生駒市水道事業貸借対照表でございます。  まず初めに、資産の部でございます。1の固定資産の合計額は、有形固定資産と投資を合わせまして221億9,292万2,000円でございます。  2の流動資産の合計額は、現金預金、未収金、貯蔵品、保管有価証券を合わせまして24億4,941万3,000円でございまして、資産の合計は246億4,233万5,000円でございます。  次に、負債の部でございます。3の固定負債の合計と4の流動負債の合計を合わせまして、負債の合計は1億1,383万4,000円でございます。  次に、資本の部でございます。5の資本金の合計と6の剰余金の合計を合わせまして、資本の合計は245億2,850万1,000円でございます。負債と資本の合計は246億4,233万5,000円でございます。  次に、決算の附属書類でございます。23ページをお願いいたします。平成20年度生駒市水道事業会計の収益費用明細書でございます。また、28ページから29ページにかけましては、固定資産の増減の状況を表します固定資産明細書でございます。また、30ページから31ページにかけましては、企業債の明細書となっておりますので、ご参照のほど、よろしくお願いいたします。  最後に、33ページをお願いいたします。  公営企業の経営の健全化でございます。これは、報告第6号、平成20年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告における水道事業の資金不足比率でございます。  資金不足比率につきましては、先ほどご説明させていただきましたように、事業の規模に対する資金の不足の比率でございまして、政令で定める公営企業の健全化基準は20%でございます。本市の水道事業では、下水道事業の特別会計と同じように資金の不足は生じておりませんので、比率は「─」となってございます。  以上でございます。どうぞよろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 680 ◯委員長(山田正弘君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。八田副委員長。 681 ◯副委員長(八田隆弘君) 水道のメーターの取替えについてちょっとお聞きしますが、6ページですかね。  まず、水道メーターの計量法というのがあるんですかね、法律があって、有効期限とか、簡単にちょっと説明してもらえますか、取り替えるに当たって。 682 ◯委員長(山田正弘君) 山岡主幹。 683 ◯総務課主幹(山岡一登君) 計量法によりますと、有効期間が8年になっております。 684 ◯委員長(山田正弘君) 八田副委員長。 685 ◯副委員長(八田隆弘君) 6ページのここの中段に書かれているのは、本年取り替えた個数ということなんですか。この辺、ちょっと分からないんですけど、教えてもらえますか。
    686 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 687 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 6ページの一番上の行を見ていただきいましたら、(4)固定資産購入費というふうになっています。これは、今年度、メーターを購入した分でございます。  今、委員さんがおっしゃられました取替えにつきましては、これは取替えということで費用に落とすということで、建設改良には含まれないということでございます。 688 ◯委員長(山田正弘君) 八田副委員長。 689 ◯副委員長(八田隆弘君) 20年度は市内で何個ぐらい取り替えはったんですか、総数で結構ですけど。 690 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 691 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 総合計でよろしいでしょうか。 692 ◯副委員長(八田隆弘君) はい。 693 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 総合計といたしましては4,463個、取り替えてございます。 694 ◯委員長(山田正弘君) 八田副委員長。 695 ◯副委員長(八田隆弘君) この4,463個の取り替えた更新の期間と言うか、何年ぐらいで、さっき8年というのがあったんですけども、8年以内ということですよね。これを本市ではどのぐらいの期間で取替えに当たっているんですか。 696 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 697 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 確かに8年ちょうど、その日に取り替えれば一番効率的でございます。ところが、メーターが取り付けられますのは、新築家屋がランダムに建っていくわけですから、当然ながらメーターの方もランダムに有効期限が切れるということで、非常に非効率的になってしまいます。したがいまして、7年半から大体1カ月前まで、ここらを基準にいたしまして、当然ながら、ご商売をやっておられるお客さんもおられますから、先方の都合もございます。やはり夜間に行かないといけない部分もありますので、あらかじめ、こういった交換につきましては、はがきをお出しいたします。そして、先方のご都合にできる限り沿うような形で検定期間内に取替えをするということでございます。 698 ◯委員長(山田正弘君) 八田副委員長。 699 ◯副委員長(八田隆弘君) 平均したら7年半ぐらいで取り替えていっていると、そういうことですね。 700 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 701 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) ケース・バイ・ケースなんですけれども、やはりあくまでも、先ほど申し上げましたのは基準ということでございます。  ただ、8年以上を超えては絶対に、料金に換算することは、徴収はできませんので、やはり大体7年と6から8カ月ぐらいが実態のところでございます。 702 ◯委員長(山田正弘君) 八田副委員長。 703 ◯副委員長(八田隆弘君) 実は、今日取り上げさせていただいたのは、豊中市でやっぱりこういうお話がありまして、意図的にと言うか、意識して更新期間を1カ月延長して7年半年か7年7カ月かにしたら、1年間で400万の経費削減ができたと。もちろん都市の規模が違いますね。向こうは生駒市と比べたら3倍半ぐらいの人口、世帯数、住戸数も多いと思いますけども。  これ、今、次長が言いはりましたが、もしぎりぎりまで頑張って、手間は大変やと思いますけど、やったらものすごく経費削減できると思いますが、どうでしょうか。 704 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 705 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) ご指摘いただいた、そのとおりでございます。先ほど言いましたように、地域的な問題、建築年がすべて、例えば大規模開発でほとんど同じ時期でしたら問題はないわけなんですけども、その間、取り付けた後も何らかの不良等々でメーターの取替え時期がだんだんずれていってまいります。そういったこともありますけれども、今、ご指摘いただいている部分につきましては、今後、十分協議させていただいて、できる限り検定満期の取替えということに努めてまいりたいと思っております。 706 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。宮内委員。 707 ◯委員(宮内正厳君) 20ページの貸借対照表のところなんですが、ここの固定資産の土地、34億5,000万のことなんですけども、水道局が管理している土地の面積、大体どれぐらいあるんでしょうか。 708 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 709 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) その面積の方だけはちょっとまだ出しておりませんので。と言いますのは、やはり外へ出す場合、公簿の部分、実測の部分、ばらばらでございます。したがって、余り意味がない部分もありますし、逆に言えば、それを入り混じって合計すると、また一人歩きしてもいけませんので、統計上、とっておりません。また、それで実測、公簿、合計でいいのでしたら、また後日でも言わせていただきたいと思っております。 710 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 711 ◯委員(宮内正厳君) 実測と公簿、両方、普通、例えば公有財産未利用地調査シート等を見ましても、実測と公簿を両方上げておられる、水道局のあれですよ、上げておられますから、両方で出されるというのが私はいいと。今日言うてすぐというのはなかなか出せないということでしたら後日でも結構です。後日いただけますでしょうか。 712 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 713 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 確かに両方共出すというのがあれなんですけれども、中には無償で提供を受けて、公簿のままというものもございます。したがって、実測ができていないような部分もございます。ただ、それでよろしかったら提供はさせていただきたいと思います。 714 ◯委員(宮内正厳君) それで結構です。 715 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 716 ◯委員(宮内正厳君) それで、貸借対照表に上げている土地、面積を聞きたかったのは、要するにこの土地は水道局の事業用地に供しているから上げているというふうに理解してよろしいんでしょうか。 717 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 718 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 金額換算で、貸借対照表に載っておりますのは34億5,700万円が計上されております。これは、水道局が所管するすべての土地、形態的に言いますと、無償で譲り受けた土地もありますし、現在使われておる土地もございます。これらにつきましては、先達ての未利用地検討委員会へ提出させていただいた用地等々、未利用の土地も含まれております。 719 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 720 ◯委員(宮内正厳君) 水道局の事業用地に供しているから上げているというふうに理解していいんですね。 721 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 722 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 先ほども言わせていただいたように、これはあくまでも水道局が所管する土地を金額に置き換えているのであって、その中には現実的に、例えば、現在、施設として上物が建っている、そういったもの以外のものも含まれているということでございます。 723 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 724 ◯委員(宮内正厳君) 例えば水道局が、もちろん寄附であるとか購入であるとか、所有されていますね、平米が分からなかったんですけども、この間、34億5,000万余りの土地を所有されたということですね。確認したかったのは、その所有された土地が水道局の事業用地に供しているからここに上げているのかなと私は思ったんですけども、例えば水道局以外、生駒市の事業用地として供給と言うのか、貸してあげていると言うか、そういうものは含んでいないというふうに理解していいんですか、逆に言ったら。 725 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 726 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) これは、水道局が所管する土地でございますので、行政財産も普通財産もすべて入っているということでございます。 727 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 728 ◯委員(宮内正厳君) 答弁になっていないと思うんですけど、つまり、水道局が持っている土地は分かりますやん。水道局が持っている土地を、例えば生駒市などにその土地を貸し付けていると言うのか、使用していただいているとか、そういう土地はあるんですかと聞いておるんです。 729 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 730 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 今ご質問のとおり、貸付地等もすべて含んでおります。 731 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 732 ◯委員(宮内正厳君) 例えば代表的なやつでどんなのがあるんですか。 733 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 734 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 真弓浄水場の仮設用地というものは、現在、市の方へは貸付けをいたしております。 735 ◯委員(宮内正厳君) それだけ。 736 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) それが、代表的なものとおっしゃいましたので。 737 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 738 ◯委員(宮内正厳君) つまり、例えば北コミの施設の一部であるとか、花まちセンター用地であるとか、何とか用地であるとかいうところを具体的に言っていただいたら有り難いんですけれども。 739 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 740 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 今ご指摘いただきましたとおり、北コミの一部分、それと、北コミの隣接地、そして、花まち、それが大きな部分として貸付けをいたしております。 741 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 742 ◯委員(宮内正厳君) 一度、その資料を、今は代表的なという形でお伺いさせてもろうたんやけども、代表的でない部分も含めて、貸し付けていると言うのか、どういう契約をされているのか知りませんけども、その一覧を出してくれますか。今日でなくていいのは当たり前の話なんですが、後で。  それから、100坪以上、100坪じゃなくてもいいんだけども、水道局が、今言ったような形で貸し付けている土地、それから、その所有する住所、地図を、後日で結構なんですけども、いただけますか。 743 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 744 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 分かりました。後日、お知らせをするということでよろしくお願いしたいと思います。 745 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 746 ◯委員(宮内正厳君) なぜこんなことを聞いたのかというのは、これ、貸借対象表で、私、素人でよく分からないんですけども、固定資産の土地ということで34億5,000万上げておられると。だけど、これ、基本的には、私は水道局の事業用地に供しているから上がっているのかなと思っておったんですよ。もしそれ以外の形で上がっておったら、これは貸借対照表から削って、いわゆる別の項目と言うんですかね、削らなきゃならないものかなと。それがちょっとよく分からなかったんですけど、北側次長はそれのプロだから、その辺については別段問題ないんですか。 747 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 748 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 逆に、貸付地であっても局有財産である以上はこれに上がります。例えば、それを市長部局の方へ無償で移管をするというのであるならば、この貸借対照表からは削除されるということでございます。 749 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 750 ◯委員(宮内正厳君) その理由は分かりました。  それと、もう1つは、以前にいただいた水道局が所有する100坪以上の用地という形で、二十数カ所いただいたんですけども、その中で県営水道受水池築造工事用地、4,800平米余りで5億9,000万と簿価で上がってきているということなんですけども、取得時期、年度は書いてあるんですけども、これ、ちょっと教えてくれますか。 751 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 752 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) この用地につきましては、水道局が実際に予算を通じて購入いたしましたのは10年8月31日でございます。 753 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 754 ◯委員(宮内正厳君) 100坪以上の用地で、5億9,000万で上がっていると。一方、公有財産未利用地調査シートを見たら6億5,800万で上がっているので、その差がちょっと分からないんですけども、もしよかったら教えていただいたら有り難いんですけども。 755 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 756 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 先ほど申し上げましたとおり、平成10年8月31日と言いますのは、水道局が予算を通して購入した時期でございます。それに先立ちまして、この用地につきましては土地開発公社で購入いたされております。土地開発公社は、その間、私どもが買い戻すまでの間にほかへ貸付けを行っておられます。当然ながらその賃料が入るわけです。水道局としては、それを買い戻すに当たって、やはり公社としてはもうけられたわけですからそれだけの部分は引いていただくのが当然だということで差引きをさせていただいたということでございます。  なお、水道局の固定資産の上げ方というのは土地の取得価格だけではございません。それにまつわるべき資産を高めるようなもの、例えば鑑定評価をしたならば鑑定評価にかかった費用、また、造成費、測量委託、こういったものは土地として上乗せをして表記するということでございます。 757 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 758 ◯委員(宮内正厳君) 今言われた鑑定評価なんですけども、当然、これ、今言われた開発公社がやられたのか、多分、開発公社がやられたと思うんですけど、当然、水道局も鑑定評価書は今もお持ちだと思うんですけども、それも資料としていただけますか。 759 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 760 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 十分探させていただきまして、なければ、また土地開発公社等々へ連絡を取りまして、できる限りのことはさせていただきたいと思います。 761 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 762 ◯委員(宮内正厳君) そこでちょっとお聞きしたいんですけども、ここで調査シートに上がっている6億5,800万という形で聞きたいんですけども、調べてみましたら、平成7年3月10日、公社が取得しておるんです。そして、登記簿謄本上、平成10年7月21日に土地開発公社から買戻しをしていると。そういう形になっておるんです。これは基本的にそういうことで理解してよろしいんでしょうか。 763 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 764 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) それで結構やと思います。 765 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 766 ◯委員(宮内正厳君) 購入の目的、六億数千万の土地を購入されたという、約4,800平米ですか、この目的はどういう目的があったんですか。 767 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 768 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) あそこの用地を買いましたのは、大きく目的というのは2つございます。  1点は、ご承知のとおり、生駒市というのは奈良県水道を受水しておるわけなんですけども、その受水ルートといたしまして室生ダム系統と、もう1つ、真弓系統がございます。どちらかと言いますと、生駒市の給水人口から言いますと、室生系統の方が給水人口が多くて真弓系統は給水人口が少ないということなんですけれども、逆に、県営水道の方からとりましたら、室生系統の方が小さなダムで、反対に大迫ダム系統の真弓系統、こちらの方が水量が豊富だということで、毎年のように冷や冷やしつつ運営をしておりました。そこで平成2年、6年に大きな渇水があったわけなんですけれども、これらの考え方といたしましては、何とかこの2つの系統を生駒でつなぐことができないかということで、一番接近いたしておりますのが、ご承知のとおり、帝塚山大学校の前に北部調整池というのがあります。それと、隣同士の関係になりますねんけれども、ちょっと山手の方に東生駒配水池がございます。この間に何とか受水槽を用いて北部調整池からいったん落とし込んでということで、と言いますのは、東生駒配水系統は室生系統、そして、北部調整池が、反対に大迫ダム系統ということで、ここでバイパスをつないだら渇水にいけるだろうというのが1点でございます。  もう1点といたしましては、やはり隣へ受水池を設けて、その後、東生駒へポンプアップすることによって、東生駒は非常に高台でございますので、そうした中で、最終的には中部配水池、若しくは小瀬配水池区域まで自然流下でいけるだろうということで、動力費の軽減ということが大きな目的。  バイパス管を設けての渇水対策と動力費の軽減、これが大きな2つの目的でございました。 769 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 770 ◯委員(宮内正厳君) これは、その目的で買われたと。この調査シートを読み取ったら、その目的を持ったんだけども、今現在は未利用地という形で上がってきているということです。それは間違いないですね。 771 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 772 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) お見込みのとおりでございます。 773 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 774 ◯委員(宮内正厳君) その当時、六億数千万ものお金を出して、5億9,000万でもいいですわ、6億近いお金を出して買戻しをされたということですから、今言われた動力費の問題、それから渇水対策等々でそれだけのお金を出されたということは、当然、利用計画の図面等は準備されておったというふうに理解していいんでしょうね。 775 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 776 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 一応、直接買い求めるのではなく、最終的にそこの土地に決まったわけなんですけども、リレーセンターの道路の反対側、今回ご指摘いただいているのはリレーセンターの東側なんですけど、ちょうど西側でも求めるということで地元との交渉もさせていただきましたし、図面もございます。その後、最終的に地元交渉がうまくいきませんで、反対に東側へ移ったという経緯もございます。そこら辺の部分につきましても図面等はございますので。
    777 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 778 ◯委員(宮内正厳君) 利用計画の図面ですよ。今言われたのは、私もこの調査シートを見て、奈良県の水道の施設があり、その間にも土地を購入されて、その西側にリレーセンターがあるというのは地図上で承知しております。そうじゃなくて、六億余りの土地の購入をされるということは、当然、局として利用計画、図面ですね、この土地を5,200平米、購入するんだから、その土地で何を建てるのか、その設計図等はあってしかるべきだと思うんです。それはあるんですね。 779 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 780 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) ここら辺につきましては、ちょっと古い話になろうかと思いますねんけれども、東生駒配水池増設計画というようなことで図面は、描いたものはございます。 781 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 782 ◯委員(宮内正厳君) その図面を見せてくれますか、後で。 783 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 784 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 東生駒増設地、これは非常に大きな事業でございますので、当時、議会の方でも何らかの形ではお配りしたような記憶がございますけれども、その程度でよろしかったら、もう一回、お見せはできると思います。 785 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 786 ◯委員(宮内正厳君) その図面を見せていただいて、より詳細の図面がもしあれば、プラスアルファでお願いをしておきたいということです。  この土地を買うときにだれの指示を受けました。 787 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 788 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) もちろん水道局ということでございますので、管理者がトップということでございますので、管理者の命を受けてやっておるわけでございます。 789 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 790 ◯委員(宮内正厳君) 管理者以外から声はかからなかったですか。 791 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 792 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 私自身は、それ以外の方とはお会いいたしておりません。あくまでも管理者の命を受けて公社へお願いしているというだけでございます。 793 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 794 ◯委員(宮内正厳君) つまり公社が平成7年に買われて、その3年後に水道局が買われたと。公社が買うときには、今日、北側次長に聞いたかて分からんかも分からんけども、当然、目的を持って買われたということだと思うんだけども、それは水道局が使うので先行取得したというふうに理解していいんでしょうか。 795 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 796 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) この計画につきましては、今、ご指摘いただいたのは平成7年のお話をさせていただくわけなんですけれども、これを初めて私どもが議会の方へ、こういう計画があるんだということを詳細に図面を用いて説明させていただいたのは平成4年でございます。だから、当然ながら議会の方も私ども周知の部分で、そういう増設計画はあるんだと。ただ、ポイント、場所の特定だけは、東生駒配水池のここの辺りだというのは言わせていただいたわけなんですけども、やはり議会の承認を得ないと地元交渉にも入れないということで、その辺は、ポイントは定まらないで増設計画だけご説明させていただいたということでございます。 797 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 798 ◯委員(宮内正厳君) ということは、平成7年に土地開発公社がその土地を取得したということは、今言われたように、その前に水道局がこの土地を取得するように、言わば先行取得を依頼したと、そういうふうに理解していいんですね。 799 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 800 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) もちろんそうでございます。こういったものは公社が各担当部署からの依頼があって初めて動くというものでございます。 801 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 802 ◯委員(宮内正厳君) これ、補助金の交付はあったんですか。 803 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 804 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 水道事業の用地に関しましてはすべて単費でございます。 805 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 806 ◯委員(宮内正厳君) この土地でなければならない、つまり複数の土地等の検討はされたんでしょうか。 807 ◯委員長(山田正弘君) 北側次長。 808 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 先ほども申し上げましたとおり、リレーセンターの西側の谷筋はずっと全部地権者に当たらせていただきましたけれども、色よい返事がいただけなかったということで、最終的には現行の土地に決まったということでございます。 809 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 810 ◯委員(宮内正厳君) 市長、ちょっと調べてみたんですよ。平成7年に開発公社が買って、10年に開発公社から買受けしておるんですね。金額がうん千万、うん百万違うんですよ。例の野村證券の跡地、9億円でしたですね。これは6億円余りなんですよね。今言われたように、今、未利用地なんです。6億からのお金を出して、いまだにその計画もなされていない。私、これを見て仰天したと言うのか、こんなことがあっていいのかと、驚がくしました、はっきり言って。水道局が取得して11年4カ月ですよ。世間には塩漬けの土地があるけども、塩漬けどころか発酵しているのと違いますの、これ。公社が取得して14年8カ月です。これ、必要があったから買った事業用地なのかということで言えば、残念ながら、今の答弁を聞いても、必要があれば翌年度、3年遅れでも物が建ちますやん。今、14年たっているんですよ。これ、不要不急の事業ではなかったのかと。6億ものお金を出して、もちろん北側次長が悪いと言っているんじゃないんですよ。多分、これは推測ですけど、その当時のトップ等が一定の思惑を持って買ったのではないかなと。あくまでクエスチョンですよ。その辺で、野村證券の跡地もそうですね。和解するような形になりましたですね。  つまり、市の職員といえども宮仕えですから、上司の命令に対しては、ただ事務を執行するだけということがあるかも分かりません。しかし、6億ものお金を、市民の税金ですやん、水道料金ですやん、このお金を上司の命令で「はいはい」と。いや、もちろん聞かなきゃならないのは市の職員ですわ。内心じくじたる思いを持って、やっぱり市の職員は事に当たってもらいたいというふうに私は思っておるんですよ。その辺、市長も、私が取り上げたこの問題は、ちょっと後で調査等もしていただいたら有り難いと思います。以上で終わります。 811 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。山下市長。 812 ◯市長(山下 真君) 実はこの問題、宮内委員からご指摘いただくまでもなく、私も大変問題のある用地取得であるというふうにずっと認識をしておりました。まずもって、取得価格が大変高いです。1平米当たり13万ぐらいですか、大ざっぱに言って。そうすると、大体坪40万ぐらいだと思います。ここの場所は面積が5,000平米と大変広いんですけれども、平たんな部分が大変少なくて、後は大半が傾斜地でございまして、受水池であればそれでもよかったんでしょうけれども、そうであれば、もっと相当な価格、要するにこれは宅地並みの価格なんですね、坪40万というのは。そういうことから、土地の形状を考えればもっと安価な評価が出たはずではないかというふうにも思っておりますし、後日談では、結局、奈良県の県営水道の費用負担で、さっき言いました大迫ダム系の水道水が山崎浄水場に直接、県の費用で送水管が建設できたということで、結局この受水池の用地は全く不要だったということからしましても、大変、将来的な計画性に乏しい用地取得であるということは十分認識しておりまして。ただ、これ、大分時間が経過しておりまして、その当時の事実関係を改めて調査するのは非常に困難かなというふうに思ったのと、法的な手続きをとるにしても、時効という問題もあって、この問題については本格的な調査は未着手であったわけでございますけれども、今後、宮内委員の調査には全面的に協力をさせていただきたいとこの場でお約束させていただきますし、必要ならば、また第三者的な委員会を設けて調査するということも視野に入れて対応したいと、このように考えております。 813 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 814 ◯委員(宮内正厳君) これね、取得した経緯並びに今後の計画内容という形で未利用地調査シートには書いてあるんです。この文章を読んでも矛盾があるんです。今、市長が言われた中身としても、地目が山林、ほとんど山林なんです。雑種地が若干300平米近くしかないということなんです。ほんで、今言われたように平米13万5,200円、単純計算したんですよ、坪当たり44万7,000円の土地なんですね、これ。その当時、バブルがはじけて、どの金額か分かりませんけど、余りにも、野村證券の跡地にしたってもそう、スポーツ公園にしてもそう、この土地にしたかてそう、ずさん過ぎるんじゃないかと。これは、今の現職の市長である山下市長も含めて、やっぱり十二分に調査して、昔のうみと言っては、うみになるかどうか知りませんよ、徹底的に解明をするというのが私は市民に果たすべき役割、市長として果たすべき役割はそこにあるのではないかと。議員としても、私もそういう形で臨みたいと思います。以上で終わっておきます。 815 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 816 ◯委員長(山田正弘君) ほかに質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 817 ◯委員長(山田正弘君) 質疑等がないようでございますので、以上をもって水道事業会計に係る報告第6号及び議案第87号に係る質疑等を終結いたします。  以上をもって環境文教委員会の所管に係る決算議案に対する質疑等を終結いたします。  審査進行上、暫時休憩いたします。              午後3時51分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後4時4分 再開 818 ◯委員長(山田正弘君) 休憩を解いて、引き続き審査を行います。  次に、都市建設委員会の所管に係る各議案について順次審査いたします。  まず、議案第78号、平成20年度生駒市一般会計決算の認定について、関係部長から順次説明を受けます。  松本建設部長。 819 ◯建設部長(松本安嘉君) それでは、引き続き、審査の方をよろしくお願い申し上げます。  それでは、建設部の所管に係りますものについてご説明申し上げます。  決算書の132ページをお願いいたします。  款6、土木費、項、土木管理費、目、土木総務費でございます。  本費目につきましては、職員の人件費と市道境界明示や各種証明発行等の費用、並びに道路・水路の管理業務に要した費用で、ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、135ページをお願いいたします。  135ページ末尾から136ページにかけましての項2、道路橋梁及び河川費、目1、道路橋梁総務費でございます。  本費目も職員の人件費、あるいは市道用地の整理事業及び道路台帳等の整備に要した費用でございます。  事業といたしましては、市道認定路線14路線の用地整理を行うとともに、道路の新設及び改良工事によって整備いたしました市道約5キロメートルの道路台帳を整備いたしました。  次に、136ページから137ページの目2、道路橋梁維持費でございます。  本費目は、生活基盤となる市道の安全で快適な通行を確保するため、道路諸施設の維持補修やバリアフリー歩道の整備に要した費用でございます。  事業といたしましては、137ページの成果欄にございますとおり、交通安全施設の整備のほか、市内道路の維持補修工事といたしまして俵口町地内の長福寺線、高山町地内の傍示線などの路面整備を行うとともに、110カ所の舗装修繕あるいは86カ所の道路構造物等の修繕を実施いたしました。  節15、工事請負費で4,890万円余りの不用額が生じておりますが、交安施設整備費におきまして自治会、警察等からの整備要望が当初見込んでおりました本数よりも少なかったこと、あるいは道路橋梁維持費において事業計画見直し等、それから、入札等の落札率が低かったことによって不用額が生じたことが主な理由となっております。  次に、137ページ下段から139ページにかけましての目3、道路橋梁新設改良費でございます。  生活道路の安全で円滑な通行を確保、あるいは利便性の向上のために市道の新設改良整備に要した費用となっております。  事業といたしましては、138ページの成果欄にございますように、あすか野地内の小明上線の歩道整備、小平尾町地内の小平尾西谷線などの市道拡幅改良を実施いたしました。  節13、委託料で1,320万余りの不用額につきましては、有里藤尾線につきまして、計画線形の協議が調わず、測量設計の業務に着手しなかったことのほか、入札による落札率が低かったことによるものでございます。  節15の工事請負費で1,250万余りの不用額につきましては、大登藤尾線支線3号の道路改良工事に伴う用地交渉が難航し、用地確保ができず、工事着手に至らなかったこと、あるいはその他の工事での落札差額が不用額となっております。  節17の公有財産購入費の不用額2,460万円余りにつきましては、高山北田原線道路改良工事に伴います用地交渉が難航して契約に至らなかったほか、地価の下落による買収価格の低下あるいは工事範囲の縮小によりまして買収面積が減少したことによるものでございます。  次に、139ページをお願いします。目4の河川費でございます。  本費目につきましては、市の管理いたします河川・水路、道路排水施設等の維持管理・整備に要した費用でございます。  事業といたしましては、洪水ハザードマップの作成を全戸配布したほか、市内55カ所の河川・水路の清掃、高山町地内や新生駒台地内等、市内約10カ所の水路等の改修整備を行いました。  節15、工事請負費におきまして2,080万余りの不用額につきましては、入札の落札差額によるものでございます。  次に、141ページをお願いいたします。  項3、都市計画費、目2、街路事業費でございます。  本費目は都市計画街路事業に係る職員の給与、事業用地の取得並びに道路整備に要した費用となっております。  事業といたしましては、谷田大路線、松ヶ丘通り線、元町菜畑線、駅前東線の道路改良を実施するとともに、各路線の拡幅用地といたしまして合計230平方メートルの用地買収と4件の物件移転補償を行いました。  節13、委託料で約1,130万余り、節15で工事請負費で約1,970万余り、節17、公有財産購入費で約6,320万余り、節22、補償補てん及び賠償金で1億3,700万円余りの不用額が生じておりますが、これにつきましては、松ヶ丘通り線街路整備事業において地権者との用地交渉が難航し、契約に至らなかったために公有財産購入費及び物件移転補償に不用額が生じるとともに、これに伴いまして予定区間の工事着手ができず、工事請負費で不用額が生じたものでございます。  少し飛びまして、145ページ下段をお願いいたします。  145ページ下段から146ページにかけましては、項4、住宅費でございます。  目1、住宅事業費でございますが、市内4カ所の市営住宅の設備等の修繕に係る維持管理費及び特定優良賃貸住宅事業者への家賃減額助成に係る費用でございます。ほぼ予定どおりの執行となっております。  最後に、大きく飛びまして、182ページをお願い申し上げます。  款9、災害復旧費、項1、土木災害復旧費、目1、現年度道路河川災害復旧費でございます。  昨年梅雨期の集中豪雨に伴いまして上町地内の西向河原線支線7号の道路法面が崩壊いたしまして、災害普及工事を1件実施いたしました。幸い、人家等への被害はございませんでした。  以上、簡単ではございますが、建設部の所管に係ります説明とさせていただきます。ご審査の方、よろしくお願い申し上げます。 820 ◯委員長(山田正弘君) 続きまして、佐和都市整備部・開発部長から説明を受けます。 821 ◯都市整備部長兼開発部長(佐和正朗君) それでは、続きまして、都市整備部の所管に係る費目につきましてご説明申し上げます。  まず、134ページから135ページにかけての款6、土木費、項1、土木管理費、目2の建築指導費についてでございます。  この費目につきましては、関係職員の人件費と、特定行政庁として建築基準法に基づく建築確認事務や各種許認可事務等に要した経費及び建築審査会の運営に要した経費が主なものでございます。  なお、平成20年度におきましては、生駒市耐震改修促進計画を推進するため、従来、木造住宅を対象としておりました耐震改修補助事業をすべての構造の住宅に拡大し、更なる既存住宅の耐震化を図るとともに、耐震診断等の補助事業やリフォームについての住宅相談などを実施し、建築物の安全性の向上に努めました。  続きまして、少し飛びまして、139ページから141ページにかけての項3、都市計画費、目1の都市計画総務費についてでございますが、この費目につきましては、関係職員の人件費と都市計画審議会の運営に要した経費、また、本市のまちづくりや景観施策の基本的な方針となります都市計画マスタープラン及び景観計画の策定に向けて、平成20年度から3カ年の債務負担行為を設定し、着手いたしておりますが、その業務に要する経費が主なものでございます。  続きまして、142ページから144ページにかけましての目3の公園整備費につきましては、関係職員の人件費や公園、緑地、街路樹及び生駒山麓公園の維持管理に要した経費を始め、花のまちづくりセンターふろーらむでの講習会及びイベント等の管理運営並びに市民の緑化意識を高めるコンテストの開催等に要した経費や、緑の市民委員会の開催並びに市民の交流や情報交換の場である市民サロンの運営に要した経費であります。また、地域住民が主体になり、使いやすい公園に再整備するためのコミュニティパーク事業を始め市内各公園の整備に要した経費が主なものでございます。  なお、節13、委託料の1,800万円余りの不用額につきましては、公園遊具の安全点検委託及び公園街路樹等維持管理委託について入札により落札差額が生じたものが主なものでございます。  また、節15の工事請負費の3,300万円余りの不用額につきましては、国の遊具の安全確保に関する指針策定が遅れたため、当初予定していた遊具の塗装、設置等の工事に着手できなかったこと、及び野外活動センター改修工事を始めとする山麓公園内の改修工事等の施工方法の見直しを行ったことによる減額が主なものでございます。
     続きまして、144ページから145ページにかけての目4、生駒山麓公園ふれあいセンター費ですが、この費目につきましては、ふれあいセンターの管理をふれあい振興財団に委託いたしました経費、また、親子の触れ合いや子どもの地域間交流等を深める文化振興事業に対し補助を行った経費が主なものでございます。  なお、節13、委託料の3,800万円余りの不用額につきましては、浴場・プールの営業時間の短縮等により、ふれあいセンター管理業務の委託料が減少したことが主なものでございます。  以上が、都市整備部の所管に係るものでございます。  続きまして、開発部の所管に係る費目につきましてご説明申し上げます。  同じく145ページをお願いいたします。  目5、北部地域整備促進事業費の負担金補助及び交付金につきましては、学研高山地区第2工区について、奈良県、都市再生機構、生駒市の3者で構成するプロジェクトチームにおいて事業実現の可能性の検討を行っているところですが、奈良県が行った調査費用の一部につき応分の負担をしたものでございます。また、北部地域整備促進基金の積立てでございますが、市北部地域の整備に必要な資金を確保し、計画的なまちづくりを推進するため、基金運用に伴う利息の積立てを行ったものでございます。  次に、目6、生駒駅前市街地再開発事業費につきましては、生駒駅前北口第二地区市街地再開発事業の施行に必要な資金を確保するため、生駒駅前市街地再開発事業促進基金の設置管理及び処分に関する条例を廃止し、新たに設置いたしました生駒駅前北口第二地区再開発基金へ11億2,300万円の積立てを行いますとともに、再開発事業の執行に要する財源の一部として一般会計から生駒駅前市街地再開発事業特別会計へ1億2,657万4,000円の繰出しを行ったものであります。  なお、繰出金の不用額につきましては、支障物件の除去の遅れ等により事業が施行できなかったことや用地の一部の買収を保留したこと等により生じたものでございます。  以上でございます。どうかよろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 822 ◯委員長(山田正弘君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。福中委員。 823 ◯委員(福中眞美君) 138ページ。高山北田原線道路改修事業の件で、先ほどのご説明で用地買収交渉がうまくいかなかったというような形で不用額が出ているという説明があったというふうに思うんですけれど、その辺、もう少し詳しく教えていただけますでしょうか。 824 ◯委員長(山田正弘君) 大植課長。 825 ◯土木課長(大植康弘君) 高山北田原線、1工区、2工区と20年度は予定しておりまして、2工区の方の用地交渉がまとまらなかったということで不用額が出ております。  場所でございますが、生駒市北田原町のちょうど関西発條製作所というところがあるんですけども、それの西側でございます。  企業誘致のプロジェクトの方で素案を練り直していただきまして、仮称でございますが、南北線の計画に重複する路線でございますので、そのときに合わせて、また計画していきたいと考えております。 826 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 827 ◯委員(福中眞美君) 南北線を本当に期待しているんですけれども、工業団地ということで、本当に車の方もかなり多くて、交渉は大変だと思うんですけど、朝夕通勤時間はかなりの渋滞が起こっております。私、事務所もそこら辺に、工業団地の中にあるんですけれども、今もガードレールがへっこんだ状態で、まあ、ガードレールはかなりへこんでいますけど、よく川に落ちなくてよかったなという状態に今あります。  交渉事なので大変だというふうには思うんですけれども、安全性、利便性、また、南北線ができれば、163に出るのと163から168を通って工業団地に入る入り口なんですけど、どちらも右折をするときに、朝夕はかなり込んで信号が変わっても進めないという状況が続いているんですけど、そういうような状態がこの南北線ができることによってかなり解消できるというふうに考えていらっしゃるのかどうかということでお伺いできますか。 828 ◯委員長(山田正弘君) 松本部長。 829 ◯建設部長(松本安嘉君) 今、委員さんのおっしゃいますとおり、私どもとしましては企業誘致を促進するために、特に今ご指摘の高山北田原線の西から入ってくることでしか、大型車両は入れません。この状態でございますので、この南北線が開通することによって大型車が1周ラウンドして周回できるようになると、こういうふうに考えていますので、万が一、今の穴虫川に沿った道路等での渋滞については163から直接入っていけるような形になるのかなと、かように思っていまして、この南北線については非常に効果があるというふうに考えております。 830 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 831 ◯委員(福中眞美君) 今、南北線がきっちりできるようになったら渋滞もかなり無くなるというふうにおっしゃっていましたので私もそれを期待したいというふうに思うんですけど、交渉なので大変だというふうに思いますけれど、これ、本当に今、ひどい状態が朝夕続いているということで、きっちりやっていっていただきたい、頑張っていただきたいというふうにお願いしておきます。  もう1点だけ。 832 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 833 ◯委員(福中眞美君) 143ページのコミュニティパーク事業についてちょっとお伺いしたいんですけれども、これで見ますと、委託料が210万円と、コミュニティパーク整備工事ということで618万300円というふうに上がっているというふうに思うんですけれど、このコミュニティパーク事業委託料というのはどのような形の委託をされているのかというのを少し教えていただけますか。 834 ◯委員長(山田正弘君) 高橋課長。 835 ◯みどり推進課長(高橋一之君) ワークショップをやらせていただいておるんですけども、そのワークショップを企画運営していただくための費用という形でございます。その会で発言を促したり話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりするファシリテーターという方がいらっしゃいまして、その方がワークショップをまとめていただくという形になっております。 836 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 837 ◯委員(福中眞美君) 今、委託先にはファシリテーターですか、企画運営をお願いしているということなんですけど、この事業については何度も私の方も質問させていただいて、評価もすごくしている、高く評価しているんですけれど、今、ワークショップと言うか、このコミュニティパーク事業をされて何年になりますかね。 838 ◯委員長(山田正弘君) 高橋課長。 839 ◯みどり推進課長(高橋一之君) 平成17年度から始めさせていただいております。4年です。 840 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 841 ◯委員(福中眞美君) 今お伺いしたら4年ということで、いろんな地域で、うちも今させていただいているんですけど、住民も一緒になって、地域住民の交流も含めてワークショップに参加させていただいていて、その中から、前もちょっとお願いと言うか、提案させていただいたんですけれども、住民の方が、今委託しているような仕事、企画運営にかかわっていって、そして、今は210万かかっているけれども、これを少しずつでも減らしていくような取組を考えてもらえませんかということをお願いしていたんですけど、その件、どうなっているか、教えていただけますか。 842 ◯委員長(山田正弘君) 高橋課長。 843 ◯みどり推進課長(高橋一之君) その件につきましては、今までコミュニティパーク事業が終わっております光陽台、壱分南、そして壱分東自治会の方で、一度コミュニティパーク事業をやった結果を持ち寄るような形で話し合っていただきまして、新しいワークショップをやる方で、成果なり進め方なりを一度発表してもらう機会をつくっていきたいなと思っておるところなんですが、まだ今のところ実現はしておりません。東生駒北第1公園が今年のワークショップの対象の公園なんですが、そこでも一度試みようとは思っているんですが、まだ詰めの話はしておりません。 844 ◯委員長(山田正弘君) 福中委員。 845 ◯委員(福中眞美君) できたら市民参加で進めていただきたいなというふうに思います。これ、結構お金がかかる事業なので、長くやっていただくためにも、市民参加という点でも、是非その点、頑張っていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしておきます。以上です。 846 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。宮内委員。 847 ◯委員(宮内正厳君) ちょっと軽微な問題であるかも分かりませんけども、カーブミラーの件なんですけど、市民の方がカーブミラーを付けていただきたいということで要望されるといった場合、市の方からは自治会等を基本的には通していただいたら有り難いというふうなお話があるということなんですけども、これはやっぱり自治会を通さないとそれはできないものだというふうに理解していいんでしょうか。 848 ◯委員長(山田正弘君) 大植課長。 849 ◯土木課長(大植康弘君) カーブミラーにつきましては、やはり隣接又は沿道の方々、多分お住まいのところが多いと思うんですけども、やはり家の映り込み、また、防犯上とか、いろんな面で懸念される方がおられます。ということで、できましたら、そういう班やったら班の中で、「ここに必要やねんけども」ということで「ここに付けさせてもろうてもいいですか」というふうな、交渉事と言うたら怒られますけども、ちょっと根回ししていただいて、要望していただいたらスムーズに事が運ぶかなと思っております。 850 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 851 ◯委員(宮内正厳君) つまり、手順を踏むのに自治会を通した方がよりスムーズにいく可能性があると。個人で行っても、それは、つまり自治会が絶対条件ではないというふうに理解してよろしいんでしょうか。 852 ◯委員長(山田正弘君) 大植課長。 853 ◯土木課長(大植康弘君) それは当然、自治会に入っておられない場合もございますから、絶対条件ではないとは思いますけども、やはりお使いになられる方というのはその付近の方が多いと思いますので、できればそういう、地区の合意形成が図れた方がいいかなと思っております。 854 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 855 ◯委員(宮内正厳君) それは、つまり欲しいと思われる方が、例えば自治会の会員ではないと、また、その地域に自治会がないとか、いろんな諸条件があると思うんですけど、自分で住民合意と言うのか、根回しと言うのか、やってきなさいということですか。それとも、それは、要望すれば生駒市がそれなりの準備をしていただけるということか、どっちに理解したらいいんでしょうか。 856 ◯委員長(山田正弘君) 大植課長。 857 ◯土木課長(大植康弘君) 市の職員が行きましても、なかなかいい返事がもらえない場合がございますので、できましたら、これはお願い事ですけども、地元の方でそういう合意形成を図っていただけたら有り難いと思います。 858 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 859 ◯委員(宮内正厳君) なかなか、個人個人が親しい間柄であればいいんだけども、そうではない場合も想定されるということもあるとは思うんですね。個人で一定の準備はできても、あと、行政の知恵も力も借りたいといった場合は、その辺では一定の力添えはしていただけるものなんですか。 860 ◯委員長(山田正弘君) 大植課長。 861 ◯土木課長(大植康弘君) そういうカーブミラーの設置が必要やという箇所につきましては、当然そういうお助けもさせていただけるつもりではおりますけども。 862 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 863 ◯委員(宮内正厳君) それと、ページでいったら145ページの北部地域整備促進事業で、第2工区のことを書かれてあるんですけども、中間とりまとめを2月に公表したということなんですけど、これ、うちの上原議員も、それから浜田議員も9月議会で取り上げている中身でもあるんですけども、1点だけ、本当はたくさんあるんだけども、1点ちょっとお聞かせ願いたいことがあるんです。  その資料をめくっておったんですけど、人口計画と言うんですか、結局この計画は何人の人口がはり付くのかというところなんですけども、資料をめくっておってもなかなか出てこないですね。その辺、ちょっと教えてもろうたら有り難いんですけども。 864 ◯委員長(山田正弘君) 佐和部長。 865 ◯都市整備部長兼開発部長(佐和正朗君) 人口規模につきましては、今、7,000名を想定しております。 866 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 867 ◯委員(宮内正厳君) それで、この事業がどうなるかというのはこれからの諸般の事情によっては変化もあり得るということなんですけども、実は、ちょっと私、近隣の自治会の調査をしてみたんです。人口動態ですね。ほんで、一番可能性のある北大和、それから真弓、真弓南を中心に、ここ10年間の人口動態等を調べてみたんです。平成18年3月に京阪奈新線が開通しているということで、開通する前と開通した以降は大きく変わるのかなと、私は一定期待しながら見ておったんですけど、世帯数でいったら北大和が17年で1,111世帯、開通した18年が1,139、21年10月1日現在、これが1,211、72世帯増なんです。真弓も調べてみました。結論から言うと、18年、4年間で28世帯が増だと。人口も調べてみたんです。北大和が86人の増。真弓は107人の減。減なんですよ。  つまり、第2工区の計画が7,000人の人口計画を持っておられるということなんだけども、直近の自治会の人口推移、世帯推移等を見ましたら、残念ながら真弓に至ってはマイナス107人。私の計算間違いがあるかも分からないので念のために調べてもろうたらいいと思うんですけど、3,050に対して21年が2,943ですから、ほぼ間違いない数字かとは思うんですけど。こういう、京阪奈新線が開通してから以降も人口が減少している地域、それも合わせて、言わば微増ですわ。そういう状態の中で、第2工区が7,000人の人口の計画を持ってやられるというのは、これは実際上、売れる可能性と言うのか、逆に言えば、成功する可能性は極めて薄い状況にあるのではないかというふうに私は考えておるんです。  これからどうなるのか分かりませんけど、それをちょっと理事に聞きたいんですけども、夏ごろにPT案がまとまるという話があったんですけども、どうなっています。 868 ◯委員長(山田正弘君) 坂本理事。 869 ◯理事(坂本好司君) 夏に取りまとめをさせていただくという形で中間とりまとめで報告をさせていただいたんですけども、今現在、奈良県とURと本市の3者で、県から提案された取りまとめの素案を調整、協議をしているところでございます。 870 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 871 ◯委員(宮内正厳君) 夏ごろにそれが出ると。今、夏ではないですよね。晩秋と言うのか、2カ月か3カ月か知りませんけども、延びていますわね。何か延びた理由はありますの。 872 ◯委員長(山田正弘君) 坂本理事。 873 ◯理事(坂本好司君) それぞれの今後の事業認可に向けた調査に着手するかどうかの判断を夏ごろにするということだったんですけども、その中で、3者の役割の分担とか、あるいは費用の負担について、その他もろもろの事項がございますが、そういうのを中心にした調整がまだ整っていないということでございます。 874 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 875 ◯委員(宮内正厳君) 役割分担並びに費用分担、それから、計画にしておる大学誘致の問題であるとかもろもろの問題が、新聞報道等々を見れば、一方ではなかなか難しい状況にもあるだろうと。費用分担についても、当然、県は1兆円余りの財政赤字を抱えているということで言えば、県の立場からすれば、一定、県よりも財政的に余裕のある生駒市で応分の負担以上のご意見もあろうかと思うんですけど、これ、大体いつごろまとまる予定なんですか。 876 ◯委員長(山田正弘君) 坂本理事。 877 ◯理事(坂本好司君) 年内に何とか取りまとめをしたいというのが奈良県の意向でございます。 878 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 879 ◯委員(宮内正厳君) まとめるために、生駒市も役割分担と費用分担については精力的に話合いをしていると。これは週1やったかな、会議というのは。 880 ◯委員長(山田正弘君) 坂本理事。 881 ◯理事(坂本好司君) 事務方で検討しますのは定期的にいついつじゃなしに、それぞれの課題ごとに、課題をそれぞれ3者がまとめてきたら、その都度に協議をする、そういうことでございます。 882 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 883 ◯委員(宮内正厳君) これだけ延びているということは、逆に言えば、なかなか調整が難しいという背景があるのではないかと私は推測しているということです。出たら、またその詳細を教えていただいて、その辺について私も勉強していきたいというふうに思っております。以上です。 884 ◯委員長(山田正弘君) 山下市長。 885 ◯市長(山下 真君) また、言わずもがなかもしれないんですけども、先ほど、北大和と真弓のことをおっしゃられましたけれども、ここが開発されたのは大分古い時代でございました。特に真弓は昭和50年代ではなかったかと思いますが、北大和はそれよりもっと新しいわけですけれども、一度、白庭台、それから西白庭台、上町台、美鹿の台、この辺の最近開発されたところの人口の伸びも調べていただいた方が、より公正公平な判断ができるのではないかと思っておるところでございますし、私のうろ覚えですけど、たしか平成15年ごろに11万5,000ぐらいで、今、12万ぐらいなので、五、六年で5,000人ぐらい増えていますので、7,000人ということも、もちろん少子化の時代ですから、それは厳しい面もあろうかとは思いますけれども、やはり大阪中心部へのダイレクトアクセス、コスモスクエアまで1本で行けるということでございますし、また、府庁がそこに移れば、またそういう違う効果もあるのかもしれませんし、やっぱりけいはんな線沿線というのは非常に有望な場所ではないかなと思っております。 886 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 887 ◯委員(宮内正厳君) 私も真弓の第1次開発、2次開発、3次開発、北大和の土地区画整理事業、いつから始まったのかということで、それぞれの入居開始年次、行政から資料をいただきました。計画戸数もいただいております。それは承知した中身であります。  それと、私、なぜ北大和と真弓を選んだのかというのは、やっぱり直近のところなんですね。直近のところということで言えば、その開発の度合いがどうなって、入居状態がどうなっているかというのは一番大事ではないかなということで、もちろん真弓以外、白庭台も西白庭台も調べてみました。そこのところは、今言ったここの3地区に比べて人口は増加しているのは事実であります。それも当然調べております。ただ、今言ったように、学研第2工区という地域性から考えたら、そこの人口増よりも、今言った地域の方がより正確な推移が見れるのではないかということで話をさせていただいたということです。以上でございます。 888 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。井上委員。 889 ◯委員(井上 清君) 140ページ、都市計画調査策定事業費で、「都市計画マスタープランの改定と景観計画の策定を行うため、庁内検討委員会を設置し、市民アンケート等を実施した」とありますが、庁内検討委員会のメンバー構成をちょっと聞きたいのと、それから、市民アンケートの実施はどのような意見、要望があったのか、成果欄にないので、ちょっと教えてください。 890 ◯委員長(山田正弘君) 森本次長。 891 ◯都市整備部次長兼都市計画課長(森本明夫君) 都市計画マスタープランと景観計画についてでございます。  庁内検討委員会ということで、20年度から3カ年かけて作成してまいりたいと考えております。20年度におきましては、庁内検討委員会としまして、関係部署、部課長始め19名の委員で構成しております。  市民意識調査の方につきましては、20年度に実施させていただき、6月2日のホームページ等でその結果等、課題等も掲載させていただいております。主に市全体のまちづくりに対するご意見、交通施設、公園、現状の認識、土地利用等についてお伺いしている状況でございます。  詳しくは、またその辺についてホームページ等を見ていただいたら分かると思います。  それと、各策定委員会、専門部会につきましても、終了後、議事録及び経過報告並びに市民の方の意見等があればということで、ホームページ等に掲載させていただいておりますので、よろしくお願いします。 892 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 893 ◯委員(井上 清君) そしたら、3カ年でということなので、これまでのマスタープラン、どのように総括されたのか、教えてほしいです。 894 ◯委員長(山田正弘君) 森本次長。 895 ◯都市整備部次長兼都市計画課長(森本明夫君) マスタープランにつきましては、策定委員会におきまして、現マスタープランの結果等について庁内委員会の検討も含めて、今、検討しております。課題等の抽出、将来のまちづくり構想についても策定委員会及び、今現在、専門部会の方に移行しておりますので、専門部会の方で更に現マスタープランの状況、将来の計画を踏まえて、今、検討しておる状況でございます。 896 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 897 ◯委員(井上 清君) 次、決算書の143ページ、都市公園、公園整備の緑化推進事業だと思うんですけども、新規事業として緑の保全現況調査がありますけども、成果欄がないんですけど、どのような結果だったでしょうか。  また、その中で緑被面積とか緑地面積、どれぐらいあったのでしょうか。
    898 ◯委員長(山田正弘君) 高橋課長。 899 ◯みどり推進課長(高橋一之君) 前回、平成11年度に緑の現況調査をさせていただいておりまして、今回させていただいて分かったことを申させていただきますと、本市の緑被面積は3,266ヘクタール、市全体の60.7%でございます。市街化区域では753ヘクタール、市街化区域の35%となっております。また、調整区域については2,473ヘクタールで77.4%という調査結果が出ております。 900 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 901 ◯委員(井上 清君) 公園整備とも関係するのかもしれませんけども、私、以前、12年前ですから平成8年ぐらいですけども、一般質問したんですけども、生駒の私たちの身近なところにある公園の数というのを、皆さん、ご存じないと思うんですけども、一般質問のデータでいきますと、生駒市における自然公園の指定面積は市の総面積の、当時は13.1%を占めており、生駒市が管理する総合公園や地区公園、近隣公園、街区公園、都市緑地や緑道、広場などの都市公園が、その当時は297カ所あって、総面積132ヘクタールで、市民1人当たり11.5平方メートルで、それは日本全国693都市ランキングで124位の上位でした。また、都市公園数においては、当時ですけども、3,252の市区町村のうち生駒市は実に12位ということで、私たちの身近なところに公共空間、コミュニティ空間がたくさんあると、そういうことがあったんです。3,252ある中で実に12位というずば抜けて、身近なところにそれだけ公園がたくさんあるということのまちの特徴というものをやっぱりもっとPRしていただきたいなと思いますけども、現在、1人当たりの面積はどれぐらいになっているんでしょうか、公園の数は341と増えているのは承知していますけども。 902 ◯委員長(山田正弘君) 高橋課長。 903 ◯みどり推進課長(高橋一之君) 12.84平方メートルになっております。 904 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 905 ◯委員(井上 清君) 緑の基本計画には都市公園などの整備目標を掲げていますが、その進ちょく状況も教えてください。 906 ◯委員長(山田正弘君) 高橋課長。 907 ◯みどり推進課長(高橋一之君) どの点を言わせていただいたらよろしいんでしょうか。大きく、市民緑地とかということでお尋ねなんでしょうか。大き過ぎてちょっと、どう答えていいのか分かりません、すみません。 908 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 909 ◯委員(井上 清君) そしたら結構です。次。 910 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 911 ◯委員(井上 清君) そしたら、次、143ページの花のまちづくりセンター管理費なんですけども、花と緑の景観まちづくりコンテストの開催とか、同じく花と緑のわがまちづくり助成制度、いずれも新規事業ですが、その成果をもう少し詳しく教えてください。 912 ◯委員長(山田正弘君) 川邊所長。 913 ◯花のまちづくりセンター所長(川邊喜平君) 花と緑の景観まちづくりコンテストにおきましては、20年度、新規事業として初めてやらせてもろうたんですが、34件の応募がございました。  それと、花と緑のわがまちづくり助成制度におきましては、助成させていただいた団体が74団体と、そこそこあったかと思っております。以上です。 914 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 915 ◯委員(井上 清君) 花のまちづくりセンターふろーらむの管理費総額が年々減ってきているんですね。どの部分をどのように削減しているのか、事業に支障は来さないのか、教えてください。 916 ◯委員長(山田正弘君) 川邊所長。 917 ◯花のまちづくりセンター所長(川邊喜平君) 景観まちづくりコンテストでございますが、以前、19年度まではサルビアとマリーゴールドを育てていただいて、そのコンテストをやらせていただいたんですが、その資材、花、種、土、プランター、すべて市の方で助成と言うのか、買って支給しておりましたが、花を育てるというところから、今度は景観という形を持っていきまして、地域の方あるいはグループの方、あるいは学校とか企業の方が地域で花飾りをされているそのものを写真とかで出していただいて、私たち、あるいは審査委員が現地へ行って、そして、表彰させていただくと。だから、市からの資材の提供がございません。その点につきまして、大体、予算的には400万近い減ということでございます。 918 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 919 ◯委員(井上 清君) そしたら、今後の見通しとしては拡充はされないということで、現状維持でやっていくということになるんでしょうか。 920 ◯委員長(山田正弘君) 川邊所長。 921 ◯花のまちづくりセンター所長(川邊喜平君) コンテストにつきましては、やはり自分らでやっておられるところで、それをコンテストに応募していただいてやるという方法で考えております。 922 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 923 ◯委員(井上 清君) 緑の基本計画や緑の保全に関連してお尋ねします。  生駒市緑の基本計画の中に、これらの樹木は自然系資源であり、景観構成要素として環境保全系統緑地として、また、地域に親しまれてきた杜さんや巨樹、巨木は関係者の理解を得て歴史の森や保護樹林、保護樹木に登録するとあります。現在までの取組、進ちょく状況を教えてください。 924 ◯委員長(山田正弘君) 高橋課長。 925 ◯みどり推進課長(高橋一之君) 保護樹林、保護樹木におきましては、現在、関係課と調整をとっておりまして、今年度、拡充をしていくつもりでおるんですが、意見がいろいろ出てまいりまして、難航と言うまでもいきませんけども、ちょっと止まっているという状態でございます。  市民の森につきましても、歴史の森につきましても、まだ制度化自体がされておりませんので、それについてもまだ進んではおりません。申し訳ございません。 926 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 927 ◯委員(井上 清君) 以前もちょっと一般質問したんですけども、緑の保全と言うのか、巨樹、巨木というところでいけば、生駒市史、ご存じだと思うんですけども、その資料編の中に巨樹、巨木、古木、老木の屋敷林や寺社林などの植物が編さんされています。市内35カ所、学術上貴重な植物として紹介され、今後、大切に保存したいものですと書かれているんですけれども、これらの樹木が現在どのような状況で、どれだけ残存しているか、ご存じでしょうか。 928 ◯委員長(山田正弘君) 高橋課長。 929 ◯みどり推進課長(高橋一之君) 樹木までは私のところ、まだつかんでおりませんけども、杜さんにつきましては36カ所、市街化区域の中にあるという確認はしております。 930 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 931 ◯委員(井上 清君) 要望しておきます。できるだけそういうことをやってください。(発言する者多し) 932 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。伊木委員。 933 ◯委員(伊木まり子君) 134ページですけども、134の6番目のアスベスト等の被害を未然に防ぐため、その分析調査に対して補助金を交付した、ここでよかったですね。2件となっていますけども、これは学校とかじゃないから民間のお家かなと思うんですけども、具体的にどのような物件に対して分析調査が行われたんでしょうか。 934 ◯委員長(山田正弘君) 石倉課長。 935 ◯建築指導課長(石倉睦弘君) これは個人の所有の建物でありまして、個人名はちょっと伏せさせていただきたいんですけども、共同住宅が2棟でございます。 936 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 937 ◯委員(伊木まり子君) ということは、マンションとかそういう共同住宅ということですね。  それで、実費というのはどれぐらいかかって、それと、どのような検査なんでしょうか。サンプルをとってきて業者に納めて、それで、白とか青とかありますよね、アスベスト、そういうものの分析ですか。 938 ◯委員長(山田正弘君) 石倉課長。 939 ◯建築指導課長(石倉睦弘君) 実費としましては、おのおの大体7万4,000円と9万5,000円ぐらいなんですけれども、調査の内容ですけども、アスベストが6種類あるんです。ちょっと今、正確な名前は言えませんのですけども、6種類ある、そのアスベストについて検体をとりまして、それを専門の分析機関に持っていって調査してもらうという内容でございます。 940 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 941 ◯委員(伊木まり子君) これは調査の補助金ということだけですけど、撤去とかになると、また補助とかが出てくるんですか。 942 ◯委員長(山田正弘君) 石倉課長。 943 ◯建築指導課長(石倉睦弘君) 現在、生駒市では撤去の補助の方はしておりません。 944 ◯委員長(山田正弘君) 伊木委員。 945 ◯委員(伊木まり子君) 去年だったと思うんですけど、生駒総合病院の解体工事のときにアスベストが出てきて、それで、調査されていたというのを聞いているんですけども、その結果とか、それが後どうなったとか、ご存じだったら教えていただきたいんですけども。 946 ◯委員長(山田正弘君) 石倉課長。 947 ◯建築指導課長(石倉睦弘君) 同じように分析機関の方に調査していただきまして、アスベストの含有があったということで、そこの部分につきましては労働基準法に基づく適正な処理で撤去したということを聞いております。 948 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。井上委員。 949 ◯委員(井上 清君) 決算に当たり、主たる成果を今お聞きしていたんですけども、成果の中で特に響くものがなかったので、部長として、所管されている事業について、20年度の決算の中で、都市整備部長として最も市民のために役立ったと考えておられる施策は何だったのか、お聞かせください。 950 ◯委員長(山田正弘君) 佐和部長。 951 ◯都市整備部長兼開発部長(佐和正朗君) 突然のお尋ねですが、私の部としましては、それぞれがそれぞれの所管の事務を一生懸命こなさせていただいておるということで、あらゆる部門でお役に立てているということで確信しております。(発言する者多し) 952 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 953 ◯委員(井上 清君) 同じく建設部長さん、お願いします。 954 ◯委員長(山田正弘君) 松本部長。 955 ◯建設部長(松本安嘉君) 私どもも、やはり道路、河川という公共物を管理していく、それで市民の皆さん方の安全と安心を図っていきたいということに努めておりますので、その部分に関しては非常に成果として、特に道路のパトロール等、あるいは補修、こういった身近な小さいところからやらせていただいていますので、それなりの成果はあると、かように思っております。 956 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 957 ◯委員(井上 清君) 今、建設部長さん、そういうお答えでしたけども。 958 ◯委員長(山田正弘君) 井上委員。 959 ◯委員(井上 清君) そしたら、市民からいろんな要望等もたくさん出てきていると思うんですけども、そういった要望に対して大体完全にできている、こたえているということでよろしいですか。 960 ◯委員長(山田正弘君) 松本部長。 961 ◯建設部長(松本安嘉君) 市民の皆様方からいただく要望については、はっきり言って千差万別でございます。やはり道路管理者、あるいは河川管理者として必要なものに精査させていただいて、限りある予算の中で今後も執行していきたいと、かように思っております。 962 ◯委員(井上 清君) ありがとうございました。(発言する者多し) 963 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 964 ◯委員長(山田正弘君) ほかに質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等はございますか。井上議員。 965 ◯委員外議員(井上充生君) 先ほど宮内委員からちょっと質問があった第2工区の件についてなんですけども、県のプロジェクトチームで年末に向けて議論がされていると。今、遅れている理由は費用負担についてのみなんですか。その辺をもうちょっと詳しく教えていただけますか。 966 ◯委員長(山田正弘君) 坂本理事。 967 ◯理事(坂本好司君) 調整しているものというのはたくさんあるんですけども、その中で重要なポイントとしては費用負担とか、あるいは役割の分担なんですけど、それ以外には、例えば大学誘致でも、今現在、具体的にどうなっているかというのは市の方から、県が中心に誘致を進めておられますので、その点についての大学誘致の状況とか、それから、大学の中で新しい大学構想みたいなものを提案されていますので、そういう中身について、具体的なそういう構想についてお聞きしたりをしております。 968 ◯委員長(山田正弘君) 井上議員。 969 ◯委員外議員(井上充生君) その都度その都度開かれているような感じなんですけども、前回、プロジェクトチームの会議が開かれたのはいつですか。 970 ◯委員長(山田正弘君) 佐和部長。 971 ◯都市整備部長兼開発部長(佐和正朗君) 前回のプロジェクトチームの日付でよろしゅうございますか。  前回のプロジェクトチームは第9回で、7月6日でございます。 972 ◯委員長(山田正弘君) 井上議員。 973 ◯委員外議員(井上充生君) 7月でしょう。その当時は8月の末に答申を出すと。7月から終わって、もう4カ月目ですよ。1回も会議が開かれていない。だから、そういう状況がちょっとよく分からないんですけども、その辺はどうなんですか。 974 ◯委員長(山田正弘君) 山下市長。 975 ◯市長(山下 真君) その7月のプロジェクトチームで、大体、論点と言いますか、それぞれの立場が大体出尽くしまして、後は非常に細かい課題についての調整ということなので、プロジェクトチームの構成メンバーは市や県の部長級以上ということでございますので、今はもうちょっと課長級なり、その辺の事務レベルで細かい調整の作業をしておるというのが実情でございます。議論すべき点が非常に多岐にわたっていますので、ある程度、細かい点で取りまとめができた上でプロジェクトで確認というような、そういう流れを念頭に置いております。 976 ◯委員長(山田正弘君) 井上議員。 977 ◯委員外議員(井上充生君) それと、以前、委員会等で地権者の意見あるいは地域の地元住民の意見、直近の自治会というのは、先ほど宮内さんが北大和とか真弓とか言われましたけども、高山であり、鹿畑であるわけなので。その意見も聞いた上で、プロジェクトチームの中で意見を反映してあげてほしいと。意見を聞きますということだったんですけども、されましたか。 978 ◯委員長(山田正弘君) 山下市長。 979 ◯市長(山下 真君) 先般、私のところに事業推進の会の役員の方が3名来られました。 980 ◯委員長(山田正弘君) 井上議員。 981 ◯委員外議員(井上充生君) 事業推進というのは、地権者の会ですよね。その後、そこの臨時総会へ行って、市からそういった意見を聞かれましたかと言うたら、そういう機会は一回も持たれていないというふうに言われていたんです。だから今お聞きしたわけで。 982 ◯委員長(山田正弘君) 山下市長。 983 ◯市長(山下 真君) そのときの面談内容は、法令遵守推進条例にのっとって既にメモにもまとめておりますけれども、その際、例えば何か防災公園を造ってほしいとか、地元としては、これはある方の意見で、会の意見ではありませんでしたけれども、新しい火葬場を受け入れる余地があるとか、そういった要望が具体的に出されましたので、そういったご意見は聞いております。 984 ◯委員長(山田正弘君) 井上議員。 985 ◯委員外議員(井上充生君) 多分、その意見聴取というのは会で了承されたものじゃないと思います。会長個人の意見か、その役員さんだけの意見か。その会としては全然そういう認識を持たれていないんです。地権者はそれとして、地域住民はいかがでしょうか。 986 ◯委員長(山田正弘君) 山下市長。 987 ◯市長(山下 真君) 我々としては地権者全員から個別に意見を聞くというのはなかなか現実的に難しいので、その会を窓口として話をさせていただいていまして、向こうから会って話をしたいという申出があれば、それを断ったことはございません。 988 ◯委員長(山田正弘君) 井上議員。 989 ◯委員外議員(井上充生君) なぜ地権者というのを言うかというと、せっかく計画が立てられても、現実問題として地権者の協力がなければ、結局、絵に描いた餅になるわけでしょう。違うんですか。その地権者の協力というのがやっぱり要るわけなんです。だから、計画をつくるときに、その意見を聞かれた上で、それを反映されていかれてはいかがですかということで言っているんです。
     だから、地権者の意見を聞きたいと言って、例えば市長なり理事からその会に要望を出されたら、多分その中で意見をまとめて持ってこられると思うんです。ただ、その表敬訪問的なところで意見を言われたから、そこで話を聞いたって、これはちょっと筋が違うんじゃないかと思います。 990 ◯委員長(山田正弘君) 山下市長。 991 ◯市長(山下 真君) 地権者の方でご意見がある方は、結構、市外の方でもタウンミーティングに来られて、いろいろ、とうとうと意見を言われるということもございました。その地権者の方のご意見は、集約すると、要するに減歩率が高過ぎると、こういうことで、もっと減歩率を下げてほしいという要望が主たる要望なんでございますけれども、以前もここでお話しさせていただいたと思いますけれども、要するに、これはバブルの後始末であって、みんなが損をしないとまとまらないものでございます。そういった観点から、地権者の皆さんにも現下の経済情勢を踏まえていただいて、当初、用地買収がなされたり、当初、開発の話が持ち上がった時点と同じ感覚でいられては、到底、我々としてもそれは受け入れられないわけでございまして、市といたしましては、仮に県、UR、市の3者の合意がまとまれば、その後、地権者の方に対する説明会等は当然開かれるものと思っておりますので、その際にご意見をお伺いすることになろうかと思いますけれども、やはりかなり高減歩を受け入れていただかないとこの事業自体は無理である、それが無理ならこの事業はできないと、そういう性質のものであると思っております。 992 ◯委員長(山田正弘君) 井上議員。 993 ◯委員外議員(井上充生君) 今、市長が言われたこと、当然、私も地権者の総会とかに呼ばれたときに申し上げています。地権者の方も、大多数はそういったことを十分理解もされておられます。そうしたところへ行かないで多分そうだろうというような感じで物を言われるのはいかがかなと。やっぱり地権者の協力なくしては事業は進まないということを前提にね。前の委員会で申し上げたときに、そういう会も持ちますということを言われたから今聞いているわけです。そうでしょう、理事。言われたでしょう。だから今聞いているわけで。 994 ◯委員長(山田正弘君) 坂本理事。 995 ◯理事(坂本好司君) この計画は3者で進めておりますので、生駒市の意向としては、極力早く地権者の方々に説明も入っていただきたいというのは県の方にも申しておりますが、今現在、県の方では3者の合意があって後に地権者等あるいは地元の自治会等に説明をしていきたいというような考えをお持ちでございます。 996 ◯委員長(山田正弘君) 井上議員。 997 ◯委員外議員(井上充生君) 地権者とか地域の住民は県とかじゃなくて、やっぱり市から、じゃ、そういう考え方があるというのであれば、そういうふうにきちっと話をされるべきじゃないかなと、そういうふうに思います。これ以上言っても仕方がないことですから。答申に期待をしています。 998 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 999 ◯委員長(山田正弘君) ほかに質疑等がないようでございますので、以上をもって議案第78号に係る都市建設委員会所管分の質疑等を終結いたします。  次に、議案第79号、平成20年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定について、佐和都市整備部長から説明を受けます。 1000 ◯都市整備部長兼開発部長(佐和正朗君) それでは、議案第79号、平成20年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算についてご説明申し上げます。187ページから189ページをお願いいたします。  この特別会計は、本市における開発行為及び中高層建築物の建築行為等について、指導要綱に基づく事業者からの公共公益施設整備協力金等及びその運用収入を公共施設整備基金に積立てをいたすものでございます。  まず、187ページの歳入でございますが、款1の財産収入につきましては、公共施設整備基金の運用利子として11万4,000円、款2の寄附金といたしまして公共公益施設整備寄附金として8,991万円を収入し、歳入決算総額は9,002万5,000円となっており、同額を188ページにございます歳出において公共施設整備基金として積立てをいたしたものでございます。その結果、公共施設整備基金の平成20年度末基金総額は9億5.799万9,000円となっております。  以上、簡単でございますが、どうかよろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 1001 ◯委員長(山田正弘君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。宮内委員。 1002 ◯委員(宮内正厳君) 指導要綱に基づく協力金だということなんですけども、これ、対象になった件数は何件あったんでしょうか。 1003 ◯委員長(山田正弘君) 上西課長。 1004 ◯開発指導課長(上西幹裕君) 予算では、4事業地を計上しておりましたが、決算では5事業地より寄附金の収入がございました。以上でございます。 1005 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1006 ◯委員(宮内正厳君) 4事業地があって、予算では組んだけども、決算では5になったと。予算的には1億円ほどで収入済みが9,000万と。1,000万の差額があるんですけど、これは何か。 1007 ◯委員長(山田正弘君) 上西課長。 1008 ◯開発指導課長(上西幹裕君) これにつきましては、事業者より公共公益施設協力金の減額の申出がございました。それで、やむを得ないと判断したことにより、その差が出ておるわけでございます。以上でございます。 1009 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1010 ◯委員(宮内正厳君) この会計は、私は必要な会計だと思っていますので。以上です。結構です。 1011 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 1012 ◯委員長(山田正弘君) ほかに質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1013 ◯委員長(山田正弘君) 質疑等はないようでございますので、以上をもって議案第79号に係る質疑等を終結いたします。  最後に、議案第80号、平成20年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認定について、佐和開発部長から説明を受けます。佐和開発部長。 1014 ◯都市整備部長兼開発部長(佐和正朗君) 平成20年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算についてでございますが、ご説明申し上げます前に、おわびと訂正がございます。決算書の192ページをお願いいたします。  施策の成果等の欄において、生駒駅前北口第二地区等市街地再開発事業費の2、用地取得、2件、「A=47.13m2」とありますが、この「47.13m2」を「16.19m2」に訂正をお願いいたします。用地取得面積の記載を間違え、議員の皆様にご迷惑をお掛けしたことをおわび申し上げますとともに、今後はこのような間違いがないよう注意いたしますので、よろしくご理解賜りますよう、お願い申し上げます。  それでは、改めまして、議案第80号、平成20年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算についてご説明いたします。  まず、191ページの歳入からご説明申し上げます。  款1、繰入金1億2,657万4,000円は一般会計からの繰入金で、款2、諸収入、項1、雑入1,052万9,000円は仮設店舗家賃収入等でございます。款3、繰越金297万1,000円は平成19年度の事業である市道北新町線歩道整備工事におきまして支障物件の除去が遅れたため、契約額の一部を平成20年度に繰越ししましたが、その財源でございます。  以上、歳入合計は1億4,007万5,000円となっております。  次に、192ページから194ページをお願いいたします。  歳出についてご説明申し上げます。  款1、事業費7,982万円は生駒駅前北口の市街地再開発事業に要した経費でございます。生駒駅前北口第二地区市街地再開発事業は、平成20年6月に準備組合が地元地権者等により設立され、民間の資本や能力等を活用し、円滑な事業実施を行うための事業協力者が本年4月に決定されました。生駒市は、地権者の一員でもあり、公共性の高い市街地再開発事業を行う準備組合に対して積極的に指導、助言を行うとともに、迷惑駐輪対策のため、旧開発部事務所跡地に自転車駐車場を誘致し、また、歩行者の安全確保のため、暫定歩道の整備を行いました。  なお、節15の工事請負費で625万9,000円の不用額が生じておりますのは、工事の入札執行による落札差額が生じたこと、支障物件の除去が年度末になり、市道北新町線歩道整備工事の施工ができなかったために生じたものでございます。また、節17、公有財産購入費で842万8,000円の不用額が生じておりますのは、松ヶ丘通り線街路関連用地の取得において地権者との交渉結果により、一部の買取りを保留したために生じております。  次に、款2、公債費6,025万4,000円につきましては、第二地区再開発事業に要しました長期債の償還元金及び利子でございます。  歳出合計は1億4,007万5,000円となっております。  以上、簡単でございますが、どうかよろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 1015 ◯委員長(山田正弘君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。宮内委員。 1016 ◯委員(宮内正厳君) 準備組合ができたのが20年の6月ごろでしたか。それで、準備組合の主たる仕事と言うんですか、大体どういうふうに理解したらいいんでしょうか。 1017 ◯委員長(山田正弘君) 上野課長。 1018 ◯地域整備課長(上野和久君) 準備組合と申しますのは、今、再開発の第二地区におきましては組合施行ということでございまして、組合を設立する前の準備期間といたしまして、現時点で準備組合設立に向けた、例えば都市計画の変更等が生じますので、その原案を、今現在、作成しているところでございます。以上です。 1019 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1020 ◯委員(宮内正厳君) 都市計画の変更等が伴うということで、具体的にはどういう仕事になるんでしょうか。 1021 ◯委員長(山田正弘君) 上野課長。 1022 ◯地域整備課長(上野和久君) 当北口第二地区の都市計画の変更でございますが、これは、知事が決定を行いまして、その原案をまず作成するということでございます。以上です。 1023 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1024 ◯委員(宮内正厳君) 例えばここの中でしたら調査設計という形で上がっていますよね。その辺で言えば、権利関係であるとか測量であるとか、そういうことも都市計画変更に伴うものの準備の一つとして準備組合がしなきゃならない仕事になるんでしょうか。 1025 ◯委員長(山田正弘君) 上野課長。 1026 ◯地域整備課長(上野和久君) もう1つ大きな目的と言いますのが、まず組合設立ということで、これは一般に公共事業の事業認可に当たりますので、それを行いますには、まず各用地等を確定しまして、どれだけの権利があるとか、工事費を計算したり、要するに資金計画、後の権利変換を行う前段の調査を準備組合で行うということでございます。 1027 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1028 ◯委員(宮内正厳君) 用地の確定というのはやっぱり権利関係ですね。具体的には土地の所有者あるいは借家人、借地人うんぬんというところの確定ということになると思うんです。どこまで進んでいるんですか。 1029 ◯委員長(山田正弘君) 上野課長。 1030 ◯地域整備課長(上野和久君) 先ほども申しましたように、これ、組合施行でございますので、準備組合で組合設立までにそういう事業を終える必要がございまして、その認可と言うか、準備組合の設立認可のときにはそういう資料が必要でございます。以上です。 1031 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1032 ◯委員(宮内正厳君) 進ちょく状況はどうなんですかということ。 1033 ◯委員長(山田正弘君) 上野課長。 1034 ◯地域整備課長(上野和久君) 現在行っておりますのは、都市計画の変更等を今年度の事業目標としておりまして、最終的な土地の確定等の業務はまだ現時点では行っておりません。ただ、地権者が現在どういうことを考えておられるかということの意向調査を今年の7月から10月ごろにおいて行っております。以上です。 1035 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1036 ◯委員(宮内正厳君) 意向調査を今されているということで聞かせていただいたんですけども、小規模な権利者もおられるというのは聞いておるんですけども、土地が小規模のため、あるいは借地人、あるいは借家人ということで、準備組合には入っておられない方も何人かいてるのではないかと聞いておるんですけど、これはどういう状況になっておるんですかね。 1037 ◯委員長(山田正弘君) 上野課長。 1038 ◯地域整備課長(上野和久君) 今、委員さんがおっしゃいました借地権を持っておられる方ということやと思うんですけども、その方は、今のところ、準備組合の方に入っていただいております。以上です。 1039 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1040 ◯委員(宮内正厳君) 入っておられない方はおらないというふうに理解していいんですか。 1041 ◯委員長(山田正弘君) 上野課長。 1042 ◯地域整備課長(上野和久君) 今、地権者の中で、全員ではございませんけども、今、借地権者、借地権を持っておられる方はすべて入っておられます。以上です。 1043 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1044 ◯委員(宮内正厳君) 先ほど言ったように、土地の所有者でも小さなところ、借家人もおられますわね。それも含めて、今言ったように準備組合には入っていない方。つまり100%入っているというふうに理解したらいいんですね、ほんなら。 1045 ◯委員長(山田正弘君) 上野課長。 1046 ◯地域整備課長(上野和久君) 100%ではございません。 1047 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1048 ◯委員(宮内正厳君) つまり、そういう方が何人かおられるかということを聞きたかったんですよ。何人おられるんですか。 1049 ◯委員長(山田正弘君) 上野課長。 1050 ◯地域整備課長(上野和久君) 今入っておられない方は1名おられます。 1051 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1052 ◯委員(宮内正厳君) 例えば準備組合に対して、またあるいは市に対して、組合に入っていない方も含めてなんですけども、土地の借地権を含めて買戻しというのは想定されるんですか。それとも、それは心配ないということで考えたらいいんでしょうか。 1053 ◯委員長(山田正弘君) 上野課長。 1054 ◯地域整備課長(上野和久君) 既に準備組合ということで事業が動き出しておりまして、組合が設立されましたら、次は権利変換という手法を使いますので、市が地区内の道路等の関係以外の土地を買う予定は、今のところはございません。以上です。 1055 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1056 ◯委員(宮内正厳君) そういう希望があっても買う予定はないということで、分かりました。  それと、過日、10月10付けの日経新聞を見たんですけど、そこでは近鉄百貨店のことが載っておって、その本店を除く12店舗について改善策の効果が現れない店舗については閉鎖を検討というふうな、日経だったんですね。10月14日付けの朝日は、百貨店協会の会長が、なかなか厳しい百貨店業界の将来性というのは縮小の方向に行くだろうと、店舗閉鎖とかうんぬん、企業のとうたも起こる可能性が大いにあるんだというふうな談話が載っておったんですけども、私、ちょっと心配したのは、なかなか厳しい状態で、この駅前再開発をするのは駅前のにぎわいをつくるというのが1つの大きな目的だと私は理解するんですけど、その点から言って、新聞紙上の話でこういうふうな厳しい意見が出ておるんですけど、特別に市から近鉄百貨店等に対して何かご意見、情報聴取と言うんですか、なんかはやっておられるんですか。 1057 ◯委員長(山田正弘君) 上野課長。 1058 ◯地域整備課長(上野和久君) 近鉄百貨店さんとは、第二地区に隣接しておりますので、当然、協議を今後していく必要があると考えておりますし、細かい話ではいろんな話もさせていただいております。  ただ、今、委員さんがおっしゃいましたような経営状況についての情報等については聞き及んでおりません。以上です。 1059 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1060 ◯委員(宮内正厳君) 私も個人的に、駅前の百貨店に電話させてもろうたんですよ。この新聞記事を見て、どうなんですかというふうに聞いたら、結論から言うと、株主等に収支報告で公表されているんですかと聞いたんです。それであれば取得もできるのかなと思って聞いたら、百貨店全体での収支報告はあるけども、個別のやつはやっていないというお話で、答えられた方は「ここ二、三年で閉鎖とかそういうあれはありませんけど、将来については分かりません」と。全くそのとおりだとは思うんですけど、近鉄百貨店の動向というのは相当注視しなきゃならない状況ではあると思うんです。協会の会長を含めて厳しい状況を一定報道もされているということなんです。
     また、今年の10月15日の朝日でマンションの契約率の悪化ということも触れられて、マンションが普及していない77年以来の低水準になっているという、こんな報道もあったということで、これ、先行きなかなか難しい問題も抱えているなと。だからと言ってこれが進まないということは私は思ってはいないんですけど、その辺も十二分に情報等を把握しながら進めなければならない事業かなというふうに思っておるんです。  そこで、市長、前にも提案させてもろうたと思う、いわゆる自治基本条例の精神に基づいて、組合は組合としてある、当然、市も6割を占めておられるということで地権者の1人として参加されておられるんですけど、それはそこで大いに議論していただいたらいいと私は思っておるんですけども、仮称ではあるんですけど、市民参加の駅前検討委員会みたいな形で、それは、今言ったように準備組合とは全然違う形で、市と市民とが駅前再開発等を含めて駅前の在り方等を検討すると言うんですか、そういうふうな中身の検討委員会を立ち上げるというのが私は大事な問題だと思っておるんですよ。その辺はどうですかね。 1061 ◯委員長(山田正弘君) 山下市長。 1062 ◯市長(山下 真君) 宮内委員に大変ご心配いただいて有り難いと思っておるんですけれども、生駒駅直結、徒歩二、三分のマンションというのは、やっぱりかなりロケーションとしてめったに出ない物件ではないかと思っております。そういった意味で、十分、マンションについては販売可能性は高いというふうに思っておりますし、今回、商業床については本当に極力減らす方向で考えております。商業床についても住居部分についても、事業協力者等が責任を持って買い取って販売していただけると、要するに組合側にリスクの残らない、そういう計画を今作っておるわけでございまして、それに従って既に動き出しておりますので、全くそれと違うものを別動体で議論するというのは市として自己矛盾に陥りますので、そういう計画そのものを見直すということはできませんけれども、宮内委員もご承知かと思いますけれども、現在、この駅前再開発第二地区の修景ワークショップというのをやっておりまして、これはデザインとか緑化とか景観、そうしたものについて市民、あるいは大学の学生さんにも入っていただいておりますけれども、34人入っていただいてやっておりまして、要するに広場とか、不特定多数の市民が多く利用される部分についてはそういう衆知を集めて、今、計画を作ろうとしておりますので、その点、ご理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。 1063 ◯委員長(山田正弘君) 宮内委員。 1064 ◯委員(宮内正厳君) やっていることは知っておるんですけど、限られた課題ですよね。私が言ったのは、基本条例が来年4月から施行されると。その精神というのは情報の共有及び公開、参画、協働の原則というのが大きな柱として据えられているということなんですね。  それで、今言ったように、もう1つは、政策の形成過程から市民参加、このこともキーワードとして言われているんです。ある意味において、市が10億円を超すような当計画では、税金の投入も含めて検討みたいな形でされている中身からすれば、今言ったような形で、組合には当然入らないかも分からないけども、市と市民との政策形成の過程から入っていただくと。そのための委員会を立ち上げるというのは決して矛盾ではないんですよ。市が60%の面積を有し、10億円余りのお金をつぎ込むと。ましてや自治基本条例の精神からいけば、私は、市長がやる気になれば十分できるというふうに理解しておるんですよ。その辺は十分、時間がありませんけども、検討の課題としてはやっぱり早急に結論も出していただいたら有り難いということで、意見として申し上げておきます。 1065 ◯委員長(山田正弘君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 1066 ◯委員長(山田正弘君) ほかに質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1067 ◯委員長(山田正弘君) 質疑等がないようでございますので、以上をもって議案第80号に係る質疑等を終結いたします。  以上をもって都市建設委員会の所管に係る決算議案に対する質疑等を終結いたします。  暫時休憩いたします。              午後5時29分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後5時35分 再開 1068 ◯委員長(山田正弘君) 休憩を解いて委員会を再開いたします。  以上をもちまして、各常任委員会単位による決算議案等に対する質疑等はすべて終了いたしました。  これより各議案ごとに採決いたしますが、審査事項1、報告第5号、平成20年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告について及び審査事項2、報告第6号、平成20年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告については承りおき願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1069 ◯委員長(山田正弘君) 次に、審査事項3、議案第78号、平成20年度生駒市一般会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第78号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」「異議あり」との声あり) 1070 ◯委員長(山田正弘君) ただ今、ご異議がございますので、起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  議案第78号については、これを認定することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 1071 ◯委員長(山田正弘君) 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第78号については認定いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1072 ◯委員長(山田正弘君) 次に、審査事項4、議案第79号、平成20年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第79号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 1073 ◯委員長(山田正弘君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第79号については認定いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1074 ◯委員長(山田正弘君) 次に、審査事項5、議案第80号、平成20年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第80号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 1075 ◯委員長(山田正弘君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第80号については認定いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1076 ◯委員長(山田正弘君) 次に、審査事項6、議案第81号、平成20年度生駒市介護保険特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第81号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 1077 ◯委員長(山田正弘君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第81号については認定いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1078 ◯委員長(山田正弘君) 次に、審査事項7、議案第82号、平成20年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第82号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」「異議あり」との声あり) 1079 ◯委員長(山田正弘君) ただ今、ご異議がございますので、起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  議案第82号については、これを認定することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 1080 ◯委員長(山田正弘君) 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第82号については認定いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1081 ◯委員長(山田正弘君) 次に、審査事項8、議案第83号、平成20年度生駒市老人保健特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第83号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 1082 ◯委員長(山田正弘君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第83号については認定いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1083 ◯委員長(山田正弘君) 次に、審査事項9、議案第84号、平成20年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第84号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」「異議あり」との声あり) 1084 ◯委員長(山田正弘君) ただ今、ご異議がございますので、起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  議案第84号については、これを認定することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 1085 ◯委員長(山田正弘君) 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第84号については認定いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1086 ◯委員長(山田正弘君) 次に、審査事項10、議案第85号、平成20年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第85号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 1087 ◯委員長(山田正弘君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第85号については認定いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1088 ◯委員長(山田正弘君) 次に、審査事項11、議案第86号、平成20年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第86号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 1089 ◯委員長(山田正弘君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第86号については認定いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1090 ◯委員長(山田正弘君) 最後に、審査事項12、議案第87号、平成20年度生駒市水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。 1091 ◯委員長(山田正弘君) お諮りいたします。
     議案第87号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 1092 ◯委員長(山田正弘君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第87号については認定いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1093 ◯委員長(山田正弘君) 以上、9月定例会から付託された決算議案等に対する審査はすべて終了いたしました。  よって、本日をもって当委員会を閉会したいと思います。  理事者におかれましては、今後も厳しい財政状況が予想されますが、審査を通じて意見等がありました内容について十分精査し、今後の行財政運営に反映されますよう要望いたします。  最後に、市長からあいさつを受けます。山下市長。 1094 ◯市長(山下 真君) 2日間の決算審査、大変お疲れ様でございました。様々な貴重なご意見をいただきまして、22年度の予算編成に反映をしてまいりたいと、あるいはまた、21年度予算の執行に反映してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  ちょっとこの場を借りて1つお願いなんでございますけれども、20年度決算の市税収入は174億円だったんですけれども、21年度、本年度の決算見込みにつきましては、リーマンショック以降の不況で税収が約4億円ほどこれより落ち込んで、170億ぐらいになるのではないかと、今、税務当局では見積りをしております。さらに、22年度については、これはまだ分からないわけでございますけれども、まだ景気回復の見通しは立っておらない状況で、この170億を更に下回るのではないかという予測をしておるわけでございます。  一方、生駒市の高齢化はどんどん進んでおりまして、医療、福祉、介護の経費の自然増というのは毎年5,000万から2億ぐらい増えていっているのが現状でございます。そうした中で、先般、予算編成の方針を庁内に出させていただいたんでございますけれども、その中で、経常経費について、22年度は21年度と比べて4%の削減ということで各部に通知をしたところでございます。今、各部長のもとでこの経常経費4%の削減ということで邁進してくれているというふうに思うわけでございますけれども、これは局長を通じて議長にもお願いをさせていただいておりまして、議会の経費につきましても、この経常経費マイナス4%について、どうかこの趣旨をご理解の上、ご協力いただきますようお願いを申し上げまして、大変せん越ですが、私のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 1095 ◯委員長(山田正弘君) あいさつは終わりました。  これにて決算審査特別委員会を閉会いたします。              午後5時43分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。             決算審査特別委員会委員長   山  田  正  弘 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....